Navi-3:GMapTools の使い方 | 広い空の下で

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前回は「多摩川CR、羽村〜二子玉川.gpx」 をインポートするところまで説明したので、いよいよGMapTools の使い方を説明する。これであなたも快適なツーリングが可能になるでしょう。

 

GMapToolsのユーザーインターフェースは独特である。初めは分けわからずめんどくさくて使わなくなるというのはもったいない事なので、このアプリの使い方を分かっている範囲で簡単に説明することにしました。

最初にマップデータと表示画面の考え方を理解しないと慣れるまでは混乱するのです。
また、メニューが、例えば「ファイルマネージャ」や「トラッキング」などのシステム操作メニューと種々のマップやマーカー(POI)を選択する画面が対等に扱われ、水平にスライドすることで切り替える様になっている。 しかも何でも重ね合わせて表示できるので慣れないと自分が今何を見ているのか分からなくなるのです。

 

通常、画面にはマップが表示されている。操作メニューは左下タブを上にスライドすると表示され、さらに水平にスライドすると以下の【1】~【4】の操作メニューが表示される。下図はメニューの遷移です。

【1】                                               【2】

       


画像【1】システムメニュー(名無):下記の9種類の選択ボタンがある

 

「登録情報を一括管理」:登録情報から任意のキーワードで検索ができる

「一括編集」:登録情報をリスト化して整理できる

「ファィイルマネージャー」:

   すべての.gpx.kml.kmzなどをリストでき、ここからルートファイルを選択すると

   インポートする。

「トラッキング」:走行時に設定すると軌跡を残しながら走れる。

「他アプリと連携」:kml ファイルを送信できる

「ファイル出力」:登録マップをkmlファイルとしてメール送信できる

「アプリ設定」:ちょっとした設定

「他デバイスとデーター送受信」:他のiPhone系デバイスと送受信できる

「本アプリについて」:--
 

画像【2】『ナビ』:他の関連アプリにリンクします。もともとアプリとして入ってるので使いません。

 

【3】マップをインポートした後の画面

 

画像【3】『マップリスト』;
登録された複数の「マップ」のリストが表示されます。

 

*「マップ」は GPX/KML(データー)ファイルをインポートする時に新規に作ることができる「マップ」名です。

*この画面で+をタップすると任意の名前で空のマップ名を作成できます。

*1つの「マップ」に複数のデーターファイルを埋め込み可能なのでインポートする時に既存の「マップ」を選択することもできます。

 

例として四番目に「多摩川CRツーリング」というマップ名を作成した例です。

 

*右の方にあるヒトミのようなマークをタップすると、そのマップ内容の表示/非表示を切り替えられます。

 

画像【4】 

   


【4】画像【3】で一番下の「多摩川CRツーリング」をタップした画面です。

 

(マップリストで選択した名前が第4メニュー表題になる):

注:「多摩川CRツーリング」はマップ名で、gpx/kmlなどのdata_fileではありません。

例題の、このマップにはリスト上、全部見えませんが計画された新規ルート=多摩CR、走行トラッキング後のルート=305、5箇所の赤いマーカーと1箇所のレストランマーカーを含んでいます。

補足:昭島市から10Kmくらい直線の赤ラインがありますが、これは手違いでトラッキングを一時停止していた区間です

 

注:それぞれのマーカーなどの上をタップすると作成時に書いた説明が表示されます。つまり、これらの異なる情報が同時に重なり合って表示されるということです。マップリストでヒトミ・アイコンが表示になってる他のマップがあればすべて重なって表示されます。

 

*マーカー(ライン、シェイプ)などはこの画面で+マークをタップすると任意の場所に簡単に作成できる。マーカーは色々な種類と色を選べる。

*"i" マークをタップすると項目の表示(石川酒造などの説明)内容を編集できます。

*3本線はドラッグできる項目の移動です。

 

POI(Point Of Interest)をマーカーとして投入

 

下図は+マークからマーカーを挿入する過程でたくさんの選択肢から「鳥居型マーカー」にタイトル=「テスト神社」を挿入してマーカーをタップしたところ。

  

 

目的地に近づいたら画面をズームすれば下図の様に数mレベルで位置情報が分かる。

このケースではママ下遊水公園に降りる小さな階段があって最初は通り越してしまったのだ。

このナビがなければたぶん分からない場所だった。

 

{ヒント}

例では1つのツーリングルートで1つの「マップ」を作り、そのマップには一つのルートデーターや関連 POI しか入れないシンプルなものである。
しかし、やがてマップ名が増えて煩雑になるのでデーター管理方法は自分なりの方法をきめたほうが良いだろう。

例えば「マップ」は何枚でも重ねて表示できるので、「立ち寄りスポット」という名前のマップを作りそこに一括してグルメスポットをいれたり「観光スポット」マップに有名な名所旧跡を入れるのも使いやすいと思う。「2023春のツーリング」マップに複数のツーリングをまとめるのも見やすいかもしれない。

 

昨年、ツーリング復路でスマホが電池切れて、わずかな記憶を頼りにもどるのですが、途中で完全に迷ってしまい、ほんとうに苦労をしました。今やツーリングに必須のアプリとなってます。

 

ちょっと一息