発電所の電灯契約②の続き
・定額電灯契約
規模に応じて電気代を固定価格で支払う
「単方向メーター」
・従量電灯A
電気代を使用した分だけ払う
「双方向メーター」の取付けが必要
※通常、電気の使用は
「夜間の待機電力」と
「遠隔監視装置」だけ
なので、ほとんど使用しないそうです。
上記、2パターンあるのですが
僕としては
従量電灯契約Aを希望
と、業者さまにはお伝えしていたのですが
そこは
ええ加減業界の代表
太陽光業界!(嫌味ですよ)
見事に「定額電灯契約」にされていた件で
従量電灯契約Aに
切り替えてもらうにあたり
電力会社サイドの反応
としては
電灯契約を変更するには
・双方向電気メーターを取り付けるにあたり
「工事負担金」が必要となる場合有り
・400w/月以上使用する発電所でなければならない
※それ以下は、従量電灯契約を認めず
定額電灯でいきなさい
という謎の"縛り"有り
掻い摘んで言うと
電力会社サイドも
あまり望ましくない
そうです。
理由としては
・定額電灯の場合
売電側の電気メーターチェックだけで済んでいたのを
買電側のメーターチェックをしなくてはいけなくなり
電力会社の手間が増える事
(いやいや、それも仕事でしょ😅)
・従量電灯契約の方が電力会社が儲かる事
※これが一番の理由かも
・双方向CTメーターを新たに用意
して、取替え工事が必要となる事
以上の理由が挙げられます。
そこで、うちの発電所の
電気施工をしてくれた業者さんが
上手く調整してくれ
点検機器の使用で
400w以上使用する場合有り
と、申請して頂き
電力会社からの回答結果は
工事負担金は不要
でした😄✨
これは、発電所の電灯契約②で記述した通り
一般住宅で太陽光発電を屋根に乗せた場合
今回の様に
双方向を見るメーターの取り付け
が必要になりますが
一般住宅はもちろん
工事負担金は必要ありません。
では、産業用太陽光発電所だけ
双方向メーターを取り付けるのに工事負担金を取るのか!?
…と、なると
産業用をやる様な
商売っ気のある"やさぐれ者"達が黙っていないでしょう(笑)
こういった経緯で
工事負担金免除となった訳ですが
メーター交換を行うにあたり
基本的には
「メーター取替え工事」も
「配線工事」も
電力会社が行ってくれます😉
「メーターから発電設備側の配線」は
現状、単方向メーター用の配線となっているので、そこの
「配線工事はこちら側で必要」
になります。
ま、ま
お察しの通り
僕の所は"紳士的な交渉"を行い
業者さまのご負担で
行ってもらいますが😉
今後の見通しとして
電力会社から
『400wで申請してるが
1回も使ってないですよね!?』
と、いう"物言いが入る"可能性がある事です。
まぁ、あまり考え難いのですが
そうなったら
たまたま…
今の所は…
お陰さまで…
お戯れを…
と"謎の説明"で乗り切ろうかと(笑)
また、無傷では済まない点として
メーター交換工事中は停電となり
売買停止となってしまう事です。
元は取れるのですが…
【後日談】
メーター交換作業自体は
1時間程度で済むそうです😉
一応、僕としては
なるべく
日射量が低下する冬場で
午後15時過ぎてから
配線工事(停電)をしてほしい
と、希望は伝えておきましたが
「時期の要望」は聞けても
「工事時間」は「午前か午後」ぐらいしか
要望は聞いてもらえないそうです😓
ともあれ
「電灯契約の変更は可能」
となったので
一旦は良しとなりました😁
まとめ
・電力会社は「特別たくさんの電気」を使用する発電所以外は「従量電灯契約を認めない」
・電力会社に「特別たくさんの電気」を使用する申請が必要
・電灯契約の変更工事に「工事負担金は不要」
・電気メーター変更に伴う「配線工事はこちら側で行わなければならない」
・後に電力会社から「特別たくさんの電気」を使用していない指摘をされる可能性有り
ともあれ
売上げ(売電収入)が限定的な
発電事業
やれる事は
運営コストを少しでも軽減する事
ですが
コスト削減も限定的なので
やれるコスト削減はきっちりやっておきたいですね!
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