前回記事の続きです。

 

【前回記事】

【献血マニア?シリーズ】

①たくさん献血をすると、
良いことがあるのでしょうか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596133313.html

②献血にはどんな種類があるのか? 

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596140562.html

 

前回記事では、成分献血には

血小板と血漿の2種類があって、

年間(=52週=364日)回数は、

24回(ただし、血小板1回を

血漿2回に換算する)なので、

血小板の方だけなら12回、

血漿の方だけなら24回

となるというお話をしました。

 

それで、どちらの献血が良いのか?

ですけど、現実には、献血に行くと

その時の在庫?の状況で、

「今回は、血小板/血漿でお願いします」

と言われるので、私などは

それに素直に従ってます。

 

私の60回の内訳は、

血小板 42回/血漿 14回

400mL 4回/200mL 0回

なので、日赤さんの希望に沿って行くと

やはり血小板の需要が高いようです。

 

ただ、大まかな傾向としては、

午前中か、午後早い時間帯に行くと、

血小板でお願いされることが多いようです。

 

一方、午後遅めになると、

血漿で、と言われることが増えてきます。

 

これはなぜかというと、

血小板は、4日しか保管ができないので、

毎日ある程度の血小板が必要なので、

まずは午前中の方からは

血小板でお願いするのだと思います。

 

(なお、他の保管期間について、詳しくは↓

赤血球製剤は21日、一方血漿は1年など。)

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/process/m3_01_01_index4.html

 

しかし、一定量の血小板が確保できれば、

それ以上集めても、逆に4日の保管期限内で

使い切れず、廃棄となる可能性があります。

 

そのため、血小板を確保できた血液型

については、「血漿でお願いします」

と切り替わるのだと思います。

 

逆に言うと、午後の遅い時間でも

血小板で、と言われた場合は、

かなり足りないのではないかと思われます。

 

それから、そもそも、どの種類で

献血するかは、基本としては、

献血者(ドナー)が選択できるそうです。

 

まあ、無償の善意の行為だから

それは当然かもしれません。

 

ただまあ、すでに十分余裕の

ある方の種類でお願いしても、

特に保管期間の短い血小板のような

場合には、使い切れず廃棄となり、

無駄になる恐れもあります。

 

中には、献血回数を多くするために、

「血漿専門」という方もいるそうです。

 

それでも頻繁に献血される方は

大変有難い存在とも思います。

 

ただ、私は、日赤から求められる種類で

応じる方が、人様のお役に立てるのでは

ないか、という考え方です(個人的見解)。

 

(ただし、中には血小板が少ない

という方もいらっしゃるそうで、

そういう方で、血漿ばかりとされる

方もいるとも聞いております。)

 

<参考>色々な考え方が……

成分献血と全血献血は

どっちが喜ばれるの?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1390138468

献血回数をできるだけ

増やしたいと思っているのですが

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1143198746

日本赤十字の献血の表彰制度って

不平等でおかしくないですか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12173964042

表彰制度についてもの申す

http://kenketsu.fprog.org/miyagi/comments/commendation.html

累計同伴数

https://hosino-kanata.com/lets-go-to-kennketu/ruikei.htm

 

 

なお、成分献血は、献血バス

ではできません

献血ルームだけになります。

 

それは、成分献血は機器が大きく

場所を取ることや、時間がかかるため

献血者が滞留してしまうから、

などと言われています。

 

私の場合では、全血なら30分くらいですが、

成分では90分ほどかかります。

 

ですので、スペースの狭い

献血バスでは全血一択となり、

逆に、献血ルームでは、時間が許す方は

成分をお願いされることが多いです。

 

特に、回数多く来てくれる方には、

原則2週間後に次回献血が可能な

成分献血でお願いしているようです。

 

逆にお忙しい方は、拘束時間も短く、

年間3回までしかできない

全血400mLが向いていると思います。

 

さて、成分献血の種類について

長々申しましたが、では、全血献血の

場合はどちらが良いのでしょうか?

 

実はこちらは一択で、

400mLなのだそうです。

 

全血200mL献血は、今では

医療機関からの需要も少ないそうで、

全血の場合は、200mLができない

男性17歳、女性18歳未満の場合

以外は、400mLでお願いされるのが

ほとんどのようです。


(なお、体重制限で200mLしか

できない方は成分献血で、

と言われるようです。)

 

それには、輸血の副作用の問題が

あるそうで、要は多数人からの輸血は

副作用の危険度が上がる、のだそうです。

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/donation/m2_02_02_detail.html

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/niigata/donation/m2_02_05_28-1020.html

 

ただ、初回はやっぱりちょっと緊張

というか、怖いというのもあるので、

200mLで、というと、その希望は

優先されるようです。

 

一方、初回者と、年齢制限で200mL

だけの方だけで、200mLのその日の

目標が達成されると、

2回目以降の方では、無駄になる可能性が

高いということで、断られる場合もあると

聞いたこともあります。

まあ、その位、200mLの需要が少ない、

ということのようです。

 

これに対して、不満の声も上がることも

あるようです。

<参考>

中の人も読んでください

・200mL献血について「など」

http://www.kenketsu.com/200/index.html

(結構日赤に対して辛い意見も

出ているサイトです。

 

ただ、以上のような事情が

あることは、ご理解いただいた方が

よろしいのかな、とは思います。

 

それでは、この続きはまた

明日の夕刻ということで……。

 

<次回記事>

【献血マニア?シリーズ】

④分かりにくい献血間隔~

”献血無事に終わりました”

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12601392621.html

⑤献血ができなくなる期間を

事前察知する方法

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600716924.html

⑥献血はMAX何回可能か?

 (Ⅰ空理空論編)

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596126474.html

⑦献血はMAX何回可能か?

 (Ⅱ空理現実化?編)
https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600635894.html

⑧献血はMAX何回可能か?
 (Ⅲランキング/献血基準編)

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12595915935.html

 

 


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