いちごのショートケーキ
今月はビュッシュといちごのショートケーキをご紹介しています。
みんな大好き、ショートケーキ。
スポンジの食感、スポンジとクリームのバランス、
大きさ、高さ、挟む果物にいたるまで、
きっとそれぞれの方にそれぞれのお好みがあると思います。
私が好きなショートケーキは、
口溶けの良いしっとりとしたきめの細かいジェノワーズにシロップを多めにうち、
いちごを立てて並べて、その高さいっぱいにシャンティを流したもの。
ジェノワーズとクリームが1:1くらいが好き♪
というわけで、
レッスンではφ15cm底取れデコでジェノワーズを焼きますが、
型いっぱいには焼きあがらないように、仕込む量を加減しています
(そうしないとものすごい高さのケーキが出来上がってしまうので^^)。
だから焼きあがりに「あれ?!ふくらんでないっっ??」とがっかりされないように
先にご説明しています^^
また、なれない卵の泡立てが多少うまくできずにあまり膨らまなくても
しっとりときめの細かいジェノワーズに焼きあがります。
ナッペは難しいと思われがちですが、きれいにクリームを広げるコツをお伝えします。
これからレッスンにいらっしゃる方にも、
リラックスして、楽しんで作ってもらいたいな。
Croissant
vienoisserieに関して言えば、まったく、まったく興味がありませんでした。
食べたいもの=作ってみたいもの、という図式が私の中にあるため
折込み系は特に好きじゃない→作る気が起きない→練習しない→いつまでもヘタ
という流れ^^;
でも去年2ヶ月を過したフランスで少し折込み系のお菓子が好きになり
寒くなるとせっせと練習しています。
私はPain au ChocolatやPain aux Raisinsが好き
研修先ののルセットは、
水分が多くて、スキムミルクや発酵済みのパン生地が入り
デトランプに対して折り込むバターの割合も多いリッチなもの。
焼き上がりはサックサクでハラッハラ、中はしっとりもっちりとして
それはそれはおいしいのです。
でもその分、手で折り込むには手早さと正確さが必要となり…
まだまだ、練習が必要です。
もうひとつ、シェフRのルセットで仕込んでみました。
こちらはとてもシンプルな配合ではありますが、十分、おいしいものです。
外パリパリ、中ふんわりもっちり、に焼きあがりました☆
しかし、まだまだまだまだ、目指すところには程遠い、私のvienoisserie…
寒い季節に、寒い部屋で、必死に生地を伸しては折り込む、という作業を続けます。