遊びというのは
親が小さな細かい枠の中で
「これならしていいよ」
「これで遊ぶならいいよ」等と
範囲を決めて
大人のルールの中でさせることではなく、
自由な場所で
子供の発想に任せて
子供が本当にやりたいように過ごす…
ということだと、
ずっと考えてきた。
実際、毎日そうすることは
難しい場面もあるよね。
けれど…
最近聞く、
周りの子供たちの近況には
胸を痛めてばかり。
ピアノに向かうと震え出す子。
親に、かなり無理やり、やらされている。
間違いが許されず、ピアノそのものが
恐怖の対象となってしまっている。
帰宅後の自由時間が全くない子。
習い事や勉強で埋め尽くされたスケジュールで
帰宅後のルーティンが
親の考えのもとですべてが決められていて、
ホッとする時間もない子。
娯楽=悪だと刷り込まれている子。
「中学受験をするから」と、
大好きな漫画を全部、親に捨てられた。
公園で遊びたいけれど、
親が「公園で遊ぶ奴は馬鹿だ」と言うから
遊びたいと言えない。
実際に身近にいる子たちです。
そんな子の親は決まっていいます。
やることを子供自身が決めた。
と。
そうでしょうか。
親の空気を察して
怒られたくなくて、
褒められたくて、
頑張っている子がたくさんいる。
ぜひ言ってみて欲しい。
ダラダラ過ごす、
娯楽を楽しむ、
余白の時間を楽しむ。
とても大事な時間だと思う
なかでも、
とても怖かったのが…
「中学受験をするから」と
ガチガチに管理された子。
心の拠り所が
「自分は選ばれし人間なんだ」
「人と違うから勉強しているんだ」
と思うことだったんでしょうね…。
ガチガチに管理されて
やりたいことが言えず
まだ6年生で
自分以外の人間は猿
公立に行く奴は無能
公園で遊ぶ奴は馬鹿
こんなことを普通に話す子になっていました。
両親共に偏差値67以上の学歴の子です…
悲しい。
自分が安心したいがためだけに
子供を縛り付けてはいないだろうか
子供の気持ちが見えているだろうか
いつでも考えていたいことだと思いました