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身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

 

昨日(3月1日)、

岡田准一がMCを務めるNHKの本格武道 ・武術トークバラエティ番組

「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」の第8回「護身の拳」が放映され、
少林寺拳法が大きく取り上げられました~

 

 

これまでも、香取神道流や武神館、兵法二天一流、合気道、神道夢想流杖術、大東流、甲冑兵法、伝統空手、柔道、ブラジリアン柔術、etc.が登場し、古流から比較的新しい武道まで幅広く、そしてかなりディープにその魅力を伝える内容で、注目されてきた番組でした。

 

こうした番組をきっかけに、武道武術、少林寺拳法に興味を持ってくれる人がひとりで増えてくれたらいいな、と思っております。

 

スポーツや音楽の世界だと、新たにファンになった人を

「にわか」と呼んで小馬鹿にしたり、歓迎しない風潮もありますが、それはとても残念なことです。

 

その点、少林寺拳法は新たに興味を持ってくれた人は大歓迎!

「武道武術の経験ゼロ」

「これまで武道武術になんて興味なかった」

「少林寺拳法のことをはじめて知りました」

といった人ほどウエルカムです。

 

むしろ予備知識のない人ほど、門を叩いてほしいと思っています。

 

じつは今日も夕方、NHKの「首都圏ネットワーク」で

少林寺拳法の技法を活用した、筋力に頼らない介護技術が紹介されます。 

【NHK総合】 放送日時:2023年3月2日(木)18:00~

 

「明鏡止水」とはまったく違う切り口ですが、きっかけはなんだってかまいません。

 

テレビの番組を見た、SNSで見た、口コミで、本や雑誌で……、どれもがひとつのご縁なので、思い立ったが吉日。

まずは実際に道場にいらして、見学してみてください。

(ただ今、春の長期体験入門者も募集中)

 

繰り返しになりますが、少林寺拳法は「にわか」(初心者)こそ大事にします!

 

ぜひ春から一緒に、

この深遠にして楽しい世界を歩き回りましょう。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『111

そろそろ梅の花も見頃になってきて、本格的な春が近づいてまいりました。

 

そんなこの季節、我孫子道院では、春のキャンペーンとして、

3月3日~4月29日まで長期体験入門者を募ります。

期間中、お好きなタイミングからはじめて、最長一ヶ月、少林寺拳法の稽古を体験してみてください。

 

 

いままで武道や武術に縁がなかった方、とくにスポーツの経験がないという方もウエルカム。

 

身体を整え、呼吸を整え、心を整える『行』としての少林寺拳法で、

身心をリカバリー&リフレッシュし、新年度を迎える準備をしてみてはいかがでしょう。

 

新1年生(小学校、中学校、高校、大学生)、そして新生活を迎える方を中心に、

社会人や主婦、ご年配の方でも大歓迎。

兄弟、親子、お友達同士での体験もおすすめです。

 

少林寺拳法ならではの、年齢・性別・体力・身体の固さ、運動経験などを考慮した、一人一人に合わせた修練カリキュラムを体験していただけます。

 

参加費は、無料

 

 

経験、性別、年齢 不問
(未就学児は、親子ご一緒に)

 

拳禅一如の修行を通して、自分の身体を開発し、心の健康を保ちましょう(少林寺拳法は、「護身術」であると同時に「護心術」でもあります)

 

希望者には、道衣も無料でレンタル可

 

(レンタル道衣は、数とサイズに限りがあります)

(道衣がなくても、Tシャツやジャージなど、運動しやすい服装であれば体験できます)

 

体験期間中に、「入門してみたい」と思った人は、その時点で入門していただくことは可能ですし、

2~3回体験して、残りの体験期間はキャンセル、あるいは1ヶ月間通って、入門しないというカタチでも、構いません。

入門する・しないに関わらず、一人でも多くの人に少林寺拳法を知ってもらい、触れていただくことが目的ですし、

入門するにしても、「これはいい」と納得ずくで入門していただきたいと思っているからです。

 

もしかしたら、

「少林寺拳法って、あんまりイメージが湧かない……」という方もおられるでしょう。

 

そうした方々に朗報です!

じつは、3月1日にNHKの番組で少林寺拳法が取り上げられるので、ぜひご覧になってください。

 

その番組は、岡田准一がMCを務める
「明鏡止水~武のKAMIWAZA~

護身の拳」
放送日時:2023年3月1日(水)後11:00~11:29 【NHK総合】

 

ちなみに、少林寺拳法では、拳士の入門時期がわかる、入門期生を一ヶ月ごとにカウントしており、

2023年3月に入門すると、その入門期生が

「888期」になります。
(2月の入門者は887期、4月の入門者は889期)

 

888期だからといって、とくに特典があるわけではありませんが、
末広がりの八、ゾロ目、エンジェルナンバー、ラッキーナンバーにこだわりがある人は、早めに入門をご検討いただけるといいかもしれません!?

 

いずれにせよ、

春になったら、新年度になったら、

何か新しいことをはじめてみたい、と考えている皆さん、

この機会にぜひ、少林寺拳法を体験してみてください。

拳士一同、お待ちしております。

 

お問い合わせ、お申し込みは下記HPからお気軽に。

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110

先週、バレンタインの由来にちなんだ、次のような法話をしてみました。

 

バレンタインは、3世紀のキリスト教の聖人、バレンティヌス司教の名前に由来するものだそうです。

 

当時のローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、「若者が戦争へ行きたがらないのは、故郷に残る家族や恋人と離れたくないからだ」という理由で、兵士たちの婚姻を禁止していた。

そうした中、皇帝の意向に逆らって隠れて多くの兵士たちを結婚させていたのが、バレンティヌス司教。

そのことを知った皇帝は、バレンティヌスに二度と法に背かないよう命じますが、バレンティヌスはそれにも従わなかったため、西暦269年2月14日、処刑されてしまう……。

後世の人々は、彼の勇気ある行動を讃え、愛の守護聖神「聖バレンタイン」としてまつるようになり、それが2月14日=バレンタインデーの起源とのこと。

 

ローマ帝国の皇帝に脅されても、信念を曲げず、命がけで自分が正しいと思うことを守り抜いた、バレンティヌス。

歴史に残る気骨ある人物ではないですか!

