アーサーが教える体のふしぎ3号,買いました.頸椎,右脳,肋骨,背骨 | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

付録 ☆☆☆☆
記事 ☆☆☆☆

アーサーが教える体のふしぎ3号,買いました。


2号の紹介はこちらです・・・



3号の付録は,頸椎(けいつい),右脳,肋骨(ろっこつ)の後ろ側,背骨の一部,固定パーツです.


今回の組み立ては頭蓋骨と頸椎を合体させるときに,力がいりました.この部分,小さい子供ではうまくできないでしょう.でも,一回ハマれば大丈夫.しっかり固定されます.逆に肋骨と頸椎は,楽に接続することができたのですが,この部分が,はずれやすいのです.頭蓋骨だけもつと,肋骨と頸椎の部分がとれてしまいます.もう少しこの部分の接続,きつくてもいいかなと思いました.


組み立てて思ったのですが,ヒトの背骨の後ろ側って,尖っているのですね.ほ乳類はもちろんのこと,恐竜とか,マンモスの骨格でもこんな格好になっているのでは?何か,大発見をした気分です.これは,組み立てなかったら気づかなかったことかも・・・


右脳もついてきますが,今回は使いません.


3-2
首と背骨がとれやすいんですよ,わたし・・・

3号の内容は,泌尿器と生殖器,体のしくみ,あなたの体はあなたが食べたものでできている!,細胞の働き,新しい細胞 です.


泌尿器と生殖器:泌尿器である腎臓は,血液中の要らなくなった水分と化学物質をろ過し,尿を作ります.卵子はすべてふたつの卵巣にあり,その数は20万個.ふたつの精巣は毎日約3億の精子を作り,前立腺精のうが,精子を作ります.図解されているので,位置関係がわかりました.


体のしくみ:体の細胞数兆個が,ひとつひとつ生きるために,それぞれの仕事をしています.それぞれを機械にたとえて説明しています(例えば目からはいる刺激はビデオカメラより正確に焦点をあわせるとか).


あなたの体はあなたが食べたものでできている!:すごく刺激的な,タイトルですね.まさにそういうことなのです.食べ物は細胞に栄養をあたえます.糖分は細胞のミトコンドリア中でエネルギーに変わります.タンパク質は,細胞のリボゾームで,他のタンパク質を作るのに利用されます.脂肪は,細胞膜をつくるのに利用されます.


細胞の働き:細胞の核の中に46個の染色体があります.染色体ひとつひとつがDNAです.タンパク質はDNAを鋳型として作られた,RNAに,リボゾームがアミノ酸をひとつずつ付けてできあがります.メラノサイト(メラニン形成細胞)が,皮膚に色を付ける
メラニン(タンパク質)を作り,肌を太陽光から守ります.メラニン量が多いと色黒になります.血液,骨等々,細胞の様子が違ってみえるのは,それぞれの細胞が作るタンパク質が違うためなのですね.


新しい細胞:ひとつの細胞の中にある46個の染色体をコピーするには,約8時間かかります(いわゆる細胞分裂).卵の黄身はひとつの細胞で栄養がいっぱいですが,核はひとつしかありません,いわゆるひとつの細胞です.


何か,お勉強のような内容となってしまいましたが,読んでもらえたでしょうか???


3-表紙

3号の表紙の基本色は黄です

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円


4号の紹介はこちらです・・・