身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -21ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

我孫子道院設立50周年記念の帰山旅

2日目も厳しいミッションが待ち受けていました。

 

・Mission8 内臓を鍛える

2日目は朝ラー(朝ラーメン)ならぬ、朝うどんからスタート!

本山近くのこがね製麺で腹ごしらえ

 

・Mission9 肚を鍛え、技を錬る

朝食後はお待ちかねの総本山少林寺へ
鎮魂行(座禅)で肚を鍛え、易筋行(技法修練)で技を錬りました。
(詳しくは、3月19日にアップした帰山合宿レポート本編「原点に帰る 道院設立50周年記念帰山」を参照)

 

・Mission10 麺授麺受

総本山少林寺での修練を終え、下山したあとは

多度津町のうどんの名店、「根っこ」へ

ここはロケーションも個性的だが、

麺も腰が強くて魅力的!

 

・Mission11 心肺機能を鍛える

最後の特訓は、丸亀城へ登城

丸亀城は、 高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」

日本百名城にも選ばれ、現存十二天守の一つでもある。

 

ここでは傾斜10度、150mの長い坂「見返り坂」を駆け上がり、心肺機能と足腰を強化!

 

本丸からは、総本山少林寺の大雁塔が彼方に見える

 

触ると良縁に恵まれる「幸運のハート石」にもタッチ

 

これで特訓メニューはすべて終了

全員揃ってミッションコンプリート!!

 

こんなに厳しい修行の旅だったにもかかわらず、

参加した拳士は、口々に「楽しかった~」「まだ帰りたくなーい」「また帰山したい~」というほど大好評。

 

次回の帰山に備え、もっと厳しく楽しいプログラムを考えておきます。

 

 

次のハードなミッションをお楽しみに~

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『115』

 

少林寺拳法の聖地、金剛禅総本山少林寺へ帰山する旅は、

数々のミッションが課せられる厳しい修行の旅でもある!

 

・Mission1

最初のミッションは早起き。

合宿初日は、朝5時30分に我孫子駅集合。

始発で成田空港に向かう。

前日金曜日は稽古日なので、通常稽古をこなしてから帰宅就寝。

もちろん遅刻は許されない。

全員、笑顔で集合場所に集ることができました。

 

・Mission2 ダッシュ

成田空港で(約2名)アクシデント発生!?

ダッシュで保安検査所、そして搭乗ゲートまでダッシュ!!

(写真はイメージです)
 

 

・Mission3 上半身を鍛える

四国入国、高松空港到着後に向かったのは、

中野うどん学校高松校

ここで本場讃岐うどんの技術を習得すべく、手打ちうどんの極意を学ぶ。

腰のあるうどんを作るために、小麦粉と格闘する約45分のトレーニング

昼食を自分の手でつくるところから帰山合宿ははじまる

 

・Mission3 下半身を鍛える

昼食後は香川県のパワースポット、こんぴらさん(金刀比羅宮)に参拝。

こんぴらさんは、参道口から本宮まで785段の石段があり、奥社まではさらに583段の石段が(計1368段!)

これで脚力、「蹴力」が一段と強化されたはず

 

 

 

 

・Mission4 陰陽両立

こんぴらさんの石段のぼりを終えたら、ちょっとご褒美

 

縁起のいい米菓子「おいり」をトッピングした和三盆ソフトクリーム

 

こちらはこんぴらさんの参道にある、「金陵の郷」
江戸時代より続く酒蔵を創業当時のまま残した資料館

 

飲と酔う……

 

Mission5 歴史を学ぶ

こんぴらさんのあとは、いよいよ少林寺拳法発祥の地、多度津町に移動。

開祖が建てた最初の道場、五畳半道場や現在の本部道院(金剛殿)、そしてJR多度津駅前のモニュメントなどを見て、歴史を学ぶ。

 

 

