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Server OS Cafe

Server OSの紹介等

去る2011年10月9日(日)、東京 有明テニスの森で開催された楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2011 最終日に行ってきました。
シングルスはラファエル・ナダル(スペイン) VS アンディー・マレー(イギリス)という好カードで、アンディー・マレーが単複両制覇という快挙を達成して幕を閉じました。
今回は会場であれこれ撮った写真を掲載しますニコニコ

11時15分からラファエル・ナダルがセンターコートで公開練習を開始。最近のテニスプレーヤーは練習の最初にゴムを使用した筋力トレーニングを行います。
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軽く筋肉をほぐした後はストロークの練習を開始。最初は軽くながす様な感じですが、それでもボールがよく伸びます。ストローク、ボレー、スマッシュの練習の後、サイドを変えてリターンとサーブの練習を行って終了。
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つづいてアンディー・マレー登場。彼も最初はゴムを使用した筋力トレーニングから行っていました。
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練習メニューはナダルとほぼ同じ。相手が前に出た時のパッシングやロビングの練習を入念に行っていたのが印象的でした。
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今年もお店は一杯出ていました。Tシャツやバッグが特価で買えました。
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イベント会場ではミニコンサートもやっていました。
この日登場したのは吉田愛璃さん。
30代半ばのおじさんである私は知らなかったのですが10代、20代には人気のモデル出身のアーティストだそうです。
ご本人のブログにもこの日の出来事が綴られています。
吉田愛璃(えーちん)オフィシャルブログ:3日目終了!
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屋台もたくさん出ていましたが、人気はタイ料理とインドカレーでした。この二つは最近の東京ではどこでも人気ですね。結局、ココナッツチキンカレーにしました。
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さて、14時過ぎ、男子シングルス決勝が開幕。まず第2シード(世界ランク4位)アンディー・マレー(イギリス)登場。
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続いて第1シード(世界ランク2位)ラファエル・ナダル(スペイン)入場。こんな豪華なカードが日本で実現するのは何年ぶりか・・・
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試合開始前のフォトセッション。
コイントスは車椅子テニスで今年グランドスラム3冠を達成した国枝慎吾
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試合は第2セット途中まではナダルが優勢だったが、第2セット途中から調子をあげたマレーが強打を炸裂させ、逆転勝利。
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ATP WORLD TOURのサイトで試合内容のダイジェストを見ることができます。
ATP WORLD TOUR:Tokyo 2011 Final Highlights


男子シングルス決勝
アンディー・マレー 2- 1 ラファエル・ナダル
(3 - 6 6 - 2 6 - 0)
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表彰式。
楽天会長兼社長の三木谷 浩史氏も登場。
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さてマレーはダブルスも決勝に進出していた為、1時間の休憩。その場つなぎに・・・ご存知、松岡修造氏登場。
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男子ダブルス決勝
アンディー・マレー (イギリス 弟)/ジェイミー・マレー(イギリス 兄)
VS
フランティセク・チェルマク(チェコ)/フィリップ・ポラセク(スロバキア)
コイントスは国歌斉唱を行った荻野目洋子さん。
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男子ダブルス決勝が開始された時はすっかり夜(18時過ぎ)。
それでも観客の8割ぐらいが残っていました。
まあほとんどの人は翌日も休日ですしね。
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結局、セットカウント2-0でマレー兄弟が勝利。
アンディー・マレーは単複両制覇。
これは体力的な負担が増している昨今のテニスでは珍しい快挙です。
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最後にダブルスの表彰式を行って閉幕。
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さてSQL Server Code Name "Denali"ではWindows Server 2008 Server Coreへのインストールがサポートされています。ということで試してみました。
[参照] MSDN:Server Core への SQL Server "Denali" のインストール


We can install SQL Server Code-Named "Denali" on Windows Server 2008 Server Core.Let's try.
MSDN:Installing SQL SErver "Denali" on Server Core

当然、GUIがない為、インストールはコマンドラインで実行することになります。
When installing on Server Core, SQL Server Setup supports from Command Prompt.

