私は計画が嫌いだった。
なぜなら、いつだって計画は
その通りいかないものだから。
私の力の及ばぬ、
天気や他人や自分の失敗が
計画を台無しにするからだ。
結婚式は大雨、台風。
憧れの大階段を
ウェディングドレスで
降りることはできなかった。
式の1週間後に、映画館で
『天気の子』を鑑賞して、
雨の天気を快晴にする主人公の少女に
ムカつきすぎてエンドロールで号泣していたw
「やっぱり計画はうまくいかない」
それが結論として残った。
けれど
『天気の子』を見たことが
私の転機となった。
（ダジャレみたいw）
自分の、「雨で残念だった」
という負の感情と向き合えたのは
とってもいいことだったの
なぜなら、
絶望したから
「晴れが良かった」
と素直に言える私がいる。
「雨は雨なりにいい！」（ポジティブシンキング）
「天気は仕方ないじゃん」（無気力感）
って両極に振れて、
素直な感情を押し殺してたら、
感じることのできなかった安心。
神様が「本当はどうしたかったの？」
って問いかけてくれたんだと思う。
（それが天気の子を観に行くということだった）
本当は、晴れが良かった。
素直に悲しめたときに、
初めて「結婚式できてよかった」と
安心できたんだよね、雨でも。
安心を手にする方法は、
生きる前提を変える
ことだと知った
たとえ計画通りにいかなくても
結婚式ができるだけでいい。
たとえ結婚式ができなくても
彼と一緒にいられればいい。
彼と一緒にいられなくても
思い出があるからいい。
幸せの前提
と言ってもいいかもしれない。
自分が「良い」と思っている基準は、
案外そんなに大事じゃないことに
気づくんだよね。
奥の奥に、本当の
大切なことがあるの♡
そして最大級に嫌いだった
旅行の計画が、今、
好きになっている
ことに気づいた♡
なぜ嫌いだったかを分析すると
「旅行は楽しいものなのに
楽しみにするのが
怖かったんだ！！！」
と思った。
なんでって、
あれも、だめ
これも、だめ
って落ち込んだり、
これができないと
旅行した意味がない
って握り締めたりしていたから。
期待が裏切られるのが嫌。
思い通りにならないと意味がない。
という前提のもとで生きてたから。
違う♡
本当に大切なことは、
計画通りにやることじゃない♡
私が
経験すること
なのだ♡！
幸せ＝経験すること
という前提に変えたら、
すべてが幸せになってしまった♡
毎日毎日、旅行を楽しみにしていて
毎週末、夫と計画している♡
この経験も旅の楽しみだったんだね
前提を変えるのは負けじゃないよ♡
勝手に1人で幸せになれる魔法です♡
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