・Mission6 顎を鍛える

夕食は、讃岐うどんに次ぐご当地グルメ、骨付き鶏にかぶりつく。

オヤ(鳥)は歯ごたえが強く、噛み応えがあるが、旨味がたっぷり。

開祖も愛した拳士のソウルフード

 

・Mission7 寝る

翌日に備え、寝られるときに寝るのも大事なミッション

 

二日目の特訓に続く

 

 

立派な合宿のしおりもつくりました~

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『115』

我孫子道院の設立は1973年。
今年で50周年を迎えるにあたり、先週、3月11日・12日の一泊二日で拳士の心のふるさと、金剛禅総本山少林寺に帰山して参りました。

 

 

少林寺拳法は、1947年に香川県多度津町で開祖宗道臣によって創始され、各地に広まっていきました。

 

今回は道院設立50周年を記念して、その原点に帰るということで、総勢18人で少林寺拳法発祥の地を訪問。

 

まずは多度津町内にある、最初の道場、五畳半道場の見学から。

 

ここは1947年に開祖が最初に建てた自宅の一室。

この家の畳六畳(半畳分は祭壇)の部屋こそが、少林寺拳法の原点。

狭いので当時開祖は弟子をひとりずつこの部屋に通し、マン・ツー・マンの個人指導を行なっていたとのこと……。

 

この場所に来ることで、終戦直後、たったひとりで拳を主行とした新しい人づくりの道(少林寺拳法)を開創し、歩み出した開祖の志と、当時の拳士の熱意が肌で感じられたとしたらうれしいです。

 

これが帰山合宿初日のハイライト。

 

帰山合宿二日目は、現在の少林寺拳法のメッカ、総本山少林寺に。

 

 

まずは開祖霊廟に帰山の挨拶。

 

続いて本堂で鎮魂行と大澤管長の法話。

 

そして本堂と錬成道場の二つの大道場に分かれて易筋行(技術修練)

 

本部の先生方に、基本から各種技法の大事なコツまで、丁寧に教えていただきました。

 

 

このタイミング、このメンバーで、我孫子道院50周年を迎え、そして総本山少林寺に帰山できたのも、偶然ではなく、縁の力によるものでしょう。

 

何事も「体得体解」がモットーの、我々少林寺拳法の拳士ですので、

この帰山合宿体験から、「開祖の志を未来につないでいくのは自分たちなんだ」ということを自覚してもらって、より一層、身を入れて修練に励んでもらえればと思っております。

 

コロナ禍以降、最大の行事でしたが、みんなが協力してくれたおかげで無事に、そして楽しく帰山できました。

 

 

今回法縁のあった皆さんに、改めて御礼申し上げます。

また修行を積んで、本山に戻ってまいりましょう。

 

 

 

 

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『120』

 

昨日(3月1日)、

岡田准一がMCを務めるNHKの本格武道 ・武術トークバラエティ番組

「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」の第8回「護身の拳」が放映され、
少林寺拳法が大きく取り上げられました~

 

 

これまでも、香取神道流や武神館、兵法二天一流、合気道、神道夢想流杖術、大東流、甲冑兵法、伝統空手、柔道、ブラジリアン柔術、etc.が登場し、古流から比較的新しい武道まで幅広く、そしてかなりディープにその魅力を伝える内容で、注目されてきた番組でした。

 

こうした番組をきっかけに、武道武術、少林寺拳法に興味を持ってくれる人がひとりで増えてくれたらいいな、と思っております。

 

スポーツや音楽の世界だと、新たにファンになった人を

「にわか」と呼んで小馬鹿にしたり、歓迎しない風潮もありますが、それはとても残念なことです。

 

その点、少林寺拳法は新たに興味を持ってくれた人は大歓迎!