[今回実行したコマンド(Sample)]
Setup.exe /ACTION=INSTALL /Q /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS /ERRORREPORTING=0 /FEATURES=SQLEngine,Replication,Conn /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /SQLSVCACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" /AGTSVCACCOUNT="NT AUTHORITY¥SYSTEM" /SQLCOLLATION=Japanese_CI_AS /SQLSYSADMINACCOUNTS="BUILTIN¥ADMINISTRATOR" /SECURITYMODE=SQL /SAPWD=[sa's password] /TCPENABLED=1

[インストールパラメータについて(Installation Parameters)]
Configureファイルを準備して、/CONFIGURATIONFILEで指定する方法もあるのですが、今回は全てパラメータでインストール条件を指定してみました。
I use following parameters this time,and I don't use configuration file.

/ACTION
 今回は新規インストールの為、”INSTALL”を指定
 Specifies "INSTALL".

/Q
 サイレントインストールを指定
 Specifies that Setup runs in a quiet mode.

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS
 SQL Serverの使用許諾契約に合意することを指定
 Required to acknowledge acceptance of the license terms.

/ERRORREPORTING
 SQL Serverのエラー報告の有効(1)、無効(0)を指定
 Specifies the error reporting for SQL Server.1:Enabled,0:Disabled.

/FEATURES
 インストールする機能の指定。
 GUIが必要な機能はインストールできません。
 今回はデータベースエンジン(SQLEngine)、レプリケーション(Replication)、接続ツール(Conn)を指定
 Specifies the components to install.
 Choose /FEATURES to specify individual SQL Server components to install.
 I chose SQLEngine,Replication,Conn this time.

/INSTANCENAME
 SQL Serverのインスタンス名を指定。
 MSSQLSERVERを指定すると既定のインスタンスになります。
 Specifies a SQL Server instance name.
 If we specify MSSQLServer for the instance name, a default instance will be created.

/SQLSVCAOOUNT
 SQL Serverサービスのアカウントを指定。
 今回はシステムアカウントを指定。
 アカウントによっては/SQLSVCPASSWORDでパスワードを指定します。
 Specifies the startup account for the SQL Server service.
 I specified System Account this time.
 If you specify account that you must specify password,you must specify /SQLSVCPASSOWORD.

/AGTSVCACCOUNT
 SQL Server Agentのアカウントを指定。
 今回はシステムアカウントを指定。
 アカウントによっては/AGTSVCPASSWORDでパスワードを指定します。
 Specifies the startup account for the SQL Server Agent.
 I specified System Account this time.
 If you specify account that you must specify password,you must specify /AGTSVCPASSOWORD.

/SQLCOLLATION
 SQL Serverの照合順序を指定。
 Specifies the collation settings for SQL Server.

/SQLSYSADMINACCOUNTS
 sysadminロールに追加するユーザーを指定。
 Specifiles provision logins to be members of the sysadmin role.

/SECURITYMODE
 SQL Server認証を使用する場合は"SQL"を指定。
 Windows統合認証のみを使用する場合はこのオプションは不要。
 If we use the security mode for SQL Server,we choose "SQL".
 If this parameter is not supplied, then Windows-only authentication mode is supported.

/SAPWD
 /SECURITYMODE=SQLの場合のみsaアカウントのパスワードを指定。
 When we choose /SECURITYMODE=SQL, we specify the password for the SQL Server sa account.

/TCPENABLED
 1を指定してTCP/IPを有効にします。
 Server CoreではSQL Server構成(GUI)が使用できないのでインストール時に指定しておきます。
 We choose 1 and enable the TCP protocol.
 We must choose this parameter because we can't use SQL Server Configuration Manager(GUI) on Server Core

でもって実行。
I run SQL Server Installer.

$Server OS Cafe-Denli_ServerCore1

この時、SQL Serverが必要とする.NET Frameworkも自動的にインストールされます。
そして、うんともすんとも言わずインストールは完了。
SQL Server Installer setup enables .NET Framework by default.
And SQL Server Installer is finished without any user interface.

念の為、タスクマネージャーと既定のインストール先である"C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server"を確認。
うん、ちゃんと入っとりますなドキドキ
I watch Windows Task Manager and "C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server".
I validate that Installing SQL Server is completed.ドキドキ

$Server OS Cafe-Denali_ServerCore2

管理方法としては他マシンからSQL Server Management Studio等のGUIツールで接続して管理するか、コマンドが使用できる機能はコマンドで管理することになります。
SQL Server Code Name "Denali"では次のコマンドがサポートされています。
We can use command prompt utility and Management Tool from remote machine when we use SQL Server on Server Core.
The following Link contains a list of command prompt utilities that ship with SQL Server.

