【ウラジオストク旅行記⑦】の続きになります。

 

ウラジオストク滞在3日目となる1月4日(土)。この日も朝食を求めて朝8時30分にホテルを出発します。前日に引き続き、まだ夜が明けてないのが面白いですよね。

 

 

 

前日にも同じ時間帯に街を歩いたわけですが、噴水通り周辺では朝早くからオープンしているお店が少なかったため、この日はウラジオストク駅を目指すことにしました。

 

 

 

日の出直前の金角湾大橋のシルエット。朝からこの景色を見ると、何とも気分がよくなるものです♬

 

 

 

この日の朝の気温はマイナス9度。寒いという感覚はすっかり通り越し、特に重ね着がしづらい下半身が氷のように冷たくなっていく感覚でした(苦笑)

 

 

 

ホテルからは徒歩15分程で、ウラジオストク駅が見えてきました。

 

 

 

この日の朝食は駅の敷地内にあるこちらの「The Grid」というお店でいただこうと思います。列車の始発に合わせて朝早くから営業しているというのを、この前日に調べていたのです。

 

 

 

メニューにはロシア語に加えて英語でも書かれており、お店のお兄さんも英語が話せる人でした。ホットドッグとコーヒーが欲しいと伝えると、コーヒーはここではなくこの反対側の窓口で注文してくれと言われます。

 

 

 

こちらがいただいたホットドッグ。注文してから調理してくれたものですが、潰して焼いたパンにマスタードっぽいソースで和えた野菜がたっぷりと入っている変わり種でした。野菜の奥に見えるのがウインナーですが、これがロシア式のホットドッグなのでしょうか。ちょっと驚きましたが、90ルーブル(180円弱)という値段の割にボリュームがあって普通に美味しかったです。

 

 

 

反対側の窓口でコーヒーをいただきました。ロシア人は愛想笑いが嫌いで無愛想な店員さんが多く、こちらのお店のお兄さんもそうだったのですが、コーヒーを受け取る時に「スパシーバ!(ありがとう)」というとニコッと微笑んでくれました☆ 現地の人とのこういうちょっとした交流も旅の醍醐味ですね。

 

 

 

腹ごしらえができたところでこの日の散策を開始!すっかり夜も明けました。

 

 

 

この日も前日に引き続き、ウラジオストクの中心部を西から東へ走る スヴェトランスカヤ通り を東に向かって歩きます。

 

 

 

こちらはこの前日夜に建物裏を散策した グム百貨店 という有名なデパート。建物は帝政ロシア時代の19世紀末のもので、ウラジオストクを代表するアールヌーヴォー様式の歴史的建造物になるそうです。「グム裏」も素敵でしたが、建物もめちゃめちゃカッコいいですよね!

 

 

 

こちらは途中で見つけた公園のトイレ。ウラジオストクの中心部では有料のトイレが多いのですが、ここは誰もいなくて無料でした。凍えるくらい寒いので、どうしてもトイレが近くなるんですよね(苦笑)

 

 

 

さすがに滞在3日目となると見慣れてきましたが、それでもやっぱり素晴らしい風景。まだ人通りも少なく、贅沢な朝の散歩です。

 

 

 

公園にあった彫刻。トランプのキングみたいです(笑)

 

 

 

ニコライ2世凱旋門の横を通り過ぎます。やっぱり色使いとデザインがいいですね。

 

 

 

ウッドのドアがいい感じに傷んでいました。

 

 

 

窓枠の間に並ぶレリーフ。何か歴史的価値のある建物でしょうか。

 

 

 

この前日は先ほどのニコライ2世凱旋門で街へ引き返したため、これより先はこの日が初めて。この辺りから中心部を外れていく感じですね。

 

 

 

金角湾大橋が間近に見えます。その手前に見える建物もいい味を出してました。

 

 

 

バス停の広告を見ると、今ロシアにいるんだということを改めて実感します(笑)

 

 

 

中心部でも見かけましたが、ここにもバーガーキングがありました。しかしこれで BURGER KING と読むとは、解読の難易度がかなり高い気がします(苦笑)

 

 

 

真下から 金角湾大橋 を眺めます!レインボーブリッジみたいに鉄道は走ってないため、構造がシンプルな感じでした。

 

 

 

そして 金角湾 を臨みます。しかし街の西側にあるスポーツ湾はガチガチに凍っていたのに、内海となる金角湾は全く凍ってはいなんですね〜

 

 

 

この金角湾大橋のたもとに建つのは、「南船船員の戦没者慰霊碑」というそうです。帰国してから調べてみたのですが、それ以上のことは分からずじまいでした。

 

 

 

何となくですが、横浜にある鶴見つばさ橋に雰囲気が似ているかもしれないですね。

 

 

 

通りの向こう側には、またまた金色の玉ねぎ屋根の教会が見えました。あとで寄ってみようと思います。

 

 

 

何かの史跡のようですが、何だったのかよくわからず(苦笑)

 

 

 

こちらは 日露戦争記念碑 なのだそうです。かつて日本史で勉強した時は遠い世界のことのようでしたが、そんなに遠くではなかったのですね。

 

 

 

この辺りから来た道を引き返します。

 

 

 

少し見づらいですが、看板には日本語で「琥珀博物館」と書かれていました。そんなのがあったんですね。

 

 

 

そして先ほど通りの反対側から見えた教会へやって来ました。ここから階段を昇ります。

 

 

 

最初に迎えてくれたのは小さな鐘楼。

 

 

 

こちらは ウスペーニア教会 というそうです。緑色の屋根が美しい建物ですが、それよりも教会らしくない造形に見えますね。

 

 

 

…言われなければ、オシャレなレストランかと思ってまうかもしれません(苦笑)

 

 

 

こちらの建物は「太平洋艦隊博物館」。現地では気付きませんでした(苦笑)

 

 

 

中国語と韓国語、そして日本語で「ビール・食べ物・気分」と書かれてました(笑)

 

 

 

スヴェトランスカヤ通りから坂を登る脇道へ進むと、またまた素敵な教会がありました。

 

 

 

こちらは「聖パウロのルーテル教会」というそうです。円形の窓枠のデザインを見て、ベトナム・ホーチミンで見たサイゴン大教会を思い出しました。

 

 

 

坂の上から見下ろします。ガイドブックには載ってなかったのですが、なかなか素敵な教会ですよね。

 

 

 

坂を登った突き当たりにも何やら立派な建物が。ロシア国旗が見えますので、何か公共の期間だったのかもしれません。

 

 

 

こちらの煉瓦作りの巨大な建物も、何かの博物館だったみたいです。(情報不足です…)

 

 

 

ふと見ると、恐らくは旧ソ連時代のものと思われるクラシックカーが普通に路駐してました!これにはテンションが上がります♬

 

 

 

こちらの可愛らしい教会は「聖タチアナ教会」というそうです。ホントに小さいですね〜

 

 

 

この時点で10時10分頃。このあとはレトロなケーブルカーに乗り、ウラジオストクの港を見下ろす「鷲の巣展望台」へ向かいます☆

 

 

【ウラジオストク旅行記⑨】に続きます。

 

 

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[ウラジオストク旅行記]

 

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2020.01.03 【美味しいピロシキを求めて、まだ夜明け前の街を散策する】

2020.01.03 【ニコライ2世凱旋門から潜水艦C-56の内部を探検する】

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