1回の練習が体に入って行く重要さ。(長さや回数より大事なこと。) | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

 

 

 

 

「練習は大事です。」

 

・・・と言うと、

 

とにかく時間を長く、

 

回数を多くすれば

 

上達するのかと考えがちですが

 

そうではなくて・・・

 

 

1回の練習でも

 

脳や体に入って行くという意味です。

 

 

ついつい、

 

「今は、練習だから」

 

「本番はまだ、ずっと先だから」

 

「まだ、弾けてないから」

 

などと考えて

 

雑な練習をしていないでしょうか?

 

 

でも、

 

練習って怖いんです。

 

影響は残ります。

 

 

まず、

 

弾き直しすることの重大さを

 

分かって頂きたいです。

 

 

本番までには

 

弾き直さずに弾けるようになるから、と

 

思うかもしれませんが、

 

練習し始めの段階で

 

弾き直し、弾き直し、

 

つっかかり、ひっかかり、とっかかり、と

 

弾いていると、それが体に染みついて行きます。

 

 

本番3週間前には

 

弾き直さずに弾けるようになったとしても、

 

本番で緊張すると

 

1ヶ月から数か月くらい前の状態に戻るので、

 

緊張した本番では

 

結局弾き直してしまいます。

 

 

 

また、

 

同じく本番まではまだ間があるからと

 

音を並べるだけのような練習をするのも、

 

やはり本番直前に音楽的に弾けても

 

緊張した本番ではつまらない演奏になりがちです。

 

 

ゆっくり、弾き直さずに、音楽的に練習したいですね。

 

 

 

ゆっくり弾くと言うのは

 

ただ遅ければ良いのではなくて、

 

1つ1つの音をどんなタッチで弾き、

 

次の音へどうつなげてどんな表現で弾くか

 

どこまでひとつと考えるか、等々

 

必死に気を使って

 

ゆっくり弾きたいですね。

 

 

脳は単純化した方が理解しやすいので

 

ゆっくり弾くことで時間に対しての

 

すべきことが減りますから

 

ゆっくり、良い弾き方、良い表現を滲み込ませると

 

効果的な練習になります。

 

 

 

この練習方法は

 

フィギュアスケートや体操などでは

 

絶対できませんよね。

 

 

ゆっくりジャンプを跳ぶことはできないし、

 

鉄棒も跳馬もゆっくりはできません。

 

 

空中に30秒くらい居られて

 

4回転ジャンプをどうやって回るかを研究できたら

 

技術が凄く向上しそうですけど。。(^_^)

 

 

 

ピアノは

 

ゆっくりできるのですから、

 

脳でも指先でも、「味わう」と考えて

 

少しでも良いタッチで

 

少しでも良い表現で

 

弾き直さず(用意してから弾けば弾き直しません)

 

良い練習をしたいですね。

 

 

ゆっくり弾いたら退屈、という場合は

 

良い表現では弾けていない証拠なのです。

 

 

ゆっくり、うっとり、味わって、練習したいですね。

 

 

 

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                 Megumi(野谷 恵)