MSDN:Command Prompt Utility Reference (Database Engine)

ただこの全てがServer Coreで使用できる訳ではないようです。
"C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥110¥Tools¥Binn"を覗いてみると、以下のコマンドが使用できそうです。
But we cannot use all command prompt utilities.
I exam "C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥110¥Tools¥Binn" and I think that we can use the following command on Server Core.

bcp,osql,sqlcmd,sqldiag,dtexec,dtutil,sqlps

SQL Server Code Name "Denali"ではSQL Server Management Sutdioをコマンドで操作するSSMSコマンドと、SQL Server Profilerをコマンドで操作するPROFILERコマンドが追加されています。
これらはServer Coreでの使用を目指したものだと推測しているのですが、現状、/FEATURESにSSMSもしくはADV_SSMSを指定すると、GUIツールも含まれている為でしょう、「インストールできません」と返ってきます。
ここは今後のバージョンアップでコマンドラインツールのみが入る様になるのかな~と考えているのですがにひひ

SQL Server Code-Named "Denali" Adds new command prompt utility SSMS and POWERSHELL.
SSMS opens SQL Server Management Studio.
PROFILER launches the SQL Server Profiler tool.
I think these commands are used SQL Server "Denali" on Windows Server 2008 Server Core, but I cannot installed when I specify SSMS or ADV_SSMS to /FEATURE now.
I think that SQL Server "Denali" will install only command prompt utility when I specify SSMS to install on Server Coreにひひ

$Server OS Cafe-Denali_ServerCore3

最後に以下のコマンドを実行してリモートアクセスができるようにしておきます。
Finally,I executed following statements to remote access of SQL Server Code-Named "Denali".

1. SQL Serverのリモート接続を有効にします
Enable remote connections on the instance of SQL Server

sqlcmd /dmaster /Q"EXEC sys.sp_configure N'remote access', N'1' RECONFIGURE WITH OVERRIDE" /E

2. ファイアウォールでSQL Serverへの接続に使用するポートを開けます。
Create exceptions to allow SQL Server access in Windows Firewall

netsh advfirewall firewall add rule name="TCP1433" dir=in action=allow protocol=tcp localport=1433

$Server OS Cafe-Denali_ServerCore4


Microsoftが「Denali」というコードネームで開発中の次期SQL ServerのCTP 3が公開されています。

$Server OS Cafe-SQL Server Denali

※CTP=Community Technology Preview:ベータ版とほぼ同義です
これまでの慣習からおそらく"SQL Server 2012"という製品名となるであろうこの次期SQL Serverですが、第4世代と位置づけられるメジャーバージョンアップの製品となる模様です。

ニコニコちょっとおさらいにひひ
・第一世代 SQL Server1.0~6.5:Sybase色が強かった頃
・第二世代 SQL Server 7.0/2000:Jim Gray 博士が刷新した現在につながるバージョン
・第三世代 SQL Server 2005/2008:2000の流れを受けてBusiness Intelligence機能を強化

でもって、今回の第四世代ですが、キーワードを拾うと・・・
Always On、Server Coreサポート、カラムストアインデックス、Distributed Replay Controller、DataQuality Services等がありますが、SQL Server 2005/2008の流れをそのままに機能強化をした印象です。

さて、SQL Server Code Name "Denali" CTP 3の入手方法ですが、Microsoft Tech Netにユーザー登録すると、以下のサイトからISOイメージをダウンロードできます。

TechNet Evaluation Center:Microsoft SQL Server Code Name "Denail"のダウンロード

【インストール】
1. ダウンロードしたISOイメージをDVDに焼いて、インストールを開始します。
2. インストーラーの形態はSQL Server 2008と同じでした。
$Server OS Cafe-Denail_Instalelr1

3.Windows Firewallが有効な場合は、必要に応じてポートを空ける様に警告がでます。
$Server OS Cafe-Denail_Installer2

