続 釜山旅行 ( 海雲台 ( ヘウンデ ) ) からの続きです。
太宗台 ( テジョンデ ) へは、路線バスで行くため、地下鉄の海雲台駅から乗って地下鉄の釜山駅で下りました。
太宗台に行くのには関係がないのですが、地下鉄の釜山駅を地上に上がると、韓国鉄道公社の釜山駅が見えました。
ちょっとだけ駅の中を覗いてみました。
駅前広場です。
バス乗り場です。
当初ここで待っていてバスに乗車しようとしたら、運転手さんから、太宗台 ( テジョンデ ) へは、道路の反対側のバス停から乗るのだと、ジェスチャーで教えてもらいました。
かなりの時間のロスをしてしまいましたが、そこが韓国語も英語も話せない個人旅行の面白みです。
こちらが太宗台 ( テジョンデ ) 行きのバス乗り場です。
行先をバスの運転手さんに言うとOK。
バスに乗車、車窓の景色を楽しみながら太宗台に向かいました。
釜山港沿岸旅客ターミナルです。
その昔、仲間と大阪湾を出港してヨットで釜山に来たことがありますが、この付近に着岸したのではないかと思います。
太宗台 ( テジョンデ ) のバス停。 終点です。
釜山から45分くらいかかったのではないかと思います。
太宗台に着いたのは、午後2時を回っていました。腹ペコです。
それで、何を書いてあるのかさっぱり分かりませんが、バス停の近くにあった食堂に入りました。
石焼きビビンバを注文しました。
そしたら、漬物などのおかずが9皿も。凄い。 このおかず、みんなサービスです。
テナガタコ炒めも注文しました。
美味しかったですね。
観光地には、美味しいものなしと言われますが、おそらく今回の旅行で最も美味しくいただいた石焼ビビンバとテナガダコ炒めではなかったかと思います。
満腹。少し残してしまいました。食べきれませんでした。
店を出て2、3分。太宗台の出入口に到着しました。
ここは公園になっていて、タヌビという、ロールトレインに乗って一周回ることができますが、一周、たかが3キロ弱ということでしたので、徒歩で回ることにしました。
見えてきたのは、展望台です。
これがタヌビという、ロールトレインです。
断崖絶壁の上に建つ展望台です。
左側の像は、自殺防止を訴える母子像です。
この展望台からは、晴れた澄んだ日には日本の対馬が見えるそうです。僅か56キロしか離れていません。
南紀白浜から徳島県までは約60キロで、冬場は時々白浜から徳島の山並みや島が見えますから、何とか見たいと目を凝らしたのですが、対馬は見えませんでした。
太宗台の出入口へは、展望台から5分程度で行く事ができました。
道路からの出入口です。
ところが、この階段、よく整備されていて、ところどころに太宗台周辺の動植物の説明板があって良いのですが、結構急で長く、階段を下りるのも大変でした。
太宗台は、点線の右下です。
歴史上の人物の胸像です。
展望デッキからは、真下に灯台が見えます。
展望デッキから更に下に下りて行きます。
よく、絵葉書などで見かける風景です。
燈台が好きですから、灯台ばかり写していました。
燈台の下のデッキにある人魚の像 (?) です。
見えているのは、少し前に行った、海雲台 ( ヘウンデ ) の町でしょうか?
燈台下のデッキから見ると真下に店が見えていました。
平らになっているところが太宗台 ( テジョンデ ) です。
太宗台という名称の由来ですが、
7世紀後半に新羅が、高句麗、百済を統一して三国時代の終わりを告げましたが、その時の王である太宗武烈王が、統一後に諸国を回った際、この場所の絶景に感動して弓矢を放ったと言われているそうです。
そうしたことから、王の名をとって太宗台と呼ばれるようになったとの言い伝えがあるそうです。
燈台に上がってみました。
下から上を見たものですが、急な螺旋階段が続き、息が切れました。
上から下を見たものです。
燈台からの景色です。
燈台から下りて、太宗台に行こうかとも思ったのですが、体力的に不安があったので眺めるだけにしました。
そして下りて来た階段を上りましたが、兎に角きついこと。これまで相当な距離を歩いていたので、ついに歩けなくなってしまいました。
でも、しばらく休憩すると、また元気が出て、何とか表の道路まで出ることができました。
そこからの道も、坂道を上らなくてはならず、かなりハードで、素直にタヌビというロールトレインに乗っていれば良かったと反省しきりでした。
途中、太宗寺が見えていましたが、行く元気がなく、道路からお参りをして、ひたすら歩きました。
ついに、出入口まで戻って来ました。
ゆっくり景色を楽しんだこともあって、一周するのに3時間近くかかったのではないかと思います。
続 釜山旅行 ( 梵魚寺・東莱温泉 ) に続きます。