こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
神様は、
全知全能のイメージですよね
それで、
ワザワザ道具とかを使って、
占いをしなくても、
自身で判断を下すことが可能なのではと
思いますが、
占いをしています。
イザナギ、イザナミが国生みをするときも、
一度目は、
不具の子を産んでしまいましたが、
そのときに、
「何がいけないのだろう
別天神(ことあまつかみ)にお伺いを立てよう」と、
高天原へ戻り、
別天神にたずねます
すると、
別天神は
すぐに答えず、
占いを始めたのです。
このときに、
行った占いは、
「太占(ふとまに)」といい
鹿の肩の骨を
桜の皮で焼いて
吉凶を判断するものです。
これは、
古代の占法ですが
その結果により、
別天神は、
イザナギ、イザナミに、
指示を出しています。
この場面を読むと、
天つ神の
トップのような存在の
別天神が、
なぜ、自身で判断せず、
占いの結果にゆだねるのかとの
疑問が出てきますが、
これは、
「それぞれに得意分野がある」という存在で、
全てのことに通じていて、
万事に決定権のある
全知全能の神様は、
いないからではと
考えられます。
最高神の天照大神でも
全ての決定権は持っていないのです。
それなので、
別天神も、
占いの結果を重視したのです。
神話の中で、
天照と
スサノオも
「誓約(うけい)」という
占いを行い、
それにより、
天照の勾玉(まがたま)からは五柱の男神が
スサノオの剣(つるぎ)からは三柱の女神が
生まれています。
「古事記」や「日本書紀」で、
神々がこのように占いを行うのは
古代人が、
あらゆる出来事に対して、
神様にお伺いをするために
占いをしていたことの
慣習の表れと、
されています
なお、
神々の中でも
占いが得意分野・専門分野なのは、
タカミムスビです
タカミムスビという名には、
「エネルギーが高い所と
高い所を
結んで交差させて、
最高のパワーを引き込む霊術を
行っていた神」という意味があり
タカミムスビの本当の正体は、
そして、
「神様の名前は、
古代人の役職名であった」との説もあり、
タカミムスビとは、
呪術師や占い師の総称であったとも、
考察出来るのです。
又、
スサノオと結婚した
クシナダヒメの両親である
アシナズチとテナズチも、
足の反応や
手を使う占いで未来を予測する
占い師であったのです。
なお、
古代人の占術であった太占は、
現在でも、
東京都青梅市の武蔵御嶽(みたけ)神社などで
秘事として、
行われています。
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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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