私のHSP物語4 ~完璧女子に羨ましいと言われた性格~
 

 

HSP専門コーチの伊藤亜希子です!

 

  HSP専門コーチ伊藤亜希子の『HSP物語』はこちら!  
         第0話 ⇒ 自己紹介
           第1話 ⇒ 5歳児のストレス
 
             第2話 ⇒ 女子の輪が苦手
             第3話 ⇒ 驚異の面接合格率
           第4話 ⇒ 完璧女子に羨ましいと言われた性格
           第5話 ⇒ 宇宙人な彼女
           第6話 ⇒ 水を得た魚
           第7話 ⇒ ニワトリタマゴ
           第8話 ⇒ HSPには耐えられない育休明けの異動
           第9話 ⇒ 押し付けられる価値観に苦しむHSPさん
           第10話 ⇒ HSPさんが人と深い話ができる理由

 

HSP気質で悩むことの多かった私ですが、

今は『人生捨てたもんじゃない!』この一択です。

 

むしろ生き方のコツを掴んだ今となっては、

『人生楽しまなきゃ損!』

『人より幸せに敏感でラッキー!』

そんな風に感じます。

 

そんな私のブログが

あなたのお役に立てますように!

 

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第4話は『完璧女子に羨ましいと言われた性格』

 

 

HSPという言葉は知らないながらも、

なんとなく自分の性格や特性を理解した私は

10代も後半になると

外向きにはうまく過ごせていたと思います。

 

 

そんな頃に出会った女の子があすかちゃん

 

 

あすかちゃんはスゴイ子なんです。

 

先ずは見た目。

もう完全なる美少女。

色白で華奢な美少女というタイプではなく、

豊満なバディに大きなお目め。

10代ながらも醸す色気は

同じ女性の私でもノックダウンです。

 

 

そして知性。

見た目だけ綺麗な女の子ではなく、

弁護士になることを目指し

偏差値の高い大学に通っていました。

口数も多いほうではなく、

かといってだんまりでもなく。

なんというか、

10代にして完成系の大人。

しかもイイ女。

 

 

極めつけがご実家も裕福。

ご両親も立派なお仕事をされていて、

とても裕福なご家庭でした。

身に着けるものもちょっとリッチ。

普段の生活を聞いても少々ハイソ。

ご両親との関係性も良いようで、

私は『羨ましいという名の光』で

目が潰れるほどの感覚でした()

 

 

どこを取っても完璧なあすかちゃん。

その完璧さを自慢することもなく、

平凡?な私ともフラットに仲良くしてくれる

性格までも完璧なあすかちゃん。

 

 

当然、周りの男子はあすかちゃんに夢中ですよね。

10代の女子らしく

私達もお互いの恋愛について話しました。

 

 

彼とどんなデートをしたか。

してもらって嬉しかったこと。

言われてモヤっとしたこと。

一緒にコンパも行ったり。

 

 

そんな日々を一緒に過ごすなか、

ある日あすかちゃんから衝撃の一言

 

 

 

 

 

『あきちゃんが羨ましい』

 

 

 

 

んんんん????

はて、今なんと????

 

 

あすかちゃんからの予期せぬ一言。

そんな台詞から生まれた私の怪訝な表情は

ワタシ史上の歴代トップに入ると思います。

 

 

『え????羨ましいってどういうこと()?』

 

 

当然の返しですよね。

目の前にいる完璧さんから謎の一言。

 

 

表情や雰囲気から察するに

私を馬鹿にしているとか見下してもいない。

むしろシリアスに、

自分の悩みを伝えたいかの如く発している様子。

 

 

そこからの会話は目から鱗の連続でした。

 

 

簡潔に要約すると、

私の凸凹な毎日が羨ましいとのこと。

 

 

 

私の日常を知っているあすかちゃん。

 

 

彼女によると

私はこんな日々を過ごしていたそう。

 

 

~イヤなことがあると~

●とことん落ち込む

●凹む

●悲しむ

●この世の終わりのように落ち込む

 

 

 

~ちょっと嬉しいことがあると~

●飛び跳ねてる。

●ぱぁぁぁぁっと嬉しさで満ち溢れた様子は

見ていてカワイイとのこと。

(注意:あすかちゃんは私より年下です()

●嬉しさが伝染してくる。

●元気な時の私は、

周りの人を幸せにするほどのパワーらしい。

 

 

 

つまり、

感受性が豊かで羨ましいとのことでした。

 

 

この会話、20年以上前のものです。

でもおそらく私の芯をついてます。

 

 

やはりあすかちゃんはスゴイ子だ

 

 

当時10代後半の女子だった私は

自分の気質を

それとなく日常に適応させてはいたものの、

まだまだ経験が足らず

周囲からの影響を受けて

アップダウンしてばかりでした。

 

 

とにかく辛い。

とにかく楽しい。

 

 

そんな毎日。

まさに一喜一憂。

 

 

そんな私を見ていたあすかちゃんは

自分とは感覚の違う私をみて

羨ましいと思ったとのこと。

 

 

私からしたら

そんな誉め言葉を惜しげもなくくれる

あすかちゃんが最高で、

恥ずかしがりながらも

『ありがとう!

そんな風に言われたの初めてだけどスゴク嬉しい!』

と返し、ますますあすかちゃんを

好きになったのを覚えています。

 

 

 

たぶん、

認めて貰えたって感じたんですね。

 

 

 

悩みながら

凸凹な道を毎日転びながら歩いてる気でした。

 

 

なのに、

自分が羨むような人に羨ましいと言って貰えた。

 

 

先生に褒められるよりも、

親に褒めれれるよりも、

比較にならないくらい嬉しかった。

 

 

あすかちゃんが褒めてくれるんだから

私ってスゴイじゃん!みたいな。

 

 

単純って大事ですね~キラキラキラキラ

 

 

言い換えれば素直さ

人からの誉め言葉は素直に受け取る。

 

 

 

最近は人から褒められたら

『おかわりください!』って言えちゃう。

 

 

それくらいのほうが

良いコミュニケーションを

築けることも知ったから。

 

 

 

兎にも角にも、

あすかちゃんから認めてもらったことは

私が自分自身を認められる

ようになるきっかけでした。

 

 

 

そういうきっかけは

誰しも人生の中で何度か訪れると思っています。

 

 

そのきっかけを不意にしないように

素直さはずっと持っていたいなと思っています。

 

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