今年の3月に歩き始めた旧東海道、10回目となりました。
今更ですが、旧東海道と東海道。ほぼ一緒、だと思っていたのですが、
今回、箱根湯本から芦ノ湖へ、そして三島へ・・・と歩いた道のりの半分近くが石畳、まさに旧道でした。
箱根湯本までは、東海道(国道1号線)を歩いて、たまに残っている旧道を歩いてはいたものの、
ほとんどが町なかの舗装された道路だったのですが、今回の旅は違いました。。
あ、わたし、旧東海道を歩くんだ・・・!
と、改めて気がついた・・・汗
改めて・・・といえば、今回歩き始めた箱根湯本。”湯元”じゃないことを認識したのも今回…遅い!!
旅の記録も10回目だし、テーマを「東海道をあるく」から「旧東海道をあるく」に変更するのも面倒だし。だし。
そして、これからの行程もざっくり見てみると、やっぱり国道歩きが多いようなので、このままにしておきます。
今回は、1泊2日の行程、金-土でプランをたてたので、出発は平日朝。
(6:32)
小田原行きの急行、けっこう混雑していて、相模大野だったかな?かなり先まで座れませんでした。
(8:11)
小田原駅の終点で。今回はプチグッディ、同行ですー。
小田急線と同じホームの先に、箱根登山電車のホーム。
(8:15)
赤い電車に乗りまーす。
出発して車窓から見えた小田原城。
全回は歩きながら見上げた箱根登山電車から、今度は国道と早川を見下ろしてます。
箱根湯本駅がみえてきた。
(8:40)
箱根湯本駅到着です。
箱根湯本駅前、前回来たときにほとんど歩かなかったので、
気になっていたお饅頭屋さんへ立ち寄りました。8時半からやってます。 →丸嶋本店
試食用のお饅頭をちょっといただいて、お土産用に1箱(10個入り)購入。
試食は前日のものだったようです。ちょうど今から作る、という様子でした。
お饅頭屋他の土産物屋が並ぶ道から、こんな路地が見えて。ちょっとぶらぶら。
「これより東海道五十三次」の石碑・・・???日本橋から歩いてきている私には”?”
弥次喜多の湯という温泉施設の前にありました。食事なしの温泉施設、宿泊はできるらしい。
その近くに、こんな看板。「湯本の夜は順子におまかせ!」
プチグッディ、にゃんこに遭遇w
そうそう、ちょっと期待していた紅葉はほぼ終わっていて残念でした。
冬枯れとなった山を背景に、わずかに色づく葉っぱを写真に・・・。
橋のたもとの温泉施設前に、この看板。開通当初の湯本駅跡だったのでした。
(9:00)
湯本界隈をぶらぶらしていたのは、このお店の開店時間を待っていたのだ!
この日、11月16日だったのですが、なんと月に一度の「ちもとの日」(偶然)。
ちもと、といえば都立大前のちもと、軽井沢のちもとは行ったことがあって、
箱根湯本のちもと、この機会だから行ってみようと思って調べたら、ちょうどいいお日にち♪
軒先に、この幟。
ちもとの日サービスは、なんと栗むし羊羹が100円でした。個数制限2個、もちろん買います。
そして、お店によってちょっと違う竹の葉に包んだお餅(湯もち)も初めて購入です。
さあ、少し歩きます。もう一か所お目当てがあります。(まだ、ある!)
(9:20)
前回立ち寄った「ルッカの森」ですが、650mの表示を見てやめました。まだ開店時間前だし。
というわけで、旧東海道を先に進みます。
(9:28)
街道沿いにあった弥坂湯には、すでにのれんがかかっていました。 →弥坂湯(やさかゆ)
昭和24年にできた町営の共同浴場のようです。朝風呂・・・一瞬頭をよぎったけれど、先へ・・・。
旧街道沿い、古い時代と思われる道祖神。
季節の花ですねえ。
ぶらぶら歩きながら、道路の両サイドをチェック。
こちらにもまた、道祖神。
(9:37)
そして、大事なチェックポイント、湯本茶屋の一里塚!日本橋から22番目の一里塚。
一里塚を過ぎると、箱根の山越えです。舗装道路は左にカーブしていますが・・・
(9:40)
旧街道は舗装道路の右手前を下って行きます。
石畳!旧街道の石畳が残るエリアの始まりです。
晴天続きだったのに、旧道に入ったらしっとりと湿った空気。
足元の石畳も、苔むした石は湿っていて滑るので、乾いた石を選んで歩く。。
このあと2日間、半分近くはこんな石畳だった印象です。けっこう、たいへん。
(9:43)
ほんの2、3分で「猿橋」と呼ばれる橋に到着。
箱根湯本ホテルの裏手に当たるようです。
人の手の入った流れの上に、温泉の建物の渡り廊下があります。
旧街道は、左手の上り坂に続いていますが・・・建物に沿った右手の下り坂方面へ。
この、案内、みつけた。ここに寄ろうと思っていたのです。
道とは思えない道を下ると、目の前が開けました。
(9:47)
箱根湯本ホテル本館となりにあるベーカリーカフェ。ここで朝ごはんと決めていた!
箱根ベーカリー http://xn--lckxe4btdc5595f1q2a.com/
クロワッサン、季節の栗がどっさり入ったパンと、コーヒー。
ディスプレイ、かわいい。他にひとり、白人の男性がパンを食べていて、空いてた。
パンを入れてくれた紙袋も可愛いじゃないですか。参勤交代風景ねー。
お土産用として売られていた龍神あんパン。非常食として、購入。
イートインスペースは20名くらいは座れそう。山越え前の最後のトイレもここで・・・。
外の緑が見渡せる店内です。パンも美味しかったー。
30分の長居のあと、ようやく店の外へ。
(10:18)
お饅頭屋→和菓子屋→パン屋と、早朝から湯本でハシゴ。でもまだ、10時過ぎたところです。
さあ、いよいよ箱根の山越えに向けて出発!!遭難しても甘いものたくさん持ってるから安心(笑)
これまでの行程まとめ (日本橋から約91km 京都まで約409km※日本橋-京都を約500kmとして)
1 日本橋→品川宿(鮫洲) 10km https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12359688565.html
2 品川宿→蒲田 6km
前半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12370889695.html
後半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12372638714.html
3 蒲田→新子安 11km
蒲田→川崎宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376144528.html
川崎宿→新子安 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376180027.html
4 新子安→保土ヶ谷 7.5km
新子安→神奈川宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378127343.html
神奈川宿→保土ヶ谷宿https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378128339.html
5 保土ヶ谷宿→藤沢宿 17.2km
保土ヶ谷宿→戸塚宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12383218423.html
戸塚宿→藤沢宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12383671944.html
藤沢宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12384630958.html
6 藤沢宿→平塚宿 13.3km
藤沢→茅ヶ崎 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12387251106.html
茅ヶ崎 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12389830250.html
茅ヶ崎→平塚 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12389839251.html
7 (番外編)興津→清水 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12390517109.html
8 平塚→国府津 14km
平塚→大磯 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12410922903.html
大磯宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12411191758.html
大磯→国府津 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12411193529.html
9 国府津→小田原 6km https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12416223783.html
小田原宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12416244828.html
小田原→箱根湯本 6km
10 箱根湯本 イマココ
日本橋→箱根湯本 91km