公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜 -47ページ目

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

今日は、一つのニュースをご紹介したいと思います。

 

 

 

堺市から5月30日に発表されているこちら。

 

生活保護世帯の中高生向け応援冊子「ココから!」を作成しました!~若手ケースワーカーを中心とした自主研究グループをきっかけに~

 

 

 

内容としては、

 

・若手ケースワーカーの自主研究グループが業務外の時間で研究活動。

・研究活動がキッカケになって大阪市立大と連携した調査を実施。

・大学進学率の低さ、進学しても奨学金の活用など将来への不安を抱える実態などが明らかに

・現場のケースワーカーが支援策として今回の応援冊子を企画・制作

 

といったものです。

 

 

 

この発表を受けての報道では、時事通信のiJAMPや教育新聞などがこの取組を取り上げていますが、残念ながら自主研究活動から生まれた取組であることには触れられていません。

 

 

 

堺市に限らず、様々な自治体で活動している職員による自主研究/自主研修活動は、業務外の時間の自己研鑽や調査・研究などの目的で実施されている活動ですが、その活動が注目されることはなかなかありません。

 

でも、注目はされなくても、こうやって自分のプライベートの時間を費やして、よりよい仕事ができるように自己研鑽に励む自主研活動は、全国に広がっています。

 

 

 

公務員というと、あまり前向きなニュースの対象にならない職業で、いいことよりも不祥事などの悪いことの方がニュースにされがちな印象ですが、実はこういう活動もあるんです。

 

 

 

今回ご紹介した堺市のケースワーカーの活動は、全国的にはあまり大きなニュースにはなっていませんが、私としては自主研活動から本業に見事に還元されている好事例として、拝見してとっても嬉しくなったのでしたラブラブ!



私が日頃発信しているのは、このような勉強会や研修・研究活動ではなく、社会における実践としての2枚目の名刺のこと。

 

でも、2枚目の名刺の活動をする、つまりは組織の外に飛び出すときには、組織の境界線上に少しはみ出す旅立ちの場所が必要。

 

今回ご紹介したような勉強会であったり研修・研究活動であったりは、組織の外、仕事とは異なる活動へと飛び出そうとする人たちにとって旅立ちの場所として、とても大切な役割を担っています。

 

 

 

今回のような成果を一人でも多くの人に知っていただき、公務員の自主的な研鑽活動や2枚目の名刺を持つ活動を応援したくなる人が増えてくれたらいいなと願っています。




制作した応援冊子の表紙。

中身も拝見しましたが、中高生がこれからの進路を考えるのに役立つ情報が分かりやすく掲載されています。

 

 

少し前のことになりますが、長女が紙芝居を作るというので、その作業に付き合ったことがあります。

 

 

 

親としては、子どもが紙芝居を作るというのですから、“手伝う”という選択肢もあるのですが、我が家の場合は、手伝うというよりも伴走するという感じです。

 

 

 

あまり細かい経緯は聴きませんでしたが、どうやら学校のクラスの中の係だか委員会だかの役割として、長女が急遽紙芝居を作って、週明けに学校に持っていくことになっていたようでした。

 

 

 

ここでの私の方針は、

 

1 長女が自分のチカラで創り上げること

2 この日の半日間で完成させること

 

の2点の条件を満たしながら、伴走することです。

 

 

 

 

完全に放っておけば確かに自力で創り上げることになりますが、半日で完成するのは心許ないかも。

 

私が紙芝居を書いたり、描いたりする作業に手を出せば早く終わりますが、長女が自力で創り上げたとは言えません。

 

 

 

こういう時に思い出されるのが、青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムで学んだ「ヴィゴツキーの発達の最近接領域」「足場かけ」

 

適切な助言など協働的なスタンスで関わることで、本人の力だけではちょっと達成が難しい目標のクリアを助け、その経験によって本人の発達を促すような関わり方が「足場かけ」(学術的な意味というより、私の解釈ですが)。

 

 

 

私のこのときの長女に対するスタンスは、

 

問いかけ 95%

実演    5%

 

くらいです。

 

 

 

ということで、長女が紙芝居を自力で書き上げる(描き上げる)までの、主な問いかけをご紹介します。

 

 

 

 

 

ちなみに長女は、私に対して

 

お願い 紙芝居を作っていかなくちゃいけないから、一緒に作って~

 

とアプローチをかけてきています。

 

 

でも、ここで一緒に“作って”しまったら必ずしも本人にとってもよくないと思って、

 

