5月31日、皇居三の丸尚蔵館に妻と行きました。

 

今回の展示は第4期の前期です。

これまでのブログはここです。

すべての展示の写真です。

ただ写真を撮るのではなく、展示品はじっくり見ています。

開館記念展「皇室のみやび-受け継ぐ美-」
第4期 「
三の丸尚蔵館の名品」

webによると

  • 明治時代以降、御慶事や行幸などの折にふれ、皇室へ美術品の献上が行われました。
  • また、皇室に納めることで、美術品が長く遺されることを願って献上されることもありました。
  • そのようにして献上された品々のなかには、美術的な価値が高い品も少なくありません。
  • 開館記念展を締めくくる第4期では、国宝・狩野永徳《唐獅子図屏風》など、献上された品を中心に、当館を代表する名品の数々を紹介します。

 

 

 

国宝:春日権現験記絵 巻一】高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309)頃

第一期では巻十二が公開されました。

 

 

【天子摂関御影 天皇巻】藤原為信・豪信 鎌倉~南北朝時代 14世紀

 

 

国宝・動植綵絵:老松孔雀図、諸魚図、蓮池遊魚図、芙蓉双鶏図】
伊藤若冲 江戸時代 18世紀
びっしりと描きこまれていていて、きれいで素晴らしいの一言です。
迫力があります。
はじめに本物を観てから鑑定団に出すか考えた方がいいです。。。

 

 

 

一番人気で人だかりでした。。。

 

【花鳥十二ヶ月図:二月 菜花に雲雀図、三月 桜に雉子図、十月 柿に小禽図、十一月 芦に自鷺図】
酒井抱一
 江戸時代 文政6年(1823)

 

 

 

三羽の鶯がかわいいです。

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【粘葉本和漢朗詠集】伝 藤原行成 平安時代 11世紀 ※後期はページ替えあり

さまざまな書式がみな美しいです。

 

 

展示室1の方はこれまでにない飾りがしてありました。

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国宝:唐獅子図屏風】
写真上 狩野永徳 桃山時代 16世紀
写真下 狩野常信 江戸時代 17世紀

 

 

【朝陽霊峰】横山大観 昭和2年(1927)

素晴らしい!

国宝でも重要文化財でもないなんて。。。

 

 

 

 

【七宝四季花鳥図花瓶】並河靖之 明治32年(1899)

四面で四季を表現していて美しいです。

 

小鳥がかわいいです。

 

 

 

【双鶏置物】戸島光孚ほか 大正5年(1916)

生き生きとした置物で、蒔絵とのことですがどうやって作ったのでしょうか?

 

 

【閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風】高島屋呉服店 昭和3年(1928)

高島屋が製作した刺繍です。鶴も花もきれい!

 

 

 

 

重要文化財:萬国絵図屏風】 桃山~江戸時代 17世紀

 

日本で開かれたイエズス会のセミナリオで学んだ日本人の作と考えられています。

 

 

不思議な日本列島です。

 

【宇治川蛍蒔絵料紙箱・硯箱初代 飯塚桃葉 江戸時代 安永4年(1775)

 

 

【青海波塗硯箱】伝 青海勘七 江戸時代 17世紀

水戸光圀の愛用品です。

 

 

今回は迫力がありました。
後期はページ替え1品と入替1品ですが、
名作をもう一度観るために行こうと思います。

 

アジサイが咲いていました。