3. インストールする機能は個々に選択します。
$Server OS Cafe-Denail_Installer4

4. まずログイン、照合順序、各サービスの設定といった基本的な設定を実施。
Server OS Cafe-Denail_Installer8

Server OS Cafe-Denail_Installer6

5. インストール対象にAnalysis Service、Reporting Service、Distributed Replay Controllerを選択した場合は、それぞれの設定を行います。
Server OS Cafe-Denail_Instaler12

Server OS Cafe-Denail_Installer10

Server OS Cafe-Denail_Installer9

6. インストール完了
$Server OS Cafe-Denail_Instaler13

7. インストール後、SQL Server 構成マネージャーでTCP/IPの接続を有効にします。
$Server OS Cafe-Denail_Instaler14
また、SQL Server Native ClientのTCP/IPのポート(既定:TCP1433)を設定し、そのポートをWindows Firewallで有効にする様に設定します。
$Server OS Cafe-Denail_Installe15

8.SQL Server Management Studio/Business Intelligence Development Studio
Visual Studio 2010 Shellを使用するようになっています。機能的にはSQL Server 2008と同じ。
$Server OS Cafe-SQLServerManagementStudio

$Server OS Cafe-BIDevelopmentStudio

さて、Denail CTP3をダウンロードすると、Microsoftから以下の様なメールが送信されてきます。

$Server OS Cafe-Denail_Mail

Denali CTP3のホワイトペーパー等の情報が記載されています。

Microsoft SQL ServerチームはDenaliの情報提供を積極的に行っていて、米Microsoftのサイトはもちろん、日本マイクロソフトのサイトでもDenaliの新機能の自習書が公開されているので、勉強する為の素材が一杯あります。

Microsoft:SQL Server Code Name "Denali" CTP3 is Here
日本マイクロソフト:SQL Server自習書シリーズ

またFaceBook(http://www.facebook.com/sqlserver)でも情報提供がされています。
おそらく数あるMicrosoftのProductの中で現在、最も情報提供が多い製品だと思います。
ちなみにFaceBookでは現在、フィードバックを行ったらプレゼントがあたるキャンペーンをやっています(2011/9/10まで)
$Server OS Cafe-Denail_Facebook

とりあえず、Denali CTP3で"SQL Server 2012"の予習をしちゃいましょべーっだ!



さて7月20日に発売開始されたMac OS X Lion。

$Server OS Cafe-MacOSXLionTitle

初日に全世界でダウンロード件数が100万件に達したらしいですね。

いよいよ我が家のMacBook Airも雪豹から百獣の王へ上げてみることにします。

まずはAppStoreに接続。
Lionはメディアはなし、AppStoreからのダウンロードインストールのみとなっています。
いたいた、なんと価格は2600円です。どんどん安くなるね~。
(Windows8もアップグレード版はこれぐらいの値段にしてねドキドキ

Server OS Cafe-MacOSXLion1

ちなみにジャンルは「仕事効率化」!?

で、「インストール」をプチっと押すと、DockにLionが追加されて、ダウンロードが自動的に始まります。

Server OS Cafe-MacOSXLion2

ただサイズが3.9GBあってダウンロードにちょっと時間がかかりました。
※ちなみに私はイーモバイルPocketWiFi GP01(ベストエフォート下り21Mbps)で接続
夜遅かったので、とりあえず寝てる間にダウンロードして、翌朝から作業を再開することに・・・

でもって翌朝。しっかりダウンロード完了し、インストール画面が起動してました。

Server OS Cafe-MacOSXLion3

インストールは使用許諾契約への合意と、インストールディスクの選択のみ。
Server OS Cafe-MacOSXLion4
10分程でインストールはあっけなく完了。

で、最初に起動してきたのがこの画面。
Server OS Cafe-MacOSXLion5

そうなんです。Lionからトラックパッドで上下に二本指を動かすと画面がスクロールできるようになったのです。最初はとまどいましたが、半日ぐらい使っていると慣れてiPhone,iPad感覚で使える様になりました。

なお、LionにするとiTunesもバージョンアップが必要となります。
$Server OS Cafe-MacOSXLion6
これもほんの一瞬でバージョンアップ完了!

