このマニアックなシリーズの6回目です。

 

<前回記事>

【献血マニア?シリーズ】

①たくさん献血をすると、
良いことがあるのでしょうか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596133313.html

②献血にはどんな種類があるのか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596140562.html

③どの種類の献血が必要とされるのか?

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600620161.html

④分かりにくい献血間隔~

”献血無事に終わりました”

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12601392621.html

⑤献血ができなくなる期間を

事前察知する方法

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600716924.html

 

 

なお、今回は、ちょっと長いのと、

マニアックの中でもマニアックで

要は「理論上献血は生涯で

何回可能か」という

あまり実益のない話です。

 

そして、その計算のために、

小学校レベルながら、

結構面倒臭い計算をします。

 

もし面倒に思われたら、

適当に読み飛ばして頂いて、

全く問題ありませんし、

読者の皆様の人生に不利益が

及ぶこともまったくありません(笑)。

 

では、本題ですが、

まずは、これまでの復習から。

 

前から申しておりますとおり、

私はこれまで60回献血に行きましたが、

私以上の「献血マニア」のような

方もいらして、献血記事がメインの

ブロガーさんでは、100回とか200回とか、

中には300回以上という方も

お見かけしているわけです。

 

ネットで「献血回数」などと検索しますと、

色々サイトが出てきて、

1000回以上という方も

いらっしゃるようです。

 

そこで、まず、このサイト……

 

横浜に700回以上献血している

人がいるって本当?(はまれぽ)

https://hamarepo.com/story.php?page_no=1&amp;amp;story_id=2909

 

ここに、こんな計算がありました……。

 

健康状態の問題をまったく無視して

数字の上だけで考えるなら、

人は一生のうちに最大で何回献血を

行うことができるのだろうか?

仮に対象者を男性として

各基準項目をもとに計算してみよう。

16~17歳に行える献血は全血献血のみで、

回数は200ml全血献血の場合、

6回×2年間で12回

その後、成分献血が可能になる

18歳〜69歳までは

年間24回×52年間で1248回

したがって、12回+1248回

合計1260回の献血が可能ということになる。

 

皆様、これでご納得でしょうか?

実は私は、もう少し可能ではないか

と思ってます(笑)。

以下検証してみます。

 

まずは、はまれぽにも出ていた画像を

再度拝借します

(前回記事でも出していたものです)。

こちらの日赤サイトにも出ています↓

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/donation/m2_01_02_detail.html

 

まず、回数に影響があるのは、
下の表「献血の間隔表」です。

 

それによると、成分献血では2週間後に、

次回の献血が可能であるのに対し、

全血献血の場合、200mLでは4週間後、

400mLでは8~16週間後*とされています。

*次回の種類や性別により異なる。

 

したがって、数多く献血する方は、

大抵は成分献血です。

 

さて、18歳以降に、数多く献血するため、

血漿成分献血をひたすら

2週間(14日)おきに年間24回(上限)

行うとします。

 

ここまでで、14日×24回=336日

が必要です(笑)。

 

ところが、1年は365日なので、

まだ、365-336=29日余ってます。

 

分かりやすく(?)年頭から、

ということで考えると、

1月1日が18歳誕生日という方が、

元日(一部ルームは空いてます)

から血漿献血するとします。

 

337日目は12月3日*のようです(笑)。

*平年です。閏年では1日前にずれます。

 

そこで、25回目としてこの日に

全血200ml献血をすることができます。

 

そうすると、26回目となる

翌年の最初の成分献血は

最低4週間(28日)後となるので、

364日目である12月30日

可能とも思えますが、前述のとおり

成分献血の年間24回制限も

クリアする必要があります。

 

そうなると、26回目は結局、

翌年1月1日かな?となりますが、

実は、年間制限は、365日ではなく、

52週(=364日)で計算する

ことになっております

(なお、これ、最近の話です……後述)。

 

結果、26回目は365日目の

12月31日に可能です。

 

つまり、成分献血2年目は

1日早くスタートが可能です

(年間制限期間364日の開始日が1日早くなる)。

 

さらに、うるう年で2月29日を

またぐ場合は、2日早くスタートできます。

つまり、4年で5日分、スタートが早くできます。

(この辺からかなりマニアック……。)

 

※ なお、ここで、上の例でいうと、

「12月30日」が余っています。

つまり、ここまで、完璧に2週間おきでなくても、

1日だけなら余裕日数があって、

ずれても大丈夫、ということになります。

そして、52年あるので、生涯で52回
余裕日数があることになります

これについては、次回取り上げます。

 

そうなると、はまれぽさんによると、

成分献血が可能になる18歳〜69歳までは

年間24回×52年間で1248回。

だそうですから、52年間では、

52年÷4年×5日=65日の

残余が最後に出るのです。

(数字が苦手な方は、もう完全に

付いてこれないと思います。

適当に読み飛ばして下さい(笑)。)

 

この65日間に、さらに5回の

血漿成分献血が可能です。

(14日×4回=56日なので、

57(~65)日目に5回目の

“人生最後の献血”が可能。)

 

※ なお、ここでも、58~65日分の

8日間余裕日数として残っています。

これについても次回ということで。

 

そうなると、

「したがって、12回+1248回で

合計1260回の献血が可能」

にさらに加えて、

200ml全血献血52回と、

血漿成分献血5回が可能なので、

MAXでは合計1317回

ではないかと思われます。どうだ!

(もし計算違いや考え違いが

ありましたらやさしくご指摘下さい。)

 

ただ、この計算は非常に非現実的

あることは間違いありません。

それについては、長くなったので、

特に黄塗りしたところを中心に、

次回ということで。

 

ここまで読まれた皆様、

大変お疲れさまでした。

 

 

<次回記事>
【献血マニア?シリーズ】

⑦献血はMAX何回可能か?

(Ⅱ空理現実化?編)
https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12600635894.html

⑧献血はMAX何回可能か?
(Ⅲランキング/献血基準編)

https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12595915935.html

 

 


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