身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -20ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

少林寺拳法では、一ヶ月ごとに入門期生をカウントしております。

その入門期生が、今月、2023年3月に入門すると、ちょうど888期に!

 

そのめでたい(?)888期として、70歳の女性が新たに入門してくれました~

 

我孫子道院の合言葉は、「いまから、ここから」

 

大人からでも、何歳からでも始められるのが少林寺拳法の魅力です。

 

今月31日まで、888期として登録できるので、

まだまだ888期の拳士を募集しております。

(4月に入門すると889期、5月に入門すると890期になるだけで、入門はいつでも可能です!)

 

この春、何か新しいことをはじめてみたい方、暖かくなって、身体を動かしたくなってきた方、一緒に少林寺拳法をはじめてみませんか?

 

まずは気軽に、見学、体験からどうぞ!

(体験入門者用のレンタル道衣も、用意してあります)

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100』

今日は、本年度最後の昇級考試を実施しました。

 

受験者は、

一級/1名、二級/1名、三級/2名、四級/2名、五級/1名、六級/1名、七級/1名の合計9名

 

受験者の熱意に応えるために、

考試員も一人ひとりをじっくり審査。

 

ここ数週間の集中稽古の成果があり、
基準点+αで合格して拳士が半数以上!

 

皆さん合格おめでとう。

 

今回の昇級を足がかりに、

合格した人だけが見える景色を眺め、

歩みを止めずに次のステップに向かって行きましょう。

 

写真は、つい先日の道場(子ノ神大黒天の境内)の桜です。

 

今度の土曜日は、昇級した各拳士の合格祝いと、

小学校を卒業した拳士の進学(少年部卒部・一般部入部)祝いを兼ねたお花見稽古も行ないます。

 

 

一週間後のお花見稽古まで、花が散らないといいな~

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102』

 

我孫子道院設立50周年記念の帰山旅

2日目も厳しいミッションが待ち受けていました。

 

・Mission8 内臓を鍛える

2日目は朝ラー(朝ラーメン)ならぬ、朝うどんからスタート!

本山近くのこがね製麺で腹ごしらえ

 

・Mission9 肚を鍛え、技を錬る

朝食後はお待ちかねの総本山少林寺へ
鎮魂行(座禅)で肚を鍛え、易筋行(技法修練)で技を錬りました。
(詳しくは、3月19日にアップした帰山合宿レポート本編「原点に帰る 道院設立50周年記念帰山」を参照)

 

・Mission10 麺授麺受

総本山少林寺での修練を終え、下山したあとは

多度津町のうどんの名店、「根っこ」へ

ここはロケーションも個性的だが、

麺も腰が強くて魅力的!

 

・Mission11 心肺機能を鍛える

最後の特訓は、丸亀城へ登城

丸亀城は、 高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」

日本百名城にも選ばれ、現存十二天守の一つでもある。

 

ここでは傾斜10度、150mの長い坂「見返り坂」を駆け上がり、心肺機能と足腰を強化!

 

本丸からは、総本山少林寺の大雁塔が彼方に見える

 

触ると良縁に恵まれる「幸運のハート石」にもタッチ

 

これで特訓メニューはすべて終了

全員揃ってミッションコンプリート!!

 

こんなに厳しい修行の旅だったにもかかわらず、

参加した拳士は、口々に「楽しかった~」「まだ帰りたくなーい」「また帰山したい~」というほど大好評。

 

次回の帰山に備え、もっと厳しく楽しいプログラムを考えておきます。

 

 

次のハードなミッションをお楽しみに~

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『115』

 

少林寺拳法の聖地、金剛禅総本山少林寺へ帰山する旅は、

数々のミッションが課せられる厳しい修行の旅でもある!

 

・Mission1

最初のミッションは早起き。

合宿初日は、朝5時30分に我孫子駅集合。

始発で成田空港に向かう。

前日金曜日は稽古日なので、通常稽古をこなしてから帰宅就寝。

もちろん遅刻は許されない。

全員、笑顔で集合場所に集ることができました。

 

・Mission2 ダッシュ

成田空港で(約2名)アクシデント発生!?

ダッシュで保安検査所、そして搭乗ゲートまでダッシュ!!

