2月8日、皇居三の丸尚蔵館に妻と行きました。

 

今回の展示は第2期の後期です。

前期から変更があった写真を主に載せます。

これまでのブログはここです。

開館記念展「皇室のみやび-受け継ぐ美-」
第2期 「近代皇室を彩る技と美」

パンフレットによると

  • 皇居三の丸尚蔵館の収蔵作品には、明治時代以降に宮中において室内装飾として使用された美術工芸品類が含まれています。
  • なかでも、明治22 年(1889)に大日本帝国憲法発布式が行われた場所でもある明治宮殿を飾った作品は、当時の著名な作家が最高の技術を凝らしたものです。
  • 第2期では、それらの作品とともに御即位や大婚25 年(銀婚式)など皇室の御慶事を契機として制作された作品、さらに明治・大正・昭和の三代の天皇皇后にゆかりのある品々をご紹介します。

 

【第1章 天皇皇后ゆかりの品々―明治・大正・昭和】(展示室2)

 

《菊に小葵蒔絵手焙》 明治時代(19世紀) ※後期展示替え

一見分からないですが、前回の写真と見比べるともう一対の方に替えたと思われます。

 

《鵞鳥(がちょう)卵蒔絵盃》 明治時代(20世紀)

 

《波に雁図》村瀬玉田 明治時代(20世紀)

 

《御歌色紙「うつぶして」(はなすみれの御歌)》貞明皇后 大正~昭和時代(20世紀)

 

《雍熙帖》山名貫義ほか 明治33年(1900) ※後期ページ替え

 

《日傘》20世紀

 

《琵琶湖・富士図》山元春挙 大正14年(1925)

 

《植樹祭》川合玉堂 昭和23年(1948)

 

《各種馬置物 乗車用鹿毛》後藤貞行 明治23年(1890)

 

《明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」『皇族大臣参議』(I類A-01)》

大蔵省印刷局ほか 明治13年(1880)頃 ※ページ替え

この第2期内で、毎週くらいの間隔でページ替えが行われていることを知りました。

さすがに毎週このページ替えの確認だけで来られないなあ。

スライドで、この写真帖に登場する人物の紹介がされていました。

明治から大正にかけての名だたる人たちでした。

西郷隆盛のはありませんでした。

撮影を断ったんだろうなと思いました。

 

《白鼈甲紅葉たぼ留め》 大正~昭和時代(20世紀)

 

【第2章 皇室の慶祝と宮殿を彩った調度】(展示室1)

 

《賀茂競馬置物》山崎朝雲 大正13年|(1924)

 

《旭日双鶴松竹梅図》荒木寛畝、野口小療 明治27年(1894)

 

《大婚二十五年奉祝景況図》高橋源吉 明治27年(1894) ※後期展示替え

写真一枚目の下段は浅草です。

まったく今と違います。。。

 

《昭和度 悠紀地方風俗歌屏風》川合玉堂 昭和3年(1928)

 

最後に二つ、前期と同じ展示ですが載せます。

重要文化財《蘭陵王置物(らんりょうおうおきもの)》海野勝珉 明治23年(1890)

ホントに素晴らしい造形です。

面を外したりりしい顔も見たいです。

 

《日出処日本(ひいづるところにほん)》横山大観 昭和15年(1940)

縦2メートル半弱、横4メートル半のサイズに圧倒されます。

近くで見て、富士山が雲にかすんでいくぼかし方が素晴らしいと思いました。

 

後期も見ごたえがありました。

素晴らしい作品の数々で目の保養になりました。

第3期も行きます。