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すっかり性能アップしたClasic pro 「CM5」
最近は「クラシックプロのCM5、普通に使えますよ」とあちこちで聞くようになった。(2023年11月)
今回、自作単一指向性MEMSマイクの外筐に使う目的で購入したが、分解・破壊する前に現在のバージョン(2023年製品)の音を聴いておこう、とマイクセットしてド肝を抜いた。
「いい」、お世辞抜きで本当に良くなった。
このブログはそもそも「CM5の音を58の音に」(2009年)の手法を伝えるために立ち上げたのがはじまりです。
それが14年間の遍歴のなかで、当の「CM-5」もまた人知れず進化していました。
本家SM58の音とは異なるが、これはこれでいい。
私がそれを知ることの方が遅かったのです、お詫び申し上げます。
この事実判明と同時にCM5改造記事はすべて削除した
10年ひと昔、あのままであるはずがないでしょう。
欲をいえば低域の指向性が緩いこと、あとは文句なし。
58と比較して、かならずしも「完全同一音」でなくても「好ましいマイク」として練られ、進化した。
値段が上がったといっても1,580円(2023.11現在)、この価格であのパフォーマンスはすごい。
900円台だった頃は「見た目58マイク」がキクタニのCM-2000とともに安く買えることでした。
(一方、数千円の国産メーカーマイクの質の低さは例外なく存在理由を疑うほどでした)
当時あの200HZから落ち始める低域不足の、発声の力感が抜け落ちるマイク、そして高域がやかましくハウリングしやすい・・・そんな「CM5」だった。
1,580円になった今は「普通に使えるマイク」となっていた。
この進化はたいへん素晴らしいことです。
さらにPDM-57、XM-8500を含め、過去のダイナミックマイク改造関連記事(14記事)すべてを削除しました。
一つの時代が終わって次へと向かっています。
安価ダイナミックマイクはもう改造しないでください
以上
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