次ページ、■練習のコツ記事の反響+頭の中での練習
■1回の練習が体に入って行く重要さ。(長さや回数より大事なこと。)
■CwW3★羽生選手と子供達『視点を変えることで世界は変わる』ピアノでも考えたいこと
私がお伝えしているピアノの体の使い方は
ヨーロッパのピアニストや教授だけでなく、
ピアノ以外の様々な分野から
様々な形で学んだ知識を
ピアノに当て嵌めて応用し、
それらを実際に使って演奏したり
指導で様々な困難を解決してきた実例の
集大成のようなものです。
ピアノ以外というのは
主にスポーツ系や医療系の
書籍、雑誌、TV等からの情報(近年はネットも)を
取捨選択や組み合わせて実験したもので、
常に自分が弾き続け、
同時に指導し続け、
考え続けていたからこそ
できたことでした。
一見無関係のように見える情報にも
繋がることがあったりして面白いです。
でも、
さすがに、古武術からくる体の使い方と
同じと言われるとは思いませんでした。。
***
最近、某地方都市で
スピードスケートの金メダリスト・小平奈緒さんに
古武術を指導された大学の先生の
ワークショップがあったそうです。
(いい笑顔。奈緒さんはどんな表情の時も純粋なお人柄を想わせる真直ぐな目が印象的。)
その地方都市とはまた別の某所で
私のレッスンを受けている方が
参加されたのですが、
なんと、私が言っていることと
本当に同じだったのだそうです。
メールからの抜粋です。(許可済)
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肩甲骨・骨盤のバランス、
可動性の増大などの理論的なお話
+先生の実演+みんなで やってみる=2時間 でしたが、
ほんとうに恵先生がおっしゃることと同じことを
おっしゃっていて、 感動しました。。。
肩甲骨・肩の使い方、
からだのバランスの取り方、など、、、
さらに自分の体のバランス・安定性と、
筋肉の関係など、 (中略)
◎◎◎(曲)をやるには、
からだのバランスがとれないと
腕が自由にならないので、
そういう必要性を痛切に考えるようになりました。
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この方は、今、
かなり難しい大曲に取り組まれています。
今までも音楽的なことだけでなく
身体の使い方についても
私の説明に深く納得されているからこその
毎回の長時間レッスンなのですが、
こうして全く違う視点からの勉強で
学んだことが同じだった・・・ということで
また大きな刺激となって良かったです。(^_^)
特に、腕の自由さについては、
有名音大の教授など影響力のある方が
脇を締めたり肘を止める方向の
指導をされることも多く、
逆に、
ポーズで振り回し過ぎる流派(?)もあるようで
私の伝えていることが誤解されやすいのです。
そのどちらでもないのです。
そして、
腕の自由さを保つためには
身体の使い方を考えることが
特に難しい大曲では必須です。
難しい曲を弾くからこそ「痛切に」
その必要性を感じてくださって、
このタイミングでの古武術との出会いは
本当によかったと思いました。(^_^)
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