(写真はイメージです)
 

 

・Mission3 上半身を鍛える

四国入国、高松空港到着後に向かったのは、

中野うどん学校高松校

ここで本場讃岐うどんの技術を習得すべく、手打ちうどんの極意を学ぶ。

腰のあるうどんを作るために、小麦粉と格闘する約45分のトレーニング

昼食を自分の手でつくるところから帰山合宿ははじまる

 

・Mission3 下半身を鍛える

昼食後は香川県のパワースポット、こんぴらさん(金刀比羅宮)に参拝。

こんぴらさんは、参道口から本宮まで785段の石段があり、奥社まではさらに583段の石段が(計1368段!)

これで脚力、「蹴力」が一段と強化されたはず

 

 

 

 

・Mission4 陰陽両立

こんぴらさんの石段のぼりを終えたら、ちょっとご褒美

 

縁起のいい米菓子「おいり」をトッピングした和三盆ソフトクリーム

 

こちらはこんぴらさんの参道にある、「金陵の郷」
江戸時代より続く酒蔵を創業当時のまま残した資料館

 

飲と酔う……

 

Mission5 歴史を学ぶ

こんぴらさんのあとは、いよいよ少林寺拳法発祥の地、多度津町に移動。

開祖が建てた最初の道場、五畳半道場や現在の本部道院(金剛殿)、そしてJR多度津駅前のモニュメントなどを見て、歴史を学ぶ。

 

 

・Mission6 顎を鍛える

夕食は、讃岐うどんに次ぐご当地グルメ、骨付き鶏にかぶりつく。

オヤ(鳥)は歯ごたえが強く、噛み応えがあるが、旨味がたっぷり。

開祖も愛した拳士のソウルフード

 

・Mission7 寝る

翌日に備え、寝られるときに寝るのも大事なミッション

 

二日目の特訓に続く

 

 

立派な合宿のしおりもつくりました~

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『115』

我孫子道院の設立は1973年。
今年で50周年を迎えるにあたり、先週、3月11日・12日の一泊二日で拳士の心のふるさと、金剛禅総本山少林寺に帰山して参りました。

 

 

少林寺拳法は、1947年に香川県多度津町で開祖宗道臣によって創始され、各地に広まっていきました。

 

今回は道院設立50周年を記念して、その原点に帰るということで、総勢18人で少林寺拳法発祥の地を訪問。

 

まずは多度津町内にある、最初の道場、五畳半道場の見学から。

 

ここは1947年に開祖が最初に建てた自宅の一室。

この家の畳六畳(半畳分は祭壇)の部屋こそが、少林寺拳法の原点。

狭いので当時開祖は弟子をひとりずつこの部屋に通し、マン・ツー・マンの個人指導を行なっていたとのこと……。

 

この場所に来ることで、終戦直後、たったひとりで拳を主行とした新しい人づくりの道(少林寺拳法)を開創し、歩み出した開祖の志と、当時の拳士の熱意が肌で感じられたとしたらうれしいです。

 

これが帰山合宿初日のハイライト。

 

帰山合宿二日目は、現在の少林寺拳法のメッカ、総本山少林寺に。

 

 

まずは開祖霊廟に帰山の挨拶。

 

続いて本堂で鎮魂行と大澤管長の法話。

 

そして本堂と錬成道場の二つの大道場に分かれて易筋行(技術修練)

 

本部の先生方に、基本から各種技法の大事なコツまで、丁寧に教えていただきました。

 

 

このタイミング、このメンバーで、我孫子道院50周年を迎え、そして総本山少林寺に帰山できたのも、偶然ではなく、縁の力によるものでしょう。

 

何事も「体得体解」がモットーの、我々少林寺拳法の拳士ですので、

この帰山合宿体験から、「開祖の志を未来につないでいくのは自分たちなんだ」ということを自覚してもらって、より一層、身を入れて修練に励んでもらえればと思っております。

 

コロナ禍以降、最大の行事でしたが、みんなが協力してくれたおかげで無事に、そして楽しく帰山できました。

 

 

今回法縁のあった皆さんに、改めて御礼申し上げます。

また修行を積んで、本山に戻ってまいりましょう。

 

 

 

 

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『120』