一度は行ってみたかった 『 瀞峡 (どろきょう) 』 へ、昨日行ってきました。
瀞峡は、 紀伊半島の東海岸の新宮に近い所にあり、瀞峡を観光するには、レストランや土産物を売っている 「 瀞峡めぐりの里 熊野川 」 の志古乗船所から出航するウォータージェット船に乗り観光します。
南紀白浜からだと、国道311号線を東に進み、渡瀬温泉の近くを通って更に東に進み、国道168号線に出て、熊野川に沿って新宮方面に進むと 「 瀞峡めぐりの里 熊野川 」 に到着します。
所用時間は、自宅から約1時間40分です。
瀞峡は、熊野川に注ぐ北山川にあり、奥から、奥瀞、上瀞、下瀞と、素晴らしい景色を眺めることができます。
特に、下瀞は、「 瀞八丁 」 と言われ、奇岩や巨岩、そして断崖が次々と現れ、雄大、壮観な景色を季節を問わず楽しむことができます。
しかし、どちらかと言えば、新緑の春か、紅葉の秋に訪れるのが最も良いような気がします。
今回訪れたのは、一昨年の台風12号の被害で運休していたウォータージェット船による観光が昨年再開し、「 瀞峡ウォータージェット船運行再開1周年半額キャンペーン 」 をしていたからで、
船代は、本来、3,340円ですが、その半額の1,670円でした。
貧乏人故、遠くに旅行したときは、少々の金額の入場料などは別に何とも思いませんが、近場となると、何だか払うのがもったいないような気がして、中々行くことができません。
前置きが長くなりましたが、それではご紹介したいと思います。
レストランや土産物を売っている 「 瀞峡めぐりの里 熊野川 」 です。
そしてこちらは、観光の乗船券。
「 瀞峡めぐりの里 熊野川 」 の店内を通って行くと、熊野川に、志古乗船所が設けられています。
片道約25キロ。往復の所用時間は、途中、田戸発着場の休憩15分を含め1時間50分です。
いよいよ瀞峡観光に出発です。
ウォータージェット船は、定員48名ですが、この船に乗っていたのは、乗務員の二人を含め、全員で6名。 写真のようにガラガラで、ちょっと寂しかったのですが、どこに座っても自由で、良い景色が変わる度に前後左右座席を移動しました。
川の水が濁っていますが、これは、熊野川にある、十津川第二発電所が濁った水を放水しているのが原因でした。
ここは、熊野川と北山川が交わるところ。
川の水の色の違いがハッキリ分かります。
船は、北山川を上流へと進みます。
船の速度は、約20ノット。時速に換算すると約37キロで進んでいるとのことでした。
また、このウォータージェット船は、吃水が浅く、水深35センチ以上あれば大丈夫だそうです。
瀞峡までの間、一昨年の台風12号で被害を受け、未だそのままになっているところや、復旧工事をしているところがあっちこっちにあり、雨台風の恐ろしさを改めて感じながら瀞峡へと向かいました。
それでも、瀞峡に着くまでの道中には、景色の素晴らしいところが沢山ありました。
途中で、下りのウォータージェット船にあいました。
遠くに見えているのは、国道311号の 「 瀞大橋」 です。
川は、所々、こうして石ころを積み上げて、水量を確保していました。
乗船場を出発してから約40分。間もなく、瀞峡の下瀞です。
ウォータージェット船のルーフが開いてきました。
ルーフがオープンして、視界が開けました。
ここから、船の速度はダウン。のんびりと景色を楽しみました。
夫婦岩です。
亀岩です。
亀の大きな体の上には、首と頭も見えます。
墜落岩です。
寒泉窟だと思います。
岩の名を忘れました。
先の方に、田戸発着所が見えてきました。
間もなく、15分の休憩をする田戸発着所に到着です。
ウォータージェット船から楽しむ 『 瀞峡 』 (その2) に続きます。
(1時間ほど前にアップしようとしたら、全部消えてしまいました。やり直しをしていて遅くなりましたが、大分手抜きとなってしまいました。)