松戸上本郷道院のブログへようこそ。
門下生向けに学科の内容を記載していきます。
教科書通りの記載を心がけつつも、門下生向けですので私の解釈や思いも所々入りますのでご容赦ください。
少林寺拳法には、「6つの特徴」があります。特長でなく特長です。ですので、良し悪しではなくキャラクターとしてのお話です。
少林寺拳法の6つの特徴
さっそくですが列挙いたします。
少林寺拳法のオリジナリティなのか
上で「特長でなく特徴だ」と書きました。
では「少林寺拳法と言えばこの特徴があり、逆にこの特徴があるのは少林寺拳法だけなのか?」と言われると答えはNOと言わざるを得ないでしょう。
「こういうことを意識して修行する団体です」というレベルの特徴であるとご理解いただければと思います。
さまざまな武道団体や宗教団体、教育団体が存在していますので、なかなか「これはうちの団体唯一であり、これがあればうちの団体だ」という排他的なものは無いものです。
6つの特徴の位置付け
拳禅一如・力愛不二は最初に来ます。
順番が大事と言いましたが、拳禅一如は「人とはどういう存在であると少林寺拳法では捉えているか」を表したものと考えてます。
人が行うものなのだから「人とは」が最初に来るのかと私は理解しています。また「少林寺拳法ではどう捉えているか」という話ですので少林寺拳法の特徴と思っています。こう書くと怪しげな話にも聞こえますが、単に「物心一元論なのか二元論なのか」という話です。
力愛不二は「求める人間像」です。「こういう人になるために少林寺拳法の修行をするんだよ」ということを言ってます。
この二つは技法体系の話ではなく「そもそも論」に近いですね。
正直個人的にはこの2つの順番が大切なのであって残りの4つはあまり順番を意識してません。
守主攻従・不殺活人・剛柔一体には、「技法的な特徴」と「精神的な特徴」があります。剛柔一体は技法寄りかな?まぁ力愛不二の「力」に相当する特徴と「愛」に相当する特徴があると考えると理解しやすいかなと考えてます。
組手主体は修行の行い方、またはそれを通じて人との接し方を示していると思っています。
多くの武道・宗教・教育団体がある中で、特徴と言いきれるものはなかなか無いと申しましたが、仮に「とは言え一番特徴っぽいものは何ですか?」と聞かれたら「組手主体」か「力愛不二」なのかと私は考えてます。
後半、多分に私見が入りました。
また時間がある時に一つ一つについて教科書的内容および私の考えを記載したいと思います。
※公式見解ではありません。
※何かご意見あればコメントいただければ幸いです。
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