東京と秋田を結ぶ秋田新幹線こまち。
こまちに使用されるE6系新幹線は精悍な顔つきと雪景色に映える"あかね色"がとても印象的な新幹線。
 
本日は大曲駅~秋田駅間の素晴らしい雪景色を走行映像でご案内します。
 
こちらは大曲駅の新幹線ホーム。左側の11番線が東京行きの発着ホーム、右側の12番線が秋田行きの発着ホームです。
大曲駅は行き止まりなので秋田新幹線はここで列車の進行方向がかわります。

 

11番線から東京行きのこまちが盛岡・仙台方面に向かって発車します。

 
こちらは12番線の秋田行きのこまち。終点の秋田に向かって11番線の東京行きと同じ方向に発車します。

 
大曲駅。
日本最高峰の花火大会で全国に知られる大曲は横手盆地のほぼ中央に位置しており県南地域の中核都市です。
 
大曲駅のホームの先の線路は行き止まりで新幹線乗換口となっています。
 
新幹線乗換口からホームを望みます。11番線に東京行きのこまちが到着です。

 
こまちは折り返し列車の進行方向をかえて盛岡・仙台方面に向かって発車します。

 
こちらは12番線のホーム。
秋田行きのこまちが到着です。

 
それではこまちに乗って大曲を発車します。次の停車駅は終点の秋田です。

 
大曲を発車したこまちは横手盆地から山あいを抜けて秋田平野に入ります。秋田平野は秋田のお米"あきたこまち"の栽培が盛んに行われており田園地帯が車窓に広がります。

 
途中の和田駅で列車すれ違いを行うため停車をします。白銀の田園地帯を快走してきたこまちはゆっくりと減速します。

 
和田駅では反対側の線路に東京行きのこまちが"まちこ"してくれていました。
秋田新幹線はすれ違いのために途中駅などでこまちが停車して待っています。こまちが"まちこ"と呼ばれる由縁のひとつだそうな。
乗車中の秋田行きこまちは和田駅に少し停車したらすぐに発車。

 
こまちは再び田園地帯を快走します。終点の秋田まであと一息です。

 
まもなく秋田です。到着のアナウンスが車内に流れます。

 
秋田に到着する手前でこまちが所属する秋田車両センターを車窓に望めます。秋田駅に到着したこまちはここに回送され車内清掃と外観のお色直しを行います。

 
秋田新幹線の終点、秋田に到着です。
秋田駅はターミナル駅。
奥羽線を北上すれば青森、羽越線を南下すれば新潟、男鹿線で男鹿半島にも通じています。

 
秋田駅11番線に到着したこまち。

 
11番線は降車専用のホームです。
乗客の降車が完了したあとはすぐに秋田車両センターに回送されます。
 
 
こまちはゆっくりと秋田駅を発車して秋田車両センターに向かいます。
 
12番線は東京行きのこまちの乗車専用のホームです。秋田車両センターで車内清掃と外観のお色直しをうけて待機していたこまちがホームに入線します。

 
入線してから発車までの時間を雪景色のホームで静かにたたずむこまち。
 
鮮やかな"あかね色"がほんとに素敵です。
 
定刻となりこまちは秋田駅を発車します。これから東京への長旅がはじまります。
 
秋田駅。
東口には秋田拠点センターアルヴェやNHK秋田放送局などが建設され、秋田の新しい玄関口として発展しています。

 
秋田新幹線こまちでゆく真冬の秋田。
秋田ではお米のあきたこまち・きりたんぽ・比内地鶏・稲庭うどん・なまはげ塩プリンなどたくさんのグルメが楽しめます。
また、男鹿半島なまはげ館では本物のなまはげに触れあうことができます。
 
秋田駅から少し足をのばして八郎潟へ。
琵琶湖に次いで国内で二番目に大きい湖だった八郎湖を干拓した田園地帯は、その広大な広さに圧倒されてしまいます。白銀の世界の向こうに水平線が見えそう…!