中国語学習経験者ならよくご存知、まず最初に習う四声(しせい)の発音。
ma(マ)という音も4種類の音の高低で全く意味が異なる、というアレ。
上から下に急激に下がる四声(よんせい)のma(マ)は、骂(ma4)。
罵る、悪態をつくという意味だが、大人になってこの方そんな経験のない多くの日本人は、
ピンと来ない単語。
しかし、上海では、骂(ma4、罵る・悪態をつく)に出くわさない日はないほどの
頻出単語。(>_<)
表現方法も多種多様にあり、それを研究するだけでも中国人的思考回路の理解に役立ちそう。
よく街中で聞こえて来るのが・・・
神经病!(shen2 jing1 bing4)
罵り語としては、漢字から来る意味の病名ではなく、どうかしてるな!、イカレテル!
ぐらいの意味合い。
他にも挙げたらキリがないほど存在する罵り語。
その中でも最初に中国人の友達から聞かされ、中国人的発想だなぁ(*´Д`)=зと
記憶に残っているのは・・・
脑子有水(脳みそに水溜まってんじゃねぇーの?)
そして最近、中国人の会話で耳に残ったのが・・・
脑子被抢打过的(ピストルで脳みそ撃たれたんじゃないの?)
後半2つは、決まり文句というより各自のオリジナルに近い言い方なのかも。
きみら、言いたいこと言い過ぎですよ。(-"-;A
* おまけ *
これぐらい言いたいことを言い放てば、日々のストレスも溜まらないだろう。
本音さえ抑え気味の日本語の対極に位置する、発散型言語の中国語。
ここからも中国人の強烈さを感じずにはいられないね。
ネズミ自身、日本語と中国語を話している時では、二重人格か!?と思うことがある。
まぁ、罵らないようには気を付けてるけど・・・。( ´艸`)
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昨日は、お隣のドイツ人家族が、ご主人の仕事で北京へ引っ越して行った。
美味しいものをお裾分けしたり、お互いの子供の成長を見守ったりもして来たお隣さん。
生後4ケ月の小さな小さな手と握手し、お別れをした。(。・ω・)ノ゙
次も仲良く出来そうなご家族が、やって来てくれるといいなぁ。