こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
亡くなった人の魂を
慰霊するととらえますよね
でも、
それだけではなく、
生きている人の魂に活力を与えることでもあり
宮中でも、
鎮魂祭は、
その年に収穫された新穀を
天神地祇に供える
新嘗祭(にいなめさい)の前に、
「鎮魂」には、
「たましずめ」と、
「たまふり」の二つの意味があります
「たましずめ」は、
「たまふり」は、
活動させることです。
新嘗祭は、
宮中で最も大きな祭祀なので、
鎮魂祭には、
その前に、
そのルーツは、
アメノウズメにあるとされています。
アマテラスが天岩戸に隠れてしまい、
世界が真っ暗になったとき
八百万の神は困ってしまい
何とかして、
アマテラスを天岩戸から出そうと、
話し合った神々は、
思慮の神・オモイカネに対策を考えさせられ、
鏡や勾玉を作り、
鹿の骨を焼いて
どのように準備したら良いのかを占い
その結果により、
アメノウズメは
天(あめ)の香具山(かぐやま)の
日陰蔓(ひかげのかずら)をたすきにかけ、
まさきの蔓(かずら)を髪飾りにして、
笹の葉を手に
天の岩戸の前に桶を伏せてとどろと
踏み鳴らして
踊り始めたのです。
踊りが高まるにつれ、
神懸かりのようになり、
豊胸をさらけだし、
衣装の紐を陰部まで押し上げ、
裸も同然に、
踊ったのです
それを見た高天原の神は、
大いに笑い
宴会のように
賑わったので
それを不審に思ったアマテラスが、
入り口から
顔を出した隙に
タジカラオノカミが引っ張り出し、
フトタマノミコトが
天岩戸を封じてしまったのです
そして、
アメノウズメが
天の岩戸の神話で、
踊ったことは
何を表わしているのかは
ただ踊ったのではなく、
「祭祀的な意味合いを持つ
儀式であった」
と考えられており、
踊る前に、
勾玉と鏡と幣(ぬさ)が付いた榊を
フトタマノミコトが
大幣(おおぬさ)として
捧げ持っていたことや
オメノコヤネが祝詞を奏上したことが、
それを物語っています
そして、
この祭祀は、
踊ることで、
魂を強める
過去記事に、
天岩戸神話が、
冬至の頃を表わすという話しを書きましたが
アメノウズメの末裔を事象する
猿女(さるめ)という神祇官の巫女が
旧暦11月の冬至の時期に、
古くから
行っていた祭祀が
鎮魂祭であり、
それが今に
続いているのです。
太陽(=アマテラス)が最も弱まる冬至に
天皇の魂を強める儀式を行うことで、
太陽のエネルギーを「戻す」ことに繋げていったのです。
(鎮魂祭は「戻る」象意の寅の日に行われています)
現在も、
宮中以外でも、
石上神宮
物部神社、
弥彦神社などで
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