このシリーズの8回目です。

今回からはもう、ややこしい計算は

出てきませんのでご安心下さい。

 

<前回記事>

【献血マニア?シリーズ】

①たくさん献血をすると、
良いことがあるのでしょうか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596133313.html

②献血にはどんな種類があるのか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596140562.html

③どの種類の献血が

必要とされるのか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600620161.html

④分かりにくい献血間隔~

”献血無事に終わりました”

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12601392621.html

⑤献血ができなくなる期間を

事前察知する方法

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600716924.html

⑥献血はMAX何回可能か?

 (Ⅰ空理空論編)

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596126474.html

⑦献血はMAX何回可能か?

 (Ⅱ空理現実化?編)

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600635894.html

 

 

 

 

さて、このシリーズの1回目で、

こんなことを書きました。

 

しかし、一方で、献血マニアのような

方もいらして、献血記事がメインの

ブロガーさんでは、100回とか200回とか、

中には300回以上という方も

お見かけしています。

 

ネットで「献血回数」などと検索しますと、

色々サイトが出てきて、

1000回以上という方も

いらっしゃるようです。

 

(1)横浜に700回以上献血している

人がいるって本当?

https://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=2909

 

(2)【献血】に今まで100回以上行きました!

あなたは行ったことありますか?

https://yoshiaki001.com/blood-donation/

 

(3)けんけつ・どっと・こむ

http://www.kenketsu.com/index.html

献血スーパーランキング

http://www.kenketsu.com/sr/index.html


ところで、前回、前々回の

面倒臭い計算から、

MAX1317回ではないか?

 

しかし、これは理論上で

実現困難だし、おそらく850回くらいが

現実的ではないか?

 

……というあたりから考えると、

この1000回献血というのが、
いかに困難かというのは、

お察し頂けると思います。

 

ただ、思いのほか多い気もします。

また、上記の「献血スーパーランキング」

(最近の更新はないようですが)

には、「回数部門」「実回数部門」など、

よく分からない部門があります。

 

これは何かと申しますと、

「回数部門」のところに説明があります。


日本赤十字社の

「献血手帳上のカウント方法」

による部門です。

「献血手帳上のカウント方法」とは

1995(平成7)年3月以前

成分献血1回は3回分として、

同じく400mL献血1回は2回分とする

カウント方法です。 

 

つまり、400mLや成分献血の

普及も兼ねて、こういうカウント方法が

あったということです。

(日赤自体がやっていたことなので、

ランキング者が勝手に水増ししていた

わけではありません。)

 

ただまあ、この制度自体は既に廃止され、

それから25年も経っているわけです。

 

私なども初献血は2003(H15)年と

遅かったので、これに違和感が

ないわけでもありません。

 

しかし、現在多数回数の

献血者である方は、

当然長年献血をされているわけで、

この独自のカウント方法で計算して

1000回以上となっている方が

どうも多いようです。

 

ここはちょっと気を付けないと

いけないところかもしれません。

 

こちらを見ると、実回数の

3倍くらいの数字に

なっている方が多いようです。

今でもバブルな回数部門

 累計ランキング

http://www.kenketsu.com/sr/sr5akb0.html

 

しかし、こういうカウントをしない

実回数部門」でも

915回という方がいらっしゃるようで、

これは驚きですね。

 

ところで、2年前の海外ニュースで

こういうのを見つけました。

 

献血で240万人の赤ちゃんを救った

黄金の腕を持つおじいちゃんが

人生で最後の献血を終了

https://gigazine.net/news/20180516-james-harrison-final-blood-donation/


特殊な抗体もつ血液で240万人救う、

豪州の「献血王」が引退(字幕・16日)

https://jp.reuters.com/video/watch/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E3%81%AA%E6%8A%97%E4%BD%93%E3%82%82%E3%81%A4%E8%A1%80%E6%B6%B2%E3%81%A7240%E4%B8%87%E4%BA%BA%E6%95%91%E3%81%86-%E8%B1%AA%E5%B7%9E%E3%81%AE%E3%80%8C%E7%8C%AE%E8%A1%80%E7%8E%8B%E3%80%8D%E3%81%8C%E5%BC%95%E9%80%80%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB16%E6%97%A5-idRCV0050I1

 

1173回ということで、多分日本の昔の

ようなカウントはされていないと思います。

 

また、上のサイトには……

 

ドナーとなる年齢制限をすでに超えていた

ハリソンさんの健康を守るため、

医療機関が今回の献血が

最後という判断を行ったそうです。

 

……ということで、この方は特殊な

血液をお持ちの方ゆえの、

特例措置があったようです。

それにしても驚異的な数字だと思います。

 

ところで、海外の基準は、

日本とはかなり違うようで、

全世界一律ではないようです。

結構テキトーに定めているのか?

 

まあ、日本人は外国人より小柄だから、

という理由もあるのかもしれませんが、

日本の基準は、海外よりは結構厳格

なっているようです。

 

特に米国では、全血500mlとか、

成分は1週間に2回まで可とか、

相当緩い気もしています。

 

<参考:どちらもPDF

海外の採血基準および

献血の状況について(厚労省)

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/dl/s1029-15k.pdf 

 

我が国の献血の現状と課題
松坂 俊光

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjtc/59/5/59_725/_pdf

 

特に、下の資料は、国内外の

色々の事情や課題なども書かれていて、

医療専門家でなくても、

それほど難解ではありません。

 

また、以前に言及した200mL全血献血

についても400mL一本化という

言及がなされています。

 

ということで、今回は、国内外の

多数回数献血者の話題

+海外献血基準事情でしたが、

これでこの一連の

「献血マニア?向けシリーズ」

一旦お開きにしたいと思います。

 

<おまけ>

せっかく、「献血シリーズ」書いたので、

過去60回のデータを集計しておきます。

(データがない部分は、

一部記憶で書いてます。)

 

◆ルーム別(60)

(神奈川) (56)

上大岡      19(閉室)

横浜駅西口   3

横浜駅東口 12

横浜Leaf   18

川崎            1

溝の口          1

湘南藤沢     1

本厚木         1

※ あと、二俣川に行けば、

神奈川全ルーム制覇……だが

全血だけなのと駅から遠いのが難点

 

(東京)    (4)

有楽町         1

akiba:F        1

feel(押上)    1

池袋ぶらっと  1

 

◆献血種類別(60)

成分血小板   42

成分血漿      14

全血400mL    4

 

↓アナログの時代の「献血手帳」

昔はこれで管理していました。

 

 


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