☆☆☆☆+ 講談社どうわがいっぱいシリーズ51 77p 2002年10月
斉藤洋「ペンギンたんていだん」読みました.
今回は,なぜかペンギンたち,飛行船に乗って,砂漠に降り立ちます.飛行船に乗っている間は,いつもの「エンヤラ、ドッコイ!」ではありません.「エンヤレ,ギッコン.ドッコイ,バッタン.」飛行船のプロペラをまわす音も混じってこう聞こえるみたいですねえ.
ペンギンたちに,たんていされる動物たち?は,サソリ,リクガメ,ラクダです.サソリはリクガメに,リクガメはラクダに,ラクダはサソリに,それぞれ,迷惑をかけたかと思って,それが原因でおどおどしています.
でも,自分たちがたんていされているようでもないので,サソリ,リクガメ,ラクダはそれぞれ安心するわけです.また,それぞれの動物たちのわだかまりも解消されます.でも,動物たちは,疑問に思います「いったい,何をたんていにしに来たのだろう?」
相変わらずのペンギンたちの行動,先が読めません.50羽のペンギンたちは,オアシスで水浴びをしたので,結局これが目的だったのかなあ?でも,わかりません.
読後はほのぼのします.独特のリズムのある文章と,高畠純の挿絵で,どの年齢の子供たちでも楽しめまると思いますよ.挿絵が多く,字も大きいので,読み聞かせても,15分とかかりません.お薦めです.
他の7冊は紹介はこちらです。あわせてどうぞ。これで,ペンギンシリーズ完全制覇したのかなあ???
ペンギンたくはいびん 、ペンギンサーカスだん 、ペンギンおんがくたい 、ペンギンたんけんたい ,ペンギンしょうぼうたい ,ペンギンパトロールたい ,ペンギンおうえんだん