さて新機能をお試ししてみましょうニコニコ

LionになるとDockにLaunch Pad(左側)とMission Control(右側)のアイコンが追加されます。
Server OS Cafe-Dock
とりあえず、まず、ここからLaunch Padを起動。

1. Launch Pad
すると、以下の画面が登場ビックリマーク
Server OS Cafe-LaunchPad1
アプリケーションフォルダにあるアプリがiOSぽく一覧表示されるんですね。

複数ページある場合はトラックパッドで指を左右に動かすと切り替え可能。
Server OS Cafe-LaunchPad2

フォルダもiOSと同様に表示されます。
Server OS Cafe-LaunchPad4

どこかクリックすると通常のデスクトップに戻ります。

実際に起動する時はDockからは面倒なので、ショートカットキーか、トラックパッドで起動します。
ショートカットキーの設定は[システム環境設定]-[ハードウェア]-[キーボード]-[LaunchPadとDock]で設定。
デフォルトでは何もキーが割り当てられていないので、他の機能と重ならないキーを割り当てちゃいましょ。
トラックパッドの設定は[システム環境設定]-[ハードウェア]-[トラックパッド]-[LaunchPad]で設定。
こちらはトラックパッドでの起動を有効にするか、無効にするかだけが設定可能です。
デフォルトで「親指と3本指でピンチ」で起動する様に設定されています。

しばらく使ってみましたけど、トラックパッドで起動するのが一番楽でしたね。
iPhone世代だわ、ボクにひひ

2. Mission Control
では続いてMission Controlを使ってみましょ。
前述の様にDockからも起動できるのですが、面倒なのでショートカットキーかトラックパッドで起動しちゃいましょ。
ショートカットキーの設定は[システム環境設定]-[ハードウェア]-[キーボード]-[Mission Control]か、[システム環境設定]-[パーソナル]-[Mission Control]で設定可能。
デフォルトでF9:Mission Control、F10:アプリケーションウィンドウ、F11:デスクトップ、F12:ダッシュボードに割り当てられています。
トラックパッドの設定は[システム環境設定]-[ハードウェア]-[トラックパッド]で確認。
3本指で上にスワイプすれば、Mission Controlが起動するようになっとりますわい。

ではMission Control起動ビックリマークってこんな感じ。
Server OS Cafe-MissionControl

まあ、Windows Aeroのフリップ3Dと同様で実用的な意味はあまりありませんな汗
でも美しいことはいいことだ。(飽きるまでは)しょっちゅう使いそうにひひ

3.その他
Finderのデザインがちょこっと変わっとります。
$Server OS Cafe-Finder
(ちょっとWindowsエクスプローラーっぽいね)
最初の「マイファイル」はフォルダではなく、全てのフォルダにあるドキュメント、画像を検索して表示してくれるものです。
ファイルの種類別に分けて表示してくれて、見やすいです。
ちなみにマイファイルの下にファイルを保存すると、/Users/ユーザー/Documentsに保存されますね。
その下の「AirDrop」は無線LANでつながったMac同士でファイルをコピーできるというすぐれもの。
Macが1台しかないので今回は割愛。

あと意外ですが、Lionで初めてアプリケーションのウィンドウのフルスクリーン表示ができるようになりました。
アプリの右上にある矢印をクリックするとフルスクリーン表示されます。
$Server OS Cafe-FullScreen
そして、メニューバーの右上の矢印(水色で表示されます)をクリックすると元の大きさに戻ります。
あと今まではウィンドウの右下をクリックしないと、ウィンドウのサイズ変更ができませんでしたが、Lionからはウィンドウの枠のどこをクリックしてもサイズ変更できるようになっています。
Windowsでできて、Macでできなかったことって意外とあったのね汗

Lionにして一番感じたのは、トラックパッドの操作を覚えると、あまりキーボードやマウスを使わなくても画面操作ができる様になっているので、かなり使い込むと、操作が楽になったのが実感できそうだということです。
まあ、まだ使い始めたばかりなので、いろいろ触ってみることにします。



現在、ベータ版が無料公開中のマイクロソフトOffice365を試してみました。

マイクロソフトOffice365

Google Appsと同様にクラウドで提供されるサービスで、メールやスケジュールの他、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteといったアプリケーションでドキュメントを作成しメンバーで共有することが可能です。

