木偶の胸の穴 | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

木偶の胸の穴
初出2006年01月14日00:39
どうして貴方達はその言葉とキモチを簡単に吐けるのだろう

俺には無かった

今はある 唯一の対象物に対してだけ

けどそれも言葉にしたとたんはじけるのだろうか

今まであったのだろうか 記憶をたどることはしない

ただ無いような気がする
いつからモノなんだろう

もうずっとモノだ

誰にもそのキモチをあげれないから
それを持てないのか

持たないからあげれないのか

でもあいつはいったなその言葉を
この穴に埋まってるものが風でとばされそうだ

おれは違う方を手に入れてしまった か
そういう詩なんて書いてたな なんだ別のそれって

満たされもしないくせに
ちょと嘲る 自分を嘲る