 

「今だけ、金だけ、自分だけ」という社会的風潮がはびこる昨今の日本人は、チョコなど食べている場合ではなく、バレンティヌスの爪のアカでも煎じて飲んだ方がいいのではないだろうか?

 

少林寺拳法の開祖も戦後中国から帰国し、道義も人情も廃れ、自分だけの幸せを願い、青少年の多くが将来に対する希望を失っている祖国日本の姿を見て、

「このままでは過去に輝かしい伝統を持つ日本民族もやがて骨抜きにされてしまう。

これではいけない。これからの半生を骨のある青年の育成に捧げよう」と決心されて、少林寺拳法を創始された。

 

少林寺拳法の修行を通じ、権力にも媚びず、お金にもなびかない、

真の強さと、芯の強さと、心の強さを求めていこうではありませんか。

 

今こそイエスマン化にストップをかけて、反骨精神を取り戻さないと、日本を取り巻くダウンフォースに歯止めがかからなくなってしまうぞ、と!

 

今回の法話の骨子はこんなところです。

 

 

というわけで、自称 硬骨漢のワタシは、甘いチョコの誘惑にも負けませんでした(嘘)

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』

2月5日、我孫子道院の恒例となっている

拳士会主催の冬季雪上鍛錬に行ってきました。

 

舞台は今年も新潟県 湯沢パークスキー場

 

スキーは、重心移動、八方目、動線の読み、間合い、
寒い中そしてヒヤッとするような場面でも、身体を固めず、むしろ弛緩させることなど、拳法の稽古に通じる要素がたくさんある。

 

そうした稽古で培ってきた本質力を、楽しみながら試すのが、

この冬季雪上鍛錬の大きな狙い。

 

 

自然のなかで、身体を使って思いっきり遊んで、魂を解放させるという意味では、まさに動禅!

 

美味しいものを食べて、滑って、美味しいものを食べて、滑って、上杉謙信も三国峠越えの疲れを癒やしたとされる天然温泉に浸かって、
また美味しいものをいただき、
目一杯身体を喜ばせてあげる。

 

これも身心自在の境地を目指すための大事な修行。

 

 

今年もいい鍛錬になりました~

 

また鍛錬の締めくくりりには、

ぽんしゅ館の唎酒番所へ。

 

 

ここには、越後新潟全酒蔵の代表銘柄(126種)が用意されていて
500円で5コイン=おちょこ5杯の唎酒できるコーナーが。

 

何事も

「聞いた事は忘れるが見た事は覚えている。そして体験した事は理解する」ので、武道の修行は体験重視!

 

ゲレンデだけでなく、ぽんしゅ館でも風土が育てた食文化と先人の英知を、体得体解してもらったわけです。

 

また来年の冬季雪上鍛錬をお楽しみに~

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』

連休初日の1月7日、

2023年の新春法会を執り行いました。

 

(※法会(ほうえ)とは、「教えを説き聞かせる集い」のこと。
少林寺拳法の新春法会は、拳士達と新春を祝うとともに教典唱和や法話などを行い、
心新たにして一年の第一歩を踏み出すための儀式です)

 

・開式の辞

・導師献香

・教典唱和

と進み、

・門信徒代表 挨拶

今年はS・K拳士(一級)が代表者に。

 

 

続いて精勤賞の表彰

精勤賞は、昨年 年間を通して月平均10回以上参座した拳士が対象。

今回の受賞者は12名でした(エライ!)。

 

そして道院長年頭挨拶。

今年は、年末にTwitterでもトレンドになった「新しい戦前」という言葉を引用。
2023年を「新しい戦前」にさせないために、権力や権威におもねらず、自分の頭で良し悪しを考え、いいものはいい、悪いものは悪いとはっきり言える勇気と、それを正す力を持てるようになろう、と呼びかけました。
(少林寺拳法では、理知も「力」と考え、重視する)

 

また兎年にちなんで、

仕事や学業と少林寺拳法の両立、家庭と少林寺拳法の両立、インプットとアウトプットの両立、時間とお金、手間と効率、趣味と実益、肉体と精神、オンとオフなど、あらゆることの両立を目指す、

「二兎追うものしか二兎を得ず」

を道院の年間テーマとして掲げました。

 

さらにゲストの川崎稲田道院の綾邊道院長、取手南道院の近藤道院長からも、一言ご祝辞をいただきました。

(ユーモアとウンチク溢れる綾邊先生のご祝辞)

 

このあと奉納演武を行い、新春法会は閉式。

 

続いて、境内に出て、

今年もみんなでお餅つき

 

お餅を食べて、“モチ”べーションアップ!!!

 

 

長文になりましたが、

今年1年の法縁各位のご多幸とご活躍を祈念いたします。

 

2023年も我孫子道院と皆さまにとって、良い1年でありますように。

 

・おまけ1

道場から見た夕焼け

 

・おまけ2

昨日は満月。ウルフムーン(Wolf Moon/狼月)でした

 

今年は満月の夜でもヘンにならないよう、精神を練ろう!?

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110