Office365の特徴を以下にまとめてみます。

①企業向けのサービスとなっており、
従業員が25名以下の企業を対象としたSmall Businessとそれ以上の企業を対象としたEnterpriseの2種類があります。
なお、Small Businessが月単位のサブスクリプションなのに対し、Enterpriseが年単位の契約となること、Enterpriseには24時間365日のサポートが付く等の違いがあります。

②1ヶ月の使用料は1従業員あたり\600。
(ただしSmall Businessが25名分のライセンスとなっているので実際には\600×25=\15,000が最低必要)
この低価格は魅力的ですね。

③Google Apps同様、クライアントには基本的に依存していません。
Windows + Internet Explorer(ちなみにIEはVer7以上が必要)はもちろん、
MacOS XやLinux上のFireFox、Google Chromeでも使用できます。
したがってiOSやAndroidをOSとするスマートフォンやタブレット端末でも使用できます。
出先にいる社員と情報共有するにはスマートフォン、タブレット端末で使用できることは、今や必須条件といって良いかと思いますので、これはうれしいですね。

④主に以下のサービスで構成されています。
基本的にOffice 2010と同様の機能と考えて良いかと思います。
(当然、全ての機能が実装されているわけではありませんが、基本的な機能は大体使えそうです)

・メール、予定表、連絡先の機能はOutlookを使用
・インスタントメッセージング、音声・ビデオ通話の機能はMicrosoft Lyncを使用
・Word、Excel、PowerPoint、OneNoteを使用してドキュメントの作成が可能。
また作成したドキュメントはSharePoint Onlineで共有が可能。

Office365の画面は以下の様な感じです。

①トップメニュー

Server OS Cafe

②Excelを使用しているところ(Windows XP + IE7)

$Server OS Cafe

③Mac OS X V10.6(Snow Leopard) + Google ChromeでExcelを使用しているところ

$Server OS Cafe

④iPhone (iOS4.3 + Safari)でExcelを使用しているところ

$Server OS Cafe

ちなみにExcelやWordを使用する場合ですが、やはりある程度のネットワークの太さが必要です。
スマートフォンの3Gでは見るだけなら問題ないですが、編集は厳しいです。
編集する場合は最低でもWi-Fi以上(理想は光ファイバー)が必要でしょう。
本日(2008/6/18、米国時間2008/6/17)、Mozilla FireFoxのNewバージョンがリリースされました。

FireFox3

ダウンロードサイトはこちら
http://mozilla.jp/firefox/

FireFox3の新機能については以下を参照
http://mozilla.jp/firefox/features/

早速、ダウンロードして使ってみましたが、
前のバージョンよりもページの読み込みの速度が速くなっているのが実感できるので
なかなかいい感じです。

ちなみにMozilla Foundationはソフト公開初日のダウンロード件数世界記録樹立を狙っているらしく
http://downloadcounter.sj.mozilla.com/で現在のダウンロード件数が公開されていますが
先程、22:45頃に確認した時には6,839,026件になっていました。
うち日本は344,013件でした。
まあこんなものかなって数字ですけど・・・

Windows Server バックアップではWbadminコマンド を使用する場合のみ
システム状態のみのバックアップができるようになっています。


Microsoft TechNet Blog:フィールドSEあがりの安納です:Windows Server 2008 June CTP (IDS-3) では システム状態 のバックアップができます

によるとJune CTP(Beta3の後)から追加された機能のようなので、

たぶんBeta版のフィードバックから生まれた機能なのでしょう。


ただこの"システム状態"(System State data)にWindows Server 2008では

具体的に何が含まれるのかについてはいまいちはっきりとしないのですが

Microsoft TechNet Forum - Re: Windows Server 2008 System State

によると、システム状態にはまず以下のものが含まれていて


・レジストリ
・COM+クラス登録データベース
・システムファイルを含むブートファイル
・証明書サービスデータベース
・Active Directoryドメインサービス
・SYSVOLフォルダ
・クラスタサービス情報
・Microsoft Internet Information Services(IIS)のmeta-directory
・Windowsファイル保護(WFP)下にあるシステムファイル


さらに構成次第で含まれるデータが増えるとなっています。


1.システム状態のバックアップの手順
 システム状態のバックアップはWbadmin start systemstatebackup で行います。


 <オプション>
 -backupTarget バックアップの記憶域の場所です。
           Wbadmin start systemstatebackupではドライブ文字のみが指定可能です。

 -quiet ユーザー プロンプトなしでコマンドを実行します。

C:\Users\Administrator>wbadmin start systemstatebackup -backupTarget:d:
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール
(C) Copyright 2004 Microsoft Corp.