1 長女が自分のチカラで創り上げること

2 この日の半日間で完成させること

 

の2点の条件を満たしながら、伴走するという方針で臨みます。

 

 

 

 

前提として、長女は紙芝居というモノをあまりよく知らないかもしれないし、もちろん書き方(描き方)も分からない。

 

さらには、どんなお話を創ったらいいかも分からないし、どうしたら創りたいお話を想像できるのかも分からない。

 

 

要するに、

 

な~んも分からない

 

に違いない、という前提で臨みます。

 

 

 


 

 

そんな長女に序盤で問いかけるのは、

 

・紙芝居を作ることになったの?

・どんな経緯で作ることになったの?

・作ったら上演するの?

 

といった、中身の話ではないことが中心。

 

この序盤の問いかけで、本人がどんな気持ちで紙芝居づくりに向き合っているのかを感じ取ったり、問いかけから始まるやり取りの中で私自身が「ちゃんと一緒に伴走するよ」ということを感じてもらいます。

 

 

 

 

 

 

その後、前半では、作業方針の確認とプロット作り。

 

・紙芝居ってどんな構造(裏面表面)か知ってる?

・紙芝居の作り方って知ってる?

・紙芝居にするお話は考えてある?

・どんな登場人物が出てくるお話にしたいの?

 

このあたりは、いくら問いを立てても、長女自身の中に答えがない場合もあるので、そういう時は少しだけ私が実演します。

 

 

例えば、今回長女が作ろうとしていた紙芝居は“冷蔵庫ちゃん”というキャラクターが主人公のお話だということでしたが、私が“子犬”が出てくる紙芝居の絵コンテを5枚でお話が完結するように描いてみて、

 

・冷蔵庫ちゃんが出てくるあなたの紙芝居は、こうやってお話が始まって終わるまでに、どんなことが起こるのかな?

・冷蔵庫ちゃん以外に登場人物は出てくるのかな?

(このあたりは結構しっかり足場を作ってあげていて、時間の制約が無ければ、もっと関与の度合いを小さくしてもよかったかも。判断が難しいところでした)

 

などと問いかけて、長女が自分の中で考えを深めたり、広げたりするのを待ちます。

 

 

 

ここまで一切、

「こうしたらいいよ」

「こうしなきゃダメなんだよ」

ということは言わず、私が代わりに描くこともありません。

 

 

 

 

そうやって、長女も“冷蔵庫ちゃん”のお話について5~10枚程度の絵コンテを描き上げました。

 

 

 

お話の中身には基本的に干渉する必要は無いので、作品をより好くするためにという視点ではなく、あくまで鑑賞者の視点で純粋に疑問に思った点を何点か問いかけました。

 

・この人(他の登場人物)は何かお仕事しているの?

・冷蔵庫ちゃんはおしゃべりするの?

・これはどこから見た部屋の様子なの?

 

などなど。

これらに対する長女の考えを聴いても、一切「それならこうしたらいいんじゃない?」という助言はせずに、「そうなんだ~、面白いね~」と頷いたり、感想を口に出すだけ。

 

 

 

 

 

あと、途中で登場人物の顔の描き方が難しいということだったので、これについては顔のパターンを実演して見せました。

 

上手く描けたり、失敗したりしながら多少真似して描いていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

後半、画用紙に本番として絵を描く頃には、ほとんど私が問いかける必要は無くなり、一心不乱に画用紙に向かっていました。

 

この頃は問いかけよりも、長女からの問いかけに対して「いいよ、いいよ~」「お~、カワイイと思うよ!」などと答えながら、後押しするばかり。失敗したって、また新しい画用紙に描き直せばいいだけ。

 

最初から半日かけて創れればいいことにしているのだから、少しでも早く終わればいい、なんてことも思わず、描き進む様子をただニコニコと見ているだけ。

 

 

 

 

 

 

そうして完成した紙芝居「冷蔵庫ちゃん」。

 

最初の観客は次女でした。

 

写真だけ撮らせてもらって、実際に上演しているときはあまり注意を向けずに、私は他の作業をやっていました。

 

本人が私に読み聞かせたいと思えば読んでくれるでしょうが、そうじゃなくても一向に構いません。

 

長女が学校で上演するために創った紙芝居。そこに、一緒に伴走しただけの私にも聴かせなさいよ~などと思う必要はないと思うんです。

 

一所懸命に創っていた彼女の横顔を見られたことの方が、何百倍もワクワクしたのですから。

 

 

 

 

ちなみにその週の月曜日に学校に持って行き、クラスで上演をした長女。

クラスのみんなに喜んでもらえて、どうやら大成功だったみたいです。

 

よかったねニコニコ

 

 

 

 

こちらのブログで書いたこととも近しいのですが、

泣きじゃくる次女、何とか描き切った!

