自分の恥ずかしい勘違いで他人様の記事を捏造呼ばわりしておきながら、自分の残念さに気づくと記事をコソッと削除して謝罪もしないナイス害を探してます。

"マスコミ出身の池田信夫氏は、グラフが捏造だといってきた。マスコミでそうしたグラフを見たことがなかったからだろう。ただし、そんなデタラメはネットの上ではすぐに見破られる。池田氏は自らのサイトの上で捏造だとする文章を削除した。ただし、捏造呼ばわりした筆者に対する謝罪はない"

(高橋洋一氏の記事、上述のリンク先より引用)



残念な記事を見つけてしまったので、紹介します。


(*1)「アベノミクス第2幕」は財政拡大をめざす

生き残りを図るリフレ派とバラマキ派の残党

(池田信夫,2017.04.21)



"片岡氏は「デフレが失業と賃下げの原因だ」と主張してきた。これは経済学の常識の逆だが、消費者物価上昇率がゼロ前後まで下がったのに失業率は3%を下回り、ほぼ完全雇用といってよい水準になった"(*1)

あれれ〜、おかし〜な〜
賃金デフレ説は誤りである。
って、片岡剛士さんが言ってましたよ٩( 'ω' )و

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図表出典:(*2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング

(*2)デフレと金融政策に関する基本的事実
(片岡剛士,2014.01.07)

"これを彼は「アベノミクスの成果」だというが、デフレという原因が直っていないのに、なぜ失業という結果だけが変わるのだろうか。完全失業率は図1のように民主党政権の2010年から下がり始め、それからずっと単調に下がっている。インフレ率とはまったく相関がない"(*1)

単純な相関で語れると思っているところは、某内閣官房参与と同じレベルですね٩( 'ω' )و

しかも、批判しようと頑張っておられる池田信夫さん…片岡さんの記事で論破されているようにしか見えないのは気のせいでしょうか?

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図表出典(*3)

"しかし、第二次安倍政権と民主党政権における完全失業率の改善要因はまったく異なる。図表4は完全失業率の差の要因分解を行い、第二次安倍政権と民主党政権とを比較したものだが、民主党政権時における完全失業率の改善(-1.1%pt)は、就業者数減少(+0.74%pt)、非労働力人口の増加(-1.62%)、15歳以上人口の減少(-0.22%pt)により生じたものである。いうなれば景気の悪化が進むことで就業者数が減り、非労働力人口が増えることで職を求める人々が労働市場から退出したことがこの時期の失業率改善の理由である。

一方で2012年12月以降の完全失業率の改善は、景気の改善が進むことで職を求める人々が新たに労働市場に参入することで非労働力人口が減り、就業者数が増えたことで生じているということだ。

確かに雇用の「質」の改善は重要だが、就業者数が増え、有効求人倍率が高まり、就業者のバーゲニングポジションが高まらない限り、雇用の質の改善はないだろう。就業者数の増加と比べて質の改善が進まないからといって就業者数を増やした政策を批判する理由にはならないのである"(*3)

民主党政権下の失業率低下と第二次安倍政権下における失業率低下を同列に述べる方が、万が一、万が一、おられたとしたら、残念過ぎます。

「恥のプラットフォーム」というものを寡聞にして、知りませんが…

(*3)【SYNODOS】2015年の日本経済と経済政策を振り返る/片岡剛士 / 計量経済学


三本の矢ではないが、残念な内容は、一本では終わらない。

"これはもはやリフレ派ではなく、昔のケインズ政策への先祖返りだが、そこには金利が永遠に上がらないという前提が必要だ。今の0.01%以下という世界史にも例のない異常な金利が続く限り、今の政府債務は維持できるが、それは可能だろうか"(*1)

ドーマー条件をご存知の方であれば

名目GDP成長率 > 名目金利(うん、国債)

はご理解いただけるかと。

池田信夫さんが仰る「金利が永遠に上がらない」という前提は必ずしも必要ではない(上がっても、より名目GDP成長率が上がれば良い、もしくは、統合政府に含まれる中央銀行(日本では日銀)が、国債をガンガン買っているれば、大丈夫です。
このあたりは、一般人ですらご存知なことです(*4)。

(*4)「財政再建を問う-財政赤字よりも大切なこと」
(アフロニキ,2017.03.14)


"これを脱却するには、政府が「借金を踏み倒す」といって通貨の信認を下げればいい、というのがクリストファー・シムズの物価水準の財政理論だが、これは大胆すぎて政治的には無理だろう"(*1)

まったく、何を言っているのか分からない。
借金を踏み倒すなどとは言っていないことが理解出来ていない、という自己紹介でしょうか。

残念な方々は、ぜひ、書籍「アベノミクスは進化する」(*5)をご一読下さり、自分たちが論破されていることをご自覚いただいた方が良いかと。

(*5)アベノミクスは進化する


インターネッツの情報は、玉石混交です。


(*6)日銀はいくら借金しても大丈夫なの?
(池田信夫,2017.04.24)

恥のプラットフォーム、などこの世に存在しないと思いますが、成長しない、ノビーしろがないアカウントは大丈夫なの?と思うのであります。