システム状態のバックアップを開始しています [2008/03/05 17:47]
ボリューム情報を取得しています...

ボリューム ローカル ディスク(C:) から d: までのシステム状態をバックアップします。
バックアップ処理を開始しますか?
[Y] はい [N] いいえ Y

バックアップを要求されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています。
バックアップを要求されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています。
バックアップを要求されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています。
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バックアップを要求されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています。
バックアップを要求されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています。
バックアップするシステム状態ファイルを識別しています (数分かかることがあります)...
(314) 個のファイルが見つかりました
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システム状態ファイルの検索を終了しました
ファイルのバックアップを開始します
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進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 5% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
進行状況 - 95% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 96% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 97% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
'System Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
'COM+ REGDB Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 98% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('Registry Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
'Registry Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
'WMI Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
進行状況 - 99% ('IIS Metabase Writer' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
'IIS Metabase Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
'IIS Config Writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
'DFS Replication service writer' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
進行状況 - 99% ('NTDS' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('NTDS' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% ('NTDS' によって報告されたファイルを現在バックアップ中です)
'NTDS' によって報告されたファイルのバックアップが完了しました
進行状況 - 99% (追加のシステム状態ファイルを現在バックアップ中です)
進行状況 - 99% (追加のシステム状態ファイルを現在バックアップ中です)

バックアップの概要:
------------------

システム状態のバックアップが正常に完了しました [2008/03/05 21:00]

正常にバックアップされたファイルのログ
'C:\Windows\Logs\WindowsServerBackup\SystemStateBackup 05-03-2008 17-47-51.log'


 システム状態のバックアップに具体的に何が含まれているかは
 バックアップ時に作成されたログ

 %windir%\Logs\WindowsServerBackup\SystemStateBackup DD-MM-YYYY hh-mm-ss.log

 を確認して確かめるのが一番良さそうです。

 このログには以下のような感じでバックアップされたファイルが記録されています。

バックアップ C:\Windows\ 
バックアップ C:\Windows\System32\ 
バックアップ C:\Windows\System32\ru-RU\ 
バックアップ C:\Windows\System32\ru-RU\comctl32.dll.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\ksproxy.ax 
バックアップ C:\Windows\System32\ja-JP\ 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-s..s-svchost.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_ja-jp_7fe4408664e72e3b\svchost.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\ja-JP\svchost.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-ktmutil.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_ja-jp_4fcaceb75d7bf228\ktmutil.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\ja-JP\ktmutil.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-c..ermodepnp.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_ja-jp_1a23bcb8cf7a6029\drvinst.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\ja-JP\drvinst.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-cryptui-dll.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_ja-jp_31fd7de35bc6d3c5\cryptui.dll.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\ja-JP\cryptui.dll.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\en-US\ 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-t..s-utildll.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_en-us_40add1f3ba16650f\utildll.dll.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\en-US\utildll.dll.mui 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-d..tstrapper.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_en-us_887e45adf193bdd4\dcpromo.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\en-US\dcpromo.exe.mui 
バックアップ C:\Windows\System32\drivers\ 
バックアップ C:\Windows\System32\drivers\pci.sys 
バックアップ C:\Windows\PolicyDefinitions\ 
バックアップ C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\ 
バックアップ C:\Windows\winsxs\x86_microsoft-windows-s..ouppolicy.resources_31bf3856ad364e35_6.0.6001.17051_ja-jp_519bcf3f27c2fd28\CredentialProviders.adml 
バックアップ C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\CredentialProviders.adml 
バックアップ C:\Windows\Microsoft.NET\ 
バックアップ C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\ 
バックアップ C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\ 
(以下省略)

 