結局、創り上げるのは子どもたち自身。

 

そうだとしたら、親が正しいと思うやり方なんて、そんなに役に立たないものです。それよりも大切なのは、子ども自身が、如何に自分を信じて楽しく熱中できるかということ。

 

そのために必要なのは、知ったような顔で「もっとこうしたら~」と言う親の指示やアドバイスではなくて、「あなたのやってることは超素敵だよ!」という肯定するエネルギーなんじゃないのかな~って思います。

 

 

 

皆さんは、如何お考えですか?

 

 

 

木曜日(6月21日)から我が家に義母が来てくれていまして、妻も娘たちもテンション上がってます。(娘たちも義母(おばあちゃん)が大好き)

 

 

ということを理由に金曜日も飲み会を1件パスし、早く帰宅するなど、家族で過ごす時間を多く確保している週末です。

 

 

 

昨日(土曜日)は、娘たちの学校の学校公開日で、午前中は授業を2コマ見させてもらい、午後は体育館での音楽会で、各学年の合唱や合奏を聴かせていただきました。

 

 

 

その後、土曜日の夕方からは、娘たちとお義母さんにお留守番をしてもらって、久しぶりに妻と2人で外出してきました。

 

 

映画がいいかな~

買い物がいいかな~

美術館がいいかな~

 

 

といろいろ悩んでる時間が楽しいんですよねラブラブ!

 

 

 

で、結局、普段は行かないようなところに行こう、ということになりまして、午後6時の新宿へ。

 

妻が「大きな本屋に行きたい」というリクエストをしてくれたので、東京の丸善と新宿の紀伊国屋のどちらがいいかな~という選択。

 

 

 

 

 

ついでに社会科見学として、歌舞伎町の“浅め”な界隈をチラ見して、ゴジラを拝んできました。

 

 

 

その後、少し雑貨を買ったり、買いたいな~と思っているものを探してみたり、結局、コレといって何をして過ごすわけではありませんでしたが、ブラブラして、夕飯にトンカツを食べて、帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

最後に、ゴディバでショコリキサーを。

 

トンカツでお腹いっぱいだったので、二人で一つをいただきました。

 

 

 

 

子ども抜きでの、二人の時間。

何をするわけじゃなくてもいいものですね。

 

 

 

 

留守番をしてくれていたお義母さんと娘たちに感謝です。

 

 

 

 

次は、事前にしっかり計画して行くのもいいかも!

 

 

 

 

みんなが寝静まった自宅に帰ったら、“蓋が開かないお鍋事件”にビックリにひひ

 

 

 

 

今日は久しぶりに丸の内にあるTIPS(中小機構)に行き、気になっていたワークショップに参加してきました。

 

 

 

参加したのは、

 

自分だけの「肩書き」をつくってみよう!

 

というワークショップ。

 

 

 

事前のイベントの募集ページでは、

 

“少人数でチームをつくり、「個人で考えを深める時間」と「チームで共有やアドバイスを行う時間」を交互に持ちながら進めていくワークショップ。
他者からの視点が入ることで、あなたの魅力や個性がどんどん引き出され、そして整理されていきます。”(TIPSホームページから引用)

 

と紹介されていました。

 

 

 

参加する前は、きっと

 

パラレルキャリア

ポートフォリオワーカー

公務員

ワークショップデザイナー

ブロガー

キャリアデザイン

 

みたいな、自分の活動を軸にしたキーワードの延長線上の肩書きになるのかな~と予感していたのですが、他の参加者の方とお話しながら創られた新しい「肩書き」は、

 

“手づくり場”デザイナー

 

ちょっと予想していたものとは違った雰囲気で新鮮でした。

 

 

 

嬉しいとか、逆に心外とかいうことではなくて、まだしっかり咀嚼し切れていない感じです。

 

 

同じチームになったメンバーとの対話の中で立ち現れてきたのは、こんなキーワードでした。

 

 

 

①自由と自律

②対話

③遊び

④手づくり

⑤表現(書く・描く)

 

 

どうでしょうか?

