私のHSP物語6 ~水を得た魚~
 

 

HSP専門コーチの伊藤亜希子です!

 

  HSP専門コーチ伊藤亜希子の『HSP物語』はこちら!  
         第0話 ⇒ 自己紹介
           第1話 ⇒ 5歳児のストレス
 
             第2話 ⇒ 女子の輪が苦手
             第3話 ⇒ 驚異の面接合格率
           第4話 ⇒ 完璧女子に羨ましいと言われた性格
           第5話 ⇒ 宇宙人な彼女
           第6話 ⇒ 水を得た魚
           第7話 ⇒ ニワトリタマゴ
           第8話 ⇒ HSPには耐えられない育休明けの異動
           第9話 ⇒ 押し付けられる価値観に苦しむHSPさん
           第10話 ⇒ HSPさんが人と深い話ができる理由

 

HSP気質で悩むことの多かった私ですが、

今は『人生捨てたもんじゃない!』この一択です。

 

むしろ生き方のコツを掴んだ今となっては、

『人生楽しまなきゃ損!』

『人より幸せに敏感でラッキー!』

そんな風に感じます。

 

そんな私のブログが

あなたのお役に立てますように!

 

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6話は『水を得た魚』

 

 

HSP気質の使いこなし?

無意識ながらにしていたワタシは、

周りの人から

コミュニケーション能力が高く

気配りができる人

と言われるようになっていました。

 

 

 

そして何より、

自他共に認める『平和的な人』

 

 

 

これもHSPさんの気質の1つですが

HSPさんは

相手を優先してしまう傾向が強いです。

 

 

 

争うくらいなら譲ります()

 

 

 

損しているように

見られることもあるんですが、

その場が収まるほうが

居心地が良いと思うからです。

 

 

 

そんな私の20代のお話。

 

 

社会人になった私は会社の

人事部門に配属されました。

 

 

これはまさに適性!!

 

 

毎日同じことの繰り返しが苦手で、

新しい人に出会うことで

好奇心が満たされるワタシ。

 

 

特に採用に関するお仕事は

物理的にも『多くの人』に出会い刺激を得る。

 

 

それは

新しい発想や深い考えに繋がり

忙しながらも

充実とやりがいを感じられる日々でしたキラキラキラキラ

 

 

 

適材適所でのお仕事を通して

水を得た魚のように潤っていたワタシ。

 

 

 

とは言っても、

人間関係のストレス

環境から受けるストレス

HSPさんとして当然のように抱えていました。

 

 

 

それでも

仕事での刺激や充実感が高かったので

HSPさんはやりがいを求める傾向が強い

アップダウンはあるものの、

追いつめられるほどの感覚はありませんでした。

 

 

 

そんな頃に、

会社で事件がおきました。

 

 

 

ある1人の男性社員さんが無断欠勤。

上司が連絡をしても

折り返しの連絡も無い。

 

 

 

まぁ、そういうこともたまにはあるよね…。

 

 

 

って具合に社内では話していましたが、

彼は翌日も無断欠勤。

 

 

 

独身で地方出身者の方だったので、

近しい方に連絡を取ることも

出来ませんでした。

 

 

 

さすがに何かあったのでは…となり、

彼の上司と人事部の男性が

無断欠勤している彼の住まいへ向かいました。

 

 

 

インターフォンを鳴らしても

ノックしても中からの反応は無く、

ドアに耳を押し当てても

部屋に人の気配は無かったそうです。

 

 

 

これはもしかして…

 

 

 

上司たちは

無断欠勤している彼のご両親に連絡を入れ、

大家さんに部屋の鍵をあけてもらうことの

許可を取ったそうです。

 

 

 

部屋の中に…、

 

 

 

彼の姿はありません…。

 

 

 

 

その場で彼の携帯電話にかけると、

誰もいない部屋の中で

携帯電話が震えたそうです。

 

 

 

 

部屋には携帯電話だけでなく

免許証の入った財布も

置かれたままだったそうです。

 

 

 

 

その後は警察へ連絡し、

彼のご家族と共に行方を探しました。

 

 

 

 

数日後、

彼が北海道にいるとわかり

無事を確認することが出来ました。

 

 

 

 

その後しばらく彼は休職し、

そのまま退職する流れとなりました。

 

 

 

私は彼と一緒にお仕事をしたことがなかったので、

彼の人柄や

その頃の業務負荷を知りませんでした。

 

 

 

でも、あの数日間

彼の無事を強く願ったことを覚えています。

 

 

 

 

知識としてのストレス

自分が感じているストレス

そういったことは

何となく解っていたものの、

この一件は

私には大きな衝撃でした。

 

 

 

強いストレス状態が続くと身体に影響する。

心も身体の一部

 

 

 

むしろ、

心から身体に影響している。

 

 

 

病気や事件事故でない死。

それが遠いものでなく、

実は身近に潜んでいるものだと感じました。

 

 

 

『人ってギリギリで生きているのかも。』

 

 

 

そんな考えから、

私はカウンセリングやメンタルヘルスを学び始めました。

 

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