身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -19ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

新年度となり、新しい生活をスタートさせている方も多いと思いますが、

そんな皆さんのために、

我孫子道院では、道場開放行事のひとつとして、

5月27日(土)に、

「防犯講座&護身術教室」を開催します。

 

 

今年は、千葉県警にもご協力いただき、
前半は、我孫子警察署の生活安全課の警察官による
「出前型防犯講話」。
後半は、少林寺拳法の拳士が教える「簡単護身術教室」の
二部制で行ないます。

 

護身というのは、技法よりも考え方、発想の方が重要な面もあるので、まずはそれを「知る」ことからはじめていただければと思います。

 

武道や武術と無縁だった方、運動が苦手という方でも大丈夫。子供や女性、年配の方にこそ体験していただきたい内容です。
 

終了後、質疑応答を兼ねた「茶礼(されい)」 = 簡単なティータイムも設ける予定です(約30分)。

 

会場は我孫子道院の専有道場(子ノ神大黒天 境内)

https://goo.gl/maps/eYtGpVjJ53D2

 

皆様のご参加をお待ちしております。

 

お申し込み・お問い合わせは、我孫子道院ホームページまで

 

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』

釈尊が最初の説法=初転法輪(しょてんぽうりん)で語られたとされる
仏教の実践的原理「四諦」「八正道」。
 

じつは釈尊、

大悟のあと、初転法輪の前に、通りがかりの出家者、ウパリに法を説いたのだが、伝えたかったことが伝わらず、その反省から四諦を考え、
「苦集滅道」の順序で、仏教の根本真理を伝えることに至ったという。

 

ゆえに、四諦は「仏教とは何か」を語るための重要なキーワードになるのだが、なかなか自分の言葉で語るのは難しい……。

 

正直得意ではないテーマなので、これまであまり法話でも取り上げてこなかったのだが、今回は少林寺拳法の柔法のひとつ、「逆小手」という技法を例に、「四諦」について説明してみた。

・龍華拳 逆小手

 

 

逆小手は、少林寺拳法の柔法で最初に習う投技になるが、
初心者はなかなか上手く投げられない。

 

逆小手ができないことは、

四諦でいえば「苦」(苦諦)にあたり、

できないのには原因がある。これが「集」(集諦 )。

原因を明らかにすればできるようになることが、「滅」(滅諦)

その具体的な方法が「道」(道諦)

なんだと説明しました。

 

このように四諦の「苦集滅道」の順序には、人に何かを伝えるときの大事な極意が凝縮されていて、日常生活にも応用できると思うので、大いに研究してもらいたいところ。

 

なお釈尊は、苦しみを「滅」するための具体的な方法として、8つの道「八正道」(はっしょうどう)を説かれています。

 

「八正道」については、また別の機会に……。

 

とりあえず、四諦の法話の備忘録として、ここに書き止めておきます。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』

4月も後半に入りましたが、今週も新しい仲間を紹介します。

 

今週、新たに我孫子道院のメンバーに加わったのは、社会人のR・Kさん。

 

少林寺拳法には25年前、高校卒業後に入門し、初段を允可後、休眠。

 

そして今回、18年ぶりに復帰・転籍(かつて修行していた道院は、別の道院)を果たしてくれました。

 

きっかけは、息子さんがこの4月から小学生になったこと。

ご自身が若い頃、熱心に学んだ少林寺拳法を、息子さんと一緒に修練したいと考えて、我孫子道院の門を叩いてくれたそうです。

(息子さんも、5月に入門!!)

 

我孫子道院では、このR・Kさんのように、カムバック拳士も大歓迎。

10年、20年と長いブランクがあってもウエルカムです。

 

はじめは戸惑ったり、ぎこちなかったりするかもしれませんが、徐々に勘を取り戻していただければOKです。

 

若い頃は鍛える拳法、ミドル世代になったら養う拳法を楽しみましょう。

 

とくに、かつての拳士が父親、母親になって、子供と一緒に復帰するのは非常に理想的だと思います。

 

「いまさら」とか「もう動けない」、「技も忘れちゃったし」などと、不安があるかもしれませんが、頭は忘れていても、身体は意外に覚えているものです。

 

実際に動き出せば、かつてはわからなかった面白さにも気づきますし、ワクワクする気持ちも戻って来るはず!?

 

何歳になっても、自分のペースで修行できるのが、少林寺拳法の長所なので、休眠中の拳士の皆さん、まずは我孫子道院に遊びに来てみてください。

 

もちろん、未経験の新入門の方も、お待ちしております。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102』

 

 

 

 

今日は我孫子市内の小学校の入学式

朝から新しいランドセルを背負った、ピカピカの一年生たちを近所で何人も見かけました。
ご入学、おめでとうございます!

 

そんなタイミングで、我孫子道院にも新しい仲間が加わりました。

 

2023年度最初の入門者は、今日から小学一年生のM・Sちゃん。

 

まだ自分の道衣が届いていないので、体験者用のレンタル道衣で記念写真。

 

今のところ新一年生の拳士は2名で、二人とも女の子!

(もう一人は四歳で入門し、すでに四級)

 

もう一人、新一年生の男の子が今月から体験入門中。

 

そして今日は道場最寄りの小学校の入学式で、在校生の拳士たちが入門勧誘のチラシを配ってくれるそうです(自主的に!)

 

まだまだ春の新入門者を募っておりますので、

新入生に限らず、大人から子供まで、

興味のある方はまず見学、体験からはじめてみませんか?

 

親切で、教え方が上手な先輩拳士が待っていますよ~

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100』

 

 

 

 

新年度最初の稽古日だった4月1日(土)、
この日は道場の外に出て、オープンエア稽古を行ないました。

 

 

道場のある子ノ神大黒天の境内は、隠れた桜の名所でもあり、
毎年この時期、少年部から一般部に上がる新中学生の卒業・進学祝いを兼ねて、「お花見稽古」を企画しています。

 

 

今年は例年より一週間ほど満開の時期が早く、

当日は少し花が散りかけ、葉桜になりかけていましたが、

天気に恵まれ、気持ちのいいお花見稽古ができました。

 

 

この日の主役、新中学生4人組には、一般部の読本と科目表を手渡しました。

中学生になると、学業、部活と忙しく、稽古と鼎立するのは難しくなるけど、七転び八起きの達磨精神で、修行を継続していくんだよ!

 

そして、午前中、みっちり屋外稽古を行なったあとは、
久しぶりのお花見阿羅漢会(ランチ会食)

大人はちょこっと、麦法の練習……

 

ランチのあとは、たっぷりレクレーションタイムも!

 

午後からは、取手南道院の近藤先生と、その息子さんのU君も遊びに来てくれました~。

いつもご来院、ありがとうございます。

 

新年度も力を合わせて、地域の少林寺拳法を盛り立てていきましょう。


 

新入門の拳士、新しい仲間も引き続き募集中です。

じつはこの日も、今月から小学校に入学する男の子と、そのお父さんが体験入門で一緒に参加!

 

まずは体験からはじめてみてください。

お問い合わせ、お待ちしております。

 

 

・追記

こちらは高校受験で休眠中だった三人組。

それぞれ志望校に合格し、先週、進路の報告に来てくれました。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』