コロナ禍3年、怪我1年で走れなかったが5月下旬にようやく4年ぶりに5名でロングツーリングに行くことができた。
ルートは年齢を重ね、体力も衰えたジジイばかりなので、いつでも輪行に切り替られる事とした。琵琶湖は友人にも会いたいので彦根からスタートして大津〜京都〜奈良〜飛鳥をゴールとした。歴史的には戦国時代から平安、奈良、飛鳥とくだる日本のルーツを訪ねる旅である。
1日目:彦根駅から彦根城、玄久園、友人宅
線状降水帯の大雨のため早めに友人宅に宿泊
生まれて初めて食べた「ふなずし」、下の白米部分は、もはや和風ブルーチーズである。
右写真、彦根城は立派でした。
2日目:彦根〜安土城跡→ 滋賀県立安土城考古博物館→八幡堀→などを友人の車で観光、琵琶湖近江で宿泊(宿泊地までの10Kmくらいが土砂降りの中の走行でした。)
雨のため安土城跡は横を通るだけだったのが残念でしたが博物館で天守が再現されていたのを見れました。素晴らしい天守でした。100年かかっても良いので、少しずつでも安土城の復元をお願いしたいものです。
お昼に食べたメンタイコ丼、美味しゅうございました。右は有名なお菓子屋さん、たねやのクラブハリエなんですが、有名な建築家の作品でムーミンが住んでそうな公園になってました。訪ねる価値のある施設だと思います。
3日目:琵琶湖近江〜紫式部も訪れた石山寺、その後は京都へ向かって峠があるので、輪行組と峠越え組に分かれて山科駅で合流、京都に入り、毘沙門堂→二条城→晴明神社→宇多野ユースホステル
中学校の修学旅行以来の二条城でしたがこんなに広いとはびっくりです。天気も良くて、ひとまわり回ったら疲れ果ててしまいました。安倍晴明を祀る晴明神社。世界平和を祈願しました。
4日目:
宇多野YH→嵐山竹林→渡月橋→宇治平等院→木津川CR→上津屋橋 (流れ橋)→興福寺→奈良ゲストハス
嵐山から奈良までは「京奈和サイクリングロード」を走行する。「和」とは和歌山らしい。走ってると、そこらじゅうで「京奈和」表示されてるのだが、ぶつぶつ切れているので一貫したものではなく個々のCRをつないでの総称のようだ。奈良までは、その一部である木津川CRを走る。
極楽浄土はいつも美しい。右「流れ橋」素晴らしい風情です、昔の人はよく考えたものです。
4泊目は古い町屋のゲストハウスに泊まりたかったのだが満杯で、今回は一軒貸しの民泊である。なかなかお気楽でよろしいです。
5日目:宿→薬師寺→藤原京跡(通過)→飛鳥寺・・んで
以下は行けなかったPOIs
【飛鳥水落遺跡 飛鳥級跡、&酒船石、石舞台、キトラ古墳、益田船石】→橿原神宮前駅がゴール
奈良〜飛鳥は思いの外、時間がかかって帰りの電車の時間に間に合わせるために忙しかった。
やはり修学旅行以来の薬師寺三重塔。美しい
さらに飛鳥エリアは数Km四方の中にたくさんのPOI があったのだが時間的に甘くみていた。実際は全く時間がなくてほとんど見学できなかった。残念
やはり、飛鳥地域は1泊してゆっくりとポタリングしたいものである。
4年ぶりのツーリングであったが天気も不安定で体力も続かず今一歩すっきりしなかった。反省点としては、やはり後半の計画が甘かった様な気がするが全体としてはうまく5日間を乗り切ったという達成感がある。
おしまい・・・次はどこに行こうかな