こんばんは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
明日は、
秋分の日で、
お彼岸のお中日ですね
それで、
お墓参りに行かれる方も
多いと思いますが、
お寺にお墓参りに行ったら、
いきなり自分の家のお墓に
向かうのはNGで、
まずは、
本堂に行き、
ご本尊様にご挨拶をするのが◎です
そして、
自分の家の
お墓にお供えする物としては、
五供（ごく）という
仏教のお供えの基本を用意します
五供は、
香・花・灯燭(とうしょく）・浄水・飲食（おんじき）です。
香は、
お線香のことで、
香りは故人への上等な食べ物となります
お線香の香りは、
邪気や邪霊を祓うので
墓地のお清めや
お参りをする者を浄化する意味もあります
ロウソクから火をともし、
燭台が両側にある場合は、
向かって
右側のロウソクから火を移します
お線香を束で置く場合は、
束ねてある紙を取ってから
置きます。
花は
献花のことです。
故人が好きだった花を
手向けることになっていますが、
トゲのある花や
香りが強過ぎる花や
毒のある花は
避けることになっています。
花粉が付いている花も×です
参考記事
灯燭は、
ロウソクの灯りのことです
ロウソクに火を灯すことで
亡くなった人に
お墓にお参りに来たことを
知らせる意味があり、
お灯明は
死者の霊を導き、
安息させます。
炎が
煩悩を浄化させるのです。
浄水は、
お墓にお供えする水です
お墓の
水鉢（花立ての間にあるくぼみ）に、
清潔な水を張ります
（水鉢の無いお墓もあります）
飲食（おんじき）は、
食べ物や飲み物です
故人の好きだった物や、
季節に合ったものを供えます。
お供え物を置くときは、
お盆や台を用意するのが望ましいです
あるいは、
敷き紙やハンカチやタオルの上に
置くと良いです。
（敷き紙は半紙が理想的です）
お茶と水を供える場合は、
お墓の中央に、
お菓子や果物などの
お供え物を置きます。
そして、
お墓の正面が
南か西を向いている場合は、
向かって右にお茶を
左にお水を供え、
正面が北か東を向いているお墓は、
向かって右にお水を
左にお茶を供えます
（宗派によってはお水を供えないこともあります）
お茶と水では、
お茶の方が入れるのに手間がかかるので、
格上の位置に
お茶を供えるのです。
亡くなった方は
食べ物の香りを楽しむので、
お菓子などは
封を開けて中身を取り出して
供えると〇です。
代表的なお供え物が、
果物で
特に丸い形の物は、
「縁」に繋がるので、
良いとされています。
秋のお彼岸には、
梨やミカンがおススメです
お供えにふさわしくないのは、
五辛（ごしん）と呼ばれる
香りの強い野菜で、
ニンニク、ネギ、らっきょう、あさつき、ニラなどです
生臭い物や
肉や魚も
墓地には供えないです。
お酒を墓前に供える場合は
コップを持参して注ぐのが
望ましいです。
お供えをした物は、
必ず持ち帰るのが原則で、
持ち帰った物は、
食べても良いとされています
（ただし、長時間供えた物を
食べるのはNGです）
参考記事
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ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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