 

 

私が好きなこと、大切にしたいと思っていることとして、これらのキーワードをご覧になって

 

だよね~、島田っぽいな~

意外! 島田っぽくないな~

 

どちらの感想をお持ちでしょうか?


 

 

この5つのキーワードを統合・整理して

 

①自分の手

②創り出す

③対話

 

というのが、今回のワークショップでの私の最終キーワードです。

 

 

ここから半ば強引に(?)作り出したのが、

 

“手づくり場”デザイナー

 

という肩書き。

 

 

ご近所さんの新しい関係作りのための対話の場とか、自宅と会社を往復するだけの毎日を変えたいサラリーマンのための対話の場とか、そういう直接自分が手をかけて設えるような手作り感のある小さな小さな対話の場こそ、自分の命の方向性なのかもしれないな~と思って。

 

 

私の関心は、社会全体を大きく変えるような動きではなくて、あくまで目の前の手の届く範囲の“小さな社会”に直接手をかけて、自分なりの形で関わることなんだと、改めて認識しました。

 

 

そういえば、就職活動のときに受かっていた国家公務員も辞退して、試験日当日の朝、県庁の試験ではなく市役所の試験を選んで受験したのも、“誰のために仕事をしているのかが見える方が、自分は頑張れる”と当時既に思っていたことを思い出しました。

 

 

 

 

人生100年時代。

 

藤原和博さんも書籍で書いていて、堀江貴文氏や落合陽一氏も引用している考え方に、

 

複数の肩書きを組み合わせて、自分をレアキャラにする

 

というものがあります。

 

 

 

 

私の例で言えば、

 

地方公務員

   ×

パラレルキャリア

   ×

ワークショップデザイナー

 

というのは、自分をレアキャラにする掛け算のモデルです。

 

 

 

レアキャラになれるなら、それはそれで大切なことではありますが、そこに“自分が本当にやりたいこと軸”みたいなものとして、新しく

 

“手づくり場”デザイナー

 

という肩書きを心の中にしっかり刻んで、また明日からの仕事も仕事以外の“志事(こころざしごと)”も頑張りたいと思います。

 

 

 

 

皆さんは、他者(会社)から与えられたものでは無い、自分を表す肩書きってお持ちですか?

 

今から新たに名乗るとしたら、どんな肩書きを発明して名乗りたいと思いますか?

 

 

やばい!

日付が変わっちゃいます!(汗

 

 

 

2月頃から少し担当業務が変わり、4月からは業務が完全に純増の状態で6月までやってきました。

 

特に5月、6月は監査があったり、出納閉鎖からの決算があったり、課の中期財政計画を立てたりとお金回りのこともあり、課の事業の進捗管理のこともあり、なかなか早く帰れる日を作れずにいます。

 

 

 

増えているのは、業務の分類で言うとどこの部署にも在るような庶務とか総務と呼ばれるものなので、内容として学ぶところが大きいかというと必ずしもそうではありません。

 

 

でも、そのやり方をどう工夫するかは、やはり自分次第で学べることも少なくないな~って思っています。

 

 

 

どうしたら課内の職員の負担が小さくなるか考えて、

 

例えば、

定められた様式と記載要領だけではなく、どの根拠資料を付けるか、その根拠資料は2枚にわたるのか、1枚にまとめて一覧性を備えられるのかとか、エクセルの関数だけじゃなくて過程を見える化した方が自分たちが担当する業務の部分だけでも検算してもらえるのかとか。

 

 

 

後工程が如何に楽になるかを考えるのはとても大切なことだと思っていて、私にとっての後工程はまず最初に窓口となる私から展開する課内の皆さんだから。

 

私が10分間追加で手間をかけることで、私からの確認依頼を受け取った課内の一人ひとりが、5分間ずつ作業を短縮できるにはどうしたらいいかを考え、手を動かす時間は、あまり創造的ではないかもしれないけれど、私は結構好きです。

 

 

 

課内の一人ひとりが新たに手にした5分間で、彼らがいい仕事をしてくれることが何よりです。

 

 

こればかり頑張ってると、職員としてのスキルアップとか、そもそも課せられている目標のクリアが覚束なくなるので、そこは自分でバランスをとるように心がけています。

 

 

 

皆さんは、内部向けの管理系の業務をやるときに、どんなことを考えますか?

 

もしくは、そういう仕事をしている職員と自分との関係をどんな風に感じていますか?