2024年9月に開業したばかりの「上海温室花園」へ行ってきました。
この花園は、2010上海万博の跡地にできた世博文化公園内にあります。
地上地下合わせて延べ約4万平方メートル(=東京ドーム1個分弱)もの広さ、アジア最大級の最新型温室植物園です。
通耀路側の世博文化公園の21号門から10分位歩くとたどり着きました。
植物園とは思えないような、スケルトンで大きな建物でした!
大きく分けて、①海市沙洲、②雲上森林、③雲霧峡谷の3つのエリアに分かれています。
まず、①海市沙洲へ。ここでは、熱帯乾燥地帯の植生が再現されています。
サボテンやバオバブの木などがたくさん植わっていました。
ホームセンターで売られているサボテンしか見たことがなかった子どもたちは、「こんな大きいサボテンあるんだ!」「サボテンの花初めて見た!」と大喜び!バオバブの木の不思議な形にも興味津々でした。
次は、熱帯雨林をテーマにした②雲上森林。
子どもたちは、初めて見るマングローブの木に大喜びでした!
滝があり、階段で滝の上まで上って、滝の内側に入ることができ、迫力満点でした!
ミニ水族館もあり、中国のオオサンショウウオなどがいました。
最後は、③雲霧峡谷。熱帯地域をイメージした一番広いエリアです。
上階から下階までらせん状のスロープが続いており、その周りにバナナの木や背の高いタビビトノキ、花で覆われた柱などがありました。天井が高く広々した空間で、歩くだけでも気持ちよかったです。
ほかにも、①海市沙洲、②雲上森林のあいだの地下のスペースには、キラキラ光るプロジェクションが楽しめるエリアもありました。
この植物園がある世博文化公園は敷地がとても広く、今回はすべて回れなかったのですが、双子山という人口の山(登山には予約必須らしい)、キノコをテーマにした遊具広場(蘑力楽園)、屋外花園、芝生広場などもありました。天気がよければ、一日中楽しめそうな公園でした。
<基本データ>
場所:上海市浦東新区济坤路100号 世博文化公園内
地下鉄7号線「后滩駅」から約1km。古北・虹橋エリアからはタクシーで20~30分。
定休日:月曜
開館時間:9:00~17:00
料金:有料(大衆アプリやC-tripアプリ参照)
予約:必要
大衆アプリやC-tripアプリで入館時間指定の上事前予約必要です。
ただし、空いていれば、事前予約しなくても当日その場でQRコードスキャンしてチケット購入可能です。
パスポート:予約時にパスポート番号入力必要。
トイレ:あり
エレベータ:恐らくなし
※ルートの途中に階段が所々ありましたが、エレベータやエスカレータは見つけられませんでした。
英語表示:あり
日本語表示:なし
所要時間:約1時間~1時間半
<おすすめポイント>
アジア最大級の最新型屋内植物園!
日本や上海では自生していない熱帯地域の植物を観察できる!広々と心地よい空間で、歩くだけでも楽しめる!
屋内植物園というと、狭くてサウナみたいに暑苦しいイメージですが、ここの植物園は快適な温度設定でした。
<注意点>
ルートには階段が所々あるのでベビーカーだと大変かも知れません。歩き回るので運動靴で!
植物の名前札はあるのですが、中国語か英語表記なので、植物名を日本語で子どもにすぐに教えられなくて困る。
植物園自体は屋内なので雨天時でも問題ないですが、公園入口~植物園までは少し歩くので、天気がよい日に行くことをおすすめします。
※2024年の情報です。