(2)電アシ ERWAY A01 乗ってみた | 広い空の下で

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自転車やDIYに関する情報発信です。

★ 消耗品などのメンテナンス面で心配事がたくさん出てきました。Youtubeでは通販で買った自転車は街の自転車屋で修理してくれないという話もある様です。ワタシの場合はパーツさえ手に入れば何でも自分で治しますが・・・

 

・独自仕様のタイヤ 20x2.2インチ

・メーカー不明のディスクブレーキのパッド  互換性など不明

・何年か後にはヘタるであろうシートポスト・バッテリーなどの補修はどうなるのか?

・バッテリーは盗まれそいうだが鍵をかけられない。

・最悪、モーターを含む電動部分が故障したらどうするのか?

 

406x2.2インチ Amazonでも2インチくらいは買えるので良しとします。

 
ディスクブレーキには Filel? Tilel? でしょうか?
 
調べたらメルカリに出品されてました。Filel ですね。
 
 

とりあえずメーカーに問い合わせてみましたらメーカー自体は売ってくれないそうですが、下記の3箇所でA01を店舗販売しておりアフターケアを受け付けてくれるそうです。

 

 
★ 試乗レポートの始まりです。
電源ボタンを押すと表示パネルが明るく光って昼間でも見やすいです。
メインは左から走行速度、アシストレベル、バッテリー残量レベルメーターです。
下部の表示は電源ボタンを押すたびに以下4種類の表示が選べます。
・走った距離
・バッテリー電圧
・走った時間
・OD:累計走行距離
 
(+)プラスと(ー)マイナスボタンで電動アシストレベルを1〜5で選択できます。
電源を入れた時は常にレベル1です。(写真はレベル3)バッテリー残量メーターは100Km乗った感じでは意外とリニアに表示している様です。
 
(+)ボタンを押し続けるとライトが点灯し、再度押し続けると消えます。
見た目は貧弱ですが、かなりの光量があるので暗闇の道路でも安心できます。
 
★ ハンドルはフラットバーです。(後に改造)
 
★ 変速は外装7段がついており非常に軽くギアチェンジが可能です。
実際にペダルを踏むとそのトルクに応じたアシスト力が発生する仕掛けです。
トルク(必要な踏む力)を一定に保とうとアシストが働く。
なので、どんなギアに切り替えてもペダルを踏み込まなければならない力はあまり変わりません。つまり、当初はギアチェンジする意味がよく分からなかったのです。
 
★ ギアを5〜6速で普通に漕ぐと時速13〜15Km/hくらいで走ります。20Km/hを超えるにはかなりケイデンスを上げてセコセコ漕がねばなりません。
 
★ 100Kmほど乗って分かったことは、スピードを出す時はTOPギア方向に変速することで踏む力はあまり変わりませんがケイデンスを上げずに走れます。とは言っても時速20Kmくらいが妥当なスピードと思います。(法規で24Km/hでアシストがキレるはずです)
また、極端な坂道では流石に踏む力も必要になるのでギアをロー側(1速)にしてケイデンスを上げることでものすごい登坂力を発揮します。
 
ちなみにレベル5にすれば斜度20%ぐらいでも楽に登ります。というわけで平地では、あまり役立たない7段変速ですが、バッテリーが切れた時はそれほど辛くなく普通の自転車並みに走れますのでご利益は絶大です。
 
★電池切れ
50Km以上走ってるとバッテリー残量表示が 1つ=>”/L" になり2Km前後走ると突然にペダルにかかるアシスト力がなくなって初めて、「おおっ電池切れだ」と感動しました。 
 
★ 最初の踏み込み:半分でアシストトルクを得て軽く踏み出せます。一瞬不自然にペダルが押される/回ろうとする?ので不安がよぎりますがすぐに慣れます。
 
★ 駆動音がします。モーターアシストが動作すると、たぶんハブ内部の遊星ギアの音でしょうか「ヴィーン」という低い駆動音が常にしますので意外と気になるかもです。
 
★ 購入時に悩んだバージョンアップした A02 と比較してみると・・・
2.2インチのタイヤもご利益は絶大で路面からの振動を吸収してくれますので、バージョンアップしたA02のフロントサスペンションは必要ないのではと思います。A02の8段変速もあまり使わないでしょうから必須とは思われません。
 
★ とても気になるバッテリーの持ちについて
左下の写真は満充電後にアシストレベル”2”〜”3”で49Kmh走った状態でバッテリー残量がまだ”2”ですので十分50Km以上は走れそうです。さらに右の表示は2回目の満充電の後に主にアシスト”3”で101Km走った状態で、残量”0”になったところです。なお、主に走る道路は往復8Km、200〜300mで斜度数%の坂もあるルートを往復してます。ワタシの場合は1週間ごとに充電する程度です。

つまり、コマーシャル通り、1回の充電で50Kmはちゃんと走れるということです。
 
★ 慣れないママチャリ的な姿勢:どっかりとサドルに座って漕ぐので最初の頃はお尻が少しだけ痛くなりましたが100K以上走った今はすっかり慣れてお尻は大丈夫です痛くなりません。
 
★ 大問題発生
写真は自転車置き場ですが、駐輪タイヤ抑えパイプに太いタイヤは何とか入るのですがフロントディスクブレーキがぶつかってしまいます。他の駐輪場でも同じでした。無理やり押し込むとブレーキディスクが歪んでしまいそうです。
何か、タイヤの下に数センチの台の様な置くものを常に持ち歩くしかない様です。
 
100Km走った総合的な感想は「なかなか、いいんじゃないかな」です。
不満はフロントディスクが駐輪場でぶつかるのでディスクをもう少し小さなものにしてほしいです。
 
つづく