「武道武術の経験ゼロ」

「これまで武道武術になんて興味なかった」

「少林寺拳法のことをはじめて知りました」

といった人ほどウエルカムです。

 

むしろ予備知識のない人ほど、門を叩いてほしいと思っています。

 

じつは今日も夕方、NHKの「首都圏ネットワーク」で

少林寺拳法の技法を活用した、筋力に頼らない介護技術が紹介されます。 

【NHK総合】 放送日時:2023年3月2日(木)18:00~

 

「明鏡止水」とはまったく違う切り口ですが、きっかけはなんだってかまいません。

 

テレビの番組を見た、SNSで見た、口コミで、本や雑誌で……、どれもがひとつのご縁なので、思い立ったが吉日。

まずは実際に道場にいらして、見学してみてください。

(ただ今、春の長期体験入門者も募集中)

 

繰り返しになりますが、少林寺拳法は「にわか」(初心者)こそ大事にします!

 

ぜひ春から一緒に、

この深遠にして楽しい世界を歩き回りましょう。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『111

そろそろ梅の花も見頃になってきて、本格的な春が近づいてまいりました。

 

そんなこの季節、我孫子道院では、春のキャンペーンとして、

3月3日~4月29日まで長期体験入門者を募ります。

期間中、お好きなタイミングからはじめて、最長一ヶ月、少林寺拳法の稽古を体験してみてください。

 

 

いままで武道や武術に縁がなかった方、とくにスポーツの経験がないという方もウエルカム。

 

身体を整え、呼吸を整え、心を整える『行』としての少林寺拳法で、

身心をリカバリー&リフレッシュし、新年度を迎える準備をしてみてはいかがでしょう。

 

新1年生(小学校、中学校、高校、大学生)、そして新生活を迎える方を中心に、

社会人や主婦、ご年配の方でも大歓迎。

兄弟、親子、お友達同士での体験もおすすめです。

 

少林寺拳法ならではの、年齢・性別・体力・身体の固さ、運動経験などを考慮した、一人一人に合わせた修練カリキュラムを体験していただけます。

 

参加費は、無料

 

 

経験、性別、年齢 不問
(未就学児は、親子ご一緒に)

 

拳禅一如の修行を通して、自分の身体を開発し、心の健康を保ちましょう(少林寺拳法は、「護身術」であると同時に「護心術」でもあります)

 

希望者には、道衣も無料でレンタル可

 

(レンタル道衣は、数とサイズに限りがあります)

(道衣がなくても、Tシャツやジャージなど、運動しやすい服装であれば体験できます)

 

体験期間中に、「入門してみたい」と思った人は、その時点で入門していただくことは可能ですし、

2~3回体験して、残りの体験期間はキャンセル、あるいは1ヶ月間通って、入門しないというカタチでも、構いません。

入門する・しないに関わらず、一人でも多くの人に少林寺拳法を知ってもらい、触れていただくことが目的ですし、

入門するにしても、「これはいい」と納得ずくで入門していただきたいと思っているからです。

 

もしかしたら、

「少林寺拳法って、あんまりイメージが湧かない……」という方もおられるでしょう。

 

そうした方々に朗報です!

じつは、3月1日にNHKの番組で少林寺拳法が取り上げられるので、ぜひご覧になってください。

 

その番組は、岡田准一がMCを務める
「明鏡止水~武のKAMIWAZA~

護身の拳」
放送日時:2023年3月1日(水)後11:00~11:29 【NHK総合】

 

ちなみに、少林寺拳法では、拳士の入門時期がわかる、入門期生を一ヶ月ごとにカウントしており、

2023年3月に入門すると、その入門期生が

「888期」になります。
(2月の入門者は887期、4月の入門者は889期)

 

888期だからといって、とくに特典があるわけではありませんが、
末広がりの八、ゾロ目、エンジェルナンバー、ラッキーナンバーにこだわりがある人は、早めに入門をご検討いただけるといいかもしれません!?

 

いずれにせよ、

春になったら、新年度になったら、

何か新しいことをはじめてみたい、と考えている皆さん、

この機会にぜひ、少林寺拳法を体験してみてください。

拳士一同、お待ちしております。

 

お問い合わせ、お申し込みは下記HPからお気軽に。

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110