箕輪町郷土博物館では、リニューアル開館記念イベントとして「野鳥とともに」を行っています。
箕輪町を中心に野鳥の観察を続けて来られた星野和美さん。
昨年3月に89歳で亡くなられました。
実に朗らかで優しい人柄が思い出されます。
1934年生まれの星野さんは、信州大学に勤めながら野鳥の観察、調査を続ける。
日本野鳥の会伊那谷支部の設立に尽力。町内の探鳥会も1967年以来2017年まで48回開催。
博物館主催の探鳥会の講師を40年にわたり務められた。
今回の企画展では、星野さんが書き残された野鳥の記録、長年行ってきた探鳥会のデータ、箕輪の野鳥の変遷などが紹介されています。ご遺族に遺品の貸し出しをお願いしたとのこと。
企画展に併せ、「野鳥とともに」という資料集を作成。(一部300円で販売)
箕輪町で確認された131種の野鳥が紹介されています。
また、探鳥会で確認できた野鳥の記録などが一覧表でまとめられています。
地道な調査に感服。その綿密さに驚きです。
3月2日まで開催しています。ご覧ああれ。
星野さん愛用のカメラや双眼鏡も展示されています。
探鳥会の記録写真も。
今回の展示では、30種以上の野鳥が剝製として展示。星野さんの解説がついています。