⑤千代駅からの天龍峡編の続き。



本日は朝一番に大嵐駅を出発して、小和田駅・為栗駅を訪問し、田本駅から温田駅まで徒歩で移動して、天龍温泉おきよめの湯にも行って、千代駅からの徒歩で天龍峡の観光をして充実した一日を過ごしました。


最後に天竜峡駅から特急伊那路4号に乗って帰宅の途につきます。目指すは愛車が待っている大嵐駅!


16時14分発の伊那路4号が到着しました。

到着シーンはこちら。

今日はたくさん歩いたのでリクライニングシートでまったりしたいところですが、最後の力を振りしぼり前面展望にかぶりついて車窓の動画撮りをしたいと思います。

それでは、最後に伊那路4号の前面展望をお楽しみ下さい。

天竜峡駅を発車。

天龍峡の渓谷を流れる天竜川を渡ります。

千代駅を通過。

金野駅を通過。

唐笠駅を通過。

門島駅を通過。

門島駅〜田本駅間の景色。
飯田線の線路が天竜川の急峻な斜面にへばりついてる様子がよくわかります。

田本駅を通過。

温田駅に到着。

温田駅を発車。

為栗駅を通過。

為栗駅〜平岡駅間の景色。前面展望ではわかりづらいですが、平岡ダム湖沿いを走行しています。

平岡駅に到着。

平岡駅を発車。

鶯巣駅を通過。

伊那小沢駅を通過。

中井侍駅を通過。

最強の秘境駅、小和田駅を通過。

愛車が待っている大嵐駅を通過して、全長5063メートルの長大トンネル、大原トンネルに突入します。

大原トンネル内の様子。
特急伊那路は飯田線が誇る日本一の鈍足特急ですが、この大原トンネルは一直線なので、伊那路はここぞとばかりに突っ走ります。

水窪駅に17時04分到着。

伊那路4号とは水窪駅でお別れです。

次は対面に停車している岡谷行きに乗り換えます。まさにとんぼ返り。

大嵐駅は水窪駅のすぐ隣りなので、この時間帯なら天竜峡駅から伊那路4号に乗って水窪駅から戻った方が、早く楽に大嵐駅に行くことができます。

水窪駅を17時05分発車。

17時11分、大嵐駅に帰還。

今日も一日ありがとう、飯田線。

大嵐駅を立ち去る岡谷行きを見送ります。

夕暮れの大嵐駅の休憩所。昨晩の消灯されて真っ暗だった状態とは違い、しっかり照明が点灯しています。

休憩所内も綺麗に照明が点灯しています。

昨晩はこんな感じの中で夜食のケンタを食べようと思ってました。休暇所は豊根村が管理をしているので、省エネで最終列車が立ち去ると消灯して真っ暗にするのは当たり前か。

次回、機会があったら最終電車が立ち去る前に大嵐駅に来たいと思います。

最後に、いかにも飯田線らしいお土産を紹介しておきます。

平岡駅の売店で販売している秘境駅最中。秘境駅弁当もそうですが素朴な感じがいいですね。

箱の中には最中が三つ入っています。

ユニークなのが最中の皮は電車のデザインになっていて中身は空っぽ。餡(あん)は別口包装になっていて、皮を分割して自分で中に餡を詰めて食べる方式です。

平岡駅に立ち寄った際には、飯田線の旅のお土産に秘境駅最中をぜひどうぞ。

これにて今回の旅の任務は全て完了。

実は、帰りに旧富山村の秘境の温泉「湯の島温泉」に行くことも予定していましたが、友人と話し合った結果、おきよめの湯や天龍峡温泉も入ったし、お互い想定以上に疲れたので湯の島温泉はスルーして早く家に帰って晩酌しようぜ、ってことになりました。

と言うことで、夕暮れの哀愁ただよう大嵐駅を後にして、一目散に一般道をひたすら走り、三遠南信道の鳳来峡インターからの新東名高速を目指します。

今回、あえて車でのアクセスがめちゃくちゃ悪い大嵐駅から飯田線の旅をしましたが、これ以上ないという秘境感を存分に味わえました。

南信濃の観光なら飯田線より車の方が楽ですが、飯田線ほどの秘境感を味わうことはできません。

やっぱり飯田線の秘境ロマンは最高です。

それでは、さようなら大嵐駅。

終わり。