楽しい感情の力をもっと広めたい。と感じる。
仕事で、
毎朝朝礼がある。
私はこの朝礼が大嫌いだ。
なぜなら、
朝からやる気を大幅に削がれる朝礼だから。
特に何かトラブルがあった翌日の朝礼は
部長の口から
「気をつけてください」
「気を引き締めてください」
「緊張感が足りない」
「緊張感を持って」
だいたいこのあたりの言葉が並ぶ。
人生大半を占める毎日の仕事で、
そんなに緊張しまくっていたら
身が持たないと思うのは
言葉を真面目に受け止めすぎる私だけなのかもしれない。
とにかく
特に部長クラスの年代の人は
この、「とにかく頑張る」「とにかく気を引き締める」系の根性論的思想しかない人が多い気がする。
しかもそれで積み上げて来た実績があるから
より強固にそう思っている。
このあたりの言葉を聞くだけで
私は疲れてしまう。
気を引き締め続けなくても
普通にやれば回るシステムじゃなきゃ、
長く続かないと思うが。
例えば、
朝礼で「楽しく仕事をしましょう(笑)」とか
部長の口からは絶対出ないだろう。
楽しいこと=ふざけている
みたいなニュアンスに思っているだろうから。
「仕事をする」という行為の
エネルギーベースを
「楽しい」から持ってくると、
「仕事をする」➕「楽しい」
➡︎ ➕ ➡︎
てなって、
エネルギーのベクトルが
同じ方向向いて、
仕事の効率もきっと良くなるし
何より個人のエネルギー効率がとても良い。
消耗しないから。
反対に
「仕事をする」という行為の
エネルギーベースを
「気を引き締める」から持ってくると、
「仕事をする」➕「気を引き締める」
➡︎ ➕ ⬅︎
てなって、
エネルギーのベクトルが反対で、
真ん中で喧嘩しちゃって
力がそこで無駄に消耗して半減する。
エネルギー効率は悪いし、
「楽しい」と比べて半分くらいしか
仕事は前に進まないだろう。
(半分は進んでいるからいいのかもしれん。)
と、私は思うのだけど…。
しかも、後者は根底に恐怖がある。
きちんとやらなければ失敗する、
失敗は許されない、という恐れ。
恐れからする行為は
あまり幸せを呼ばない。(もはや定説)
失敗してもいいと口では言うのに
失敗すると目くじらを立てて怒る上司。
やっぱり失敗を恐れているじゃんかよ。
そういう私も全然仕事楽しくないんだけどね
楽しく仕事したいなーってつくづく思う。
どうやったら楽しくなるかなぁ。
少なくとも
気を引き締めてばかりいては
私は楽しくない。
エネルギーを消耗しないようなシステム、
普通の人が普通にやれば回る、
そういうやり方を考えるべきだと思うし、
問題が起こったのなら、
気を引き締める前に、
やり方やシステムを見直す方がいい。
個人のエネルギーなんてそんなムラのあるものに頼るなんて今さらナンセンスだし、
個人のエネルギーの搾取はもはやパワハラだと思う。
古い根性論は
平成までで終わりになってほしい。
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ここまで書いて最後に何だけど、
これを心屋的に言いますと、
私が一番(根性論を)そう思っている、
ということになりますかな
もしくは、
親に言いたかったことを
今再現しているのかもしれない。
真面目に、
きちんと、
普通にできないことを
責められてきたからなぁ
ちゃんとやれ、的なことを言われると
私宛の言葉じゃなかったとしても
カチンとくる。反応する。
こりゃ対父親ですな