予選会まであと5日となりました。
個人としては、3年連続3度目の予選会。
そして、3回目の3組目。4年の谷端です。
今年も勝って3連覇なので、なんとも″″3″″だらけの予選会です。
隙自語ですが、個人的な3という数字は好きです。
自分のルーツである、小学時代の野球部のエースナンバーが3だったんですよね。僕は背番号3番でした。
すごいだろ。
1年次の自分は、まさか3年連続で予選会3組目を走っているなんて想像できませんでした。
今までの自分の取り組みを振り返って、足が早くなるのは当然とはいえ「頑張った=結果が出る」ではないので、自分は恵まれていると思います。
共に走る最後の予選会
僕には身近に追い続けてきた同期がいます。
みなさんご存知、渡邊真大くんです。
彼とは1年次から(一方的に)火花を散らしていました。今も(一方的に)彼と火花を散らしています。(某2年生の因縁は終戦を迎えたようですが…)
毎回引かせてる図
なぜここまで、彼と対決しているのかというと、5000,10000どちらも彼の大学ベストを一度も上回ったことが唯一ない同期で、圧倒的に負け越しているからです。
対戦成績を振り返ってみましょう。
(左谷端,右渡邊)
2021/08/28 三条ナイター5000m
16:25-16:19 負
2021/10/24 北信越CH10000m,5000m
33:35-32:53 負
15:53-15:36 負
2021/11/20 第4回新潟県記録会5000m
15:40-15:18 負
2022/03/26 平成国際大学記録会10000m
32:42-34:06 勝
2022/04/25 新潟市選手権5000m
15:26-15:24 負
2022/07/10 予選会10000m
32:36-31:59 負
2022/10/16 北信越CH10000m,5000m
33:16-31:28 負
15:41-15:29 負
2022/11/20 第4回新潟県記録会5000m
15:26-15:04 負
2023/03/15 学生ハーフ
68:24-68:16 負
2023/4/30 新潟市選手権5000m
15:17-15:14 負
2023/07/15 予選会10000m
32:17-31:31 負
2023/10/22 北信越CH10000m
31:25-31:07 負
2024/04/27 日体大記録会10000m
31:24-30:52 負
通算成績 15戦1勝14敗
1番同期内で対決する機会が多くて、1番勝った回数が少ないです。
まだ、高校ベストが俺のが遅いとかならまだしも、俺は真大より30秒もはやいタイムで入学し、受験ブランクほぼ0だったのに勝てないことが本当に悔しい!
残り400mで敗北(学生ハーフ)。くそぉ!勝てねぇ!
という個人の因縁はありますが、予選会では頼もしい味方です。
部内では1番彼と練習することが多いですし、同期の中で、彼とは1番仲が良いと思います(たぶん)
陸上面でも、自分がここまで成長できたのは8割くらいは「彼が常に俺の前を走ってくれたから」というのが大きいと思います。
これが練習そんなしないけど、足は早いタイプの人間だったら、ここまで対抗心を燃やすことはなかったでしょう。
彼が才能だけでなく、部内トップクラスの練習量(俺の方が練習してるけどな!)で、ここまで結果を出しているからこそ、自分にとっては1番良い目標でしたし、練習を頑張れたと思います。
日体後のdown
そんな彼と走る予選会も、今年で最後。
お互い爆走して、伊勢路への切符を掴もう。
もちろん、真大よりも前で俺はゴールするけどな!
師匠から弟子、弟子から師匠へ
さて、後輩に金子敦哉(本名あつヤング)という人がいるのはご存知でしょうか?
こいつだぁ!
何度か彼のブログでも、取り上げてもらっていますが、ありがたいことに僕を見習って練習してくれたそうです。
入学して、ちょっとしたら彼からjogとかどんな意識でやってますか?とLINEがきたことを覚えています。(良い回答になったでしょうか)
とはいっても、自分は対して陸上に関する知識を持ち合わせていなかったので、日頃から彼に何か伝えられることはなく、ヤングに教えれたことは、一つだけ。″″陸上に時間をかける″″こと。
これも、もとは今は亡き(死んでない)師匠である久保田さんから自分が教えていただいたことですが、自分はこの軸一本で、頑張ってきました。
そしたら彼は月間1000kmとか走るじゃないですか。僕なんて足元にも及ばないです。
師匠の教えを、師匠よりも実践する。そんな彼が、2年生になって急成長して、本当に嬉しかったです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240628/10/shindaityutyo/f8/22/j/o1080072015456812690.jpg?caw=800)
去年ヤングと3組目走れて嬉しかったぞ〜
努力は嘘をつかない。というのは、綺麗事ですが、1番努力してる奴が1番早くあって欲しい。という自分の理想を、自分以外で体現してくれる可能性がある。そんな尊敬できる後輩です。(どっちが師匠かわかんねーなこれ)
彼に1番期待して、結果を出して欲しいと思っているのはこの僕です。
自己ベストもとうとう昨年の秋北で抜かれてしまいましたが、自分以上に陸上に時間をかけている人が俺より早いというのは嬉しいことでもありました。
これまた残り1周(400m)で負けた秋北
彼の実力は僕が1番信頼していますし、2組目で良い流れを作って3組目に渡してくれると信じています。
走りで伝えたい
長いなぁって思ってきましたね?
このトピックと締めを書いたら終わりますので、もう少しお付き合いください。
1年生は予選会ってどんなものかよくわからないですよね。
予選会のためのミーティングが何度もあって、対校戦において、唯一選手選考のTTがあって、朝練とかでも一生予選会の話をして、、、、
正直、うんざりだと思います。
自分も1年生のときはよくわかりませんでした。
当時は今ほど部内のレベルも高くなくて、1年生も予選会を走る可能性があったので、今よりも予選会が近かったはずですが、それでもよくわからなかったので、尚更でしょう。
自分は1年生のときは出走することができなかったので、応援にまわっていました。
この予選会の3組目。久保田さん(当時3年)の走りで、自分は予選会というものに強く惹かれました。
言葉で説明することはできないですが、予選会とはこういうものなんだ。というのを体現した走りでした。
これは久保田さんが4年時の写真だけど…
自分はこの舞台を走るのは3度目になります。
執行も終わって、部内にあれやこれやいうのは自分の役目ではないと思って、あまり思ったことがあっても言わないようにしています(いや、普通に言ってるかも。でも我慢してることもある)
自分がするべきことは走る姿で、この部活はこういうものなんだ。というのを伝えることだと思っています。
みんながなんのために週9回の集合をして、辛いポイント練習をして、とんでもない時間を陸上に割いて、本来の大学生とは逸脱した生活をしているのか。
全てを賭けて走る価値がある舞台ということを走りで示したいと思います。
終わりに
長々お付き合いいただき、ありがとうございました。
自分が入学してから、どれほど走ってきたでしょうか。Garminで見てみました。
1年時 6681km(540時間)
2年時 6812km(548時間)
3年時 6985km(577時間)
4年時 2300km(200時間)6月終了時点まで
合計22778km(1865時間)
地球半周ちょっとを、この3年と3ヶ月で走ってきました。北信越地区で10番以内には走行距離、走行時間が長いと思います。
正直、これだけ時間をかけてきて、今年に入ってからさらに練習量を増やして、週3回10km先の競技場で練習して、自分の軸からすれば、個人としては負ける要素がどこにあるかわかりません。
学部生最後の予選会。
自分がこの中で1番積み上げてきたものが多いんだという絶対的な自信を持って、会心の走りをします。