こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今の時代は、
「自分軸」を作ることが、
非常に重要とされていますよね
それは、
他人の評価や
世間で常識とされていたり、
良いと言われていることよりも、
自分が本当に好きであったり、
本音でやりたいと思っていたり、
自分にとって価値がある
と感じることを
優先的に選択する生き方なのですが
「自分軸」を作るとは、
どういうことなのか
が
分からないとお迷いの方も、
多いですし、
私も、
これからの時代には確かに、
「自分軸」がしっかりしているかが、
運の良し悪しを分ける要になるとは
認識していますが、
そうは言っても、
日本人には
「自分軸を作る」ことは、
根本的に難しいのではないか
とも感じています
それは、
日本は稲作文化で
共同で
田植えをしていた時代が
長いからです。
皆で助け合い、
気持ちを合わせ、
お互いの顔色を伺いながら、
お米を作り続けていましたし
戦国時代や
江戸時代には
「五人組」といって、
数軒の家が共同で、
年貢を治める制度もありました。
これは、
数軒のうちの一軒でも、
年貢を納めないと、
共同で罰を受ける制度で
「連帯責任」や
「相互監察」「相互扶助」の意味があり、
年貢以外でも、
一軒の家が犯罪を犯したら、
共同で罰せられたりしたそうで、
それにより、
人々の間には、
「個人」よりも「共同体」を優先させる感覚が
当たり前に強まり、
何か変わったことをやった人は、
「村八分」になっていったのです
それなので、
自分達の先祖霊も
そういう「共同意識」の人が多いですし、
現在、
日本に生まれている人は
前世も日本人である確率が高いので
前世の自分も、
田畑を「共同」で作業し、
「連帯責任」を意識しながらで年貢を納めていた
可能性が高いので、
今生で、突然、
「自分軸で生きなさい」
と言われても、
戸惑うのも仕方がないとも
言えるのです。
それに、
「自分軸」と言っても、
よく考えてみると、
「自分軸」と、
「ワガママ」や「エゴ」は、
どこが境界線なのかが
分からない部分があります。
自分が、
「こうしたい」とか、
「これが良い」
と思うことを
周囲の人に
理解されないことも
非常に多いですし
無理に自分の意見や
価値観を通すと、
仕事で関わっている人や
家族や、
恋人や
友達などと
しょっ中トラブルを起こし
人間関係が破綻して、
孤立する可能性があります
要は、人は、
「自分軸」を作ると言っても、
自分の意見や価値観を通して、
積極的にいく部分と、
人の考えに同調して、
受動的に生きていく部分の
両方が必要で
その
積極性と受容性のバランスをどうするかが、
根源的な問題ですが
それには、
「古事記」の
イザナギとイザナミの話しに、
奥義が隠されているのです。
イザナギとイザナミは、
国生み・神生みをした後、
イザナミが死に、
イザナギと決裂しますが、
その際に、
「二対三」の話しが出て来ます。
イザナミが、逃げ出したイザナギを恨んで、
「これから地上の人間を一日に１０００人殺す」
と宣言し、
イザナギは、
「それならば、一日に１５００人生み出してやる」
とやり返すのです。
この「二対三」のバランスが奥義で、
人は、
自分を周囲に合わせて
「捨てる」ことが「二」、
自分の意見や価値観を通して、
「拾う」ことが「三」のバランスで、
生きていくことが健全な割合である
と、
示唆しているのです
この
「二対三」のバランスは、
自分の周囲の
生きている人に奉仕をしたり
亡くなった人に供養をする
精神的なことに
「二」の
自分のことを考えて、
お金を稼ぎ
生活を守り、
自分を大切にする
現実的なことに
「三」の
エネルギーのバランスで生きていくことが、
この世では、
健全ともいうことです
参考記事
昨年の１０月以降に。
神社仏閣巡りのジャンルで、人気記事ランキング１位になった記事です
ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
弁財天が語る「ダイエットに失敗して、お金を浪費する食器棚の収納法」
２０２１年のお願い事が叶うかどうか？を神様に「乗り移って」お答えいただく秘伝
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
現在、神奈川県川崎市麻生区で対面鑑定、電話鑑定を行っております。
最寄駅は小田急線新百合ヶ丘です。
算命学・気学・西洋占星術による鑑定です。
鑑定料は６０分１２０００円です。
ご興味のある方は、aries@mx1.ttcn.ne.jpまでお問い合わせいただくと、数日以内に詳細をご連絡致します。
鑑定のご案内は、こちらをどうぞ
ゆほびかGOLD2月号
「大金運の法則 ２０２１」に掲載されました