 なお、バックアップの作成場所は指定したドライブの

 WindowsImageBackup\マシン名\SystemStateBackup\Backup YYYY-MM-DD hhmmss

 になっていて、バックアップファイルの形式はボリューム単位のバックアップの時と同様に

 vhdファイルとなっています。


 WSBSystemstateBackup


2.システム状態の復元の手順
 システム状態の復元はWbadmin start systemstaterecovery で行います。


 <オプション>
 -version   WBADMIN GET VERSIONS で表示される、バックアップ
         のバージョン識別子を MM/DD/YYYY-HH:MM 形式で指定します。

 -backupTarget  回復を実行するバックアップを含む記憶域の場所を指定します。
            バックアップが、コンピュータのバックアップが通常格納される場所
            と異なる場所にある場合に便利です。

 -machine  回復するコンピュータの名前を指定します。複数のコンピュータが
         同じ場所にバックアップされている場合に便利です。
         -backupTarget が指定されている場合に使用します。

 -recoveryTarget  復元する既存のディレクトリ パスを指定します。
             復元が別の場所で行われる場合に便利です。

 -authsysvol    SYSVOL の authoritative restore を実行します。

 -quiet     ユーザー プロンプトなしでコマンドを実行します。

 -showsummary  最後に成功したオンライン システム状態の
            回復について、再起動の状態の最後の実行の概要を報告します。
            このオプションは、別のオプションとは併用できません。


 なお、バックアップにActive Directoryドメインサービスのコンポーネントが含まれている場合は
 Windows Server 2008をディレクトリサービス復元モードで起動してから
 Wbadmin start systemstaterecoveryを実行する必要があります。
 バックアップにActive Directoryドメインサービスのコンポーネントが含まれていない場合は
 通常モードのままで復元を実行できます。


C:\Users\Administrator>wbadmin start sysrecovery -version:03/04/2008-04:50
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール
(C) Copyright 2004 Microsoft Corp.

システム状態の回復操作を開始しますか?
[Y] はい [N] いいえ Y


注意: 回復操作を行うと、ローカル コンピュータ上のすべてのレプリケートされた
コンテンツは、回復後に再同期されます。これにより、待ち時間または
障害が発生する可能性があります。
システム状態の復元を開始しています [2008/03/07 10:44]
復元するファイルを処理しています (数分かかることがあります)...
(41) 個のファイルが処理されました
(384) 個のファイルが処理されました
(788) 個のファイルが処理されました
(1139) 個のファイルが処理されました
(1476) 個のファイルが処理されました
(1788) 個のファイルが処理されました
(2086) 個のファイルが処理されました
(2483) 個のファイルが処理されました
(2937) 個のファイルが処理されました
(3420) 個のファイルが処理されました
(3835) 個のファイルが処理されました
(4228) 個のファイルが処理されました
(4571) 個のファイルが処理されました
(5019) 個のファイルが処理されました
(5494) 個のファイルが処理されました
(5886) 個のファイルが処理されました
(6300) 個のファイルが処理されました
(6651) 個のファイルが処理されました
(7056) 個のファイルが処理されました
(7476) 個のファイルが処理されました
(7817) 個のファイルが処理されました
(8131) 個のファイルが処理されました
(8420) 個のファイルが処理されました
(8748) 個のファイルが処理されました
(9092) 個のファイルが処理されました
(9507) 個のファイルが処理されました
(10022) 個のファイルが処理されました
(10523) 個のファイルが処理されました
(10884) 個のファイルが処理されました
(11247) 個のファイルが処理されました
(11578) 個のファイルが処理されました
(11944) 個のファイルが処理されました
(12360) 個のファイルが処理されました
(12748) 個のファイルが処理されました
(13787) 個のファイルが処理されました
(15187) 個のファイルが処理されました
(16688) 個のファイルが処理されました
(18286) 個のファイルが処理されました
(19840) 個のファイルが処理されました
(21321) 個のファイルが処理されました
(22803) 個のファイルが処理されました
(24299) 個のファイルが処理されました
(25378) 個のファイルが処理されました
(25801) 個のファイルが処理されました
(27116) 個のファイルが処理されました
(28459) 個のファイルが処理されました
(29721) 個のファイルが処理されました
(31122) 個のファイルが処理されました
(32262) 個のファイルが処理されました
(33610) 個のファイルが処理されました
(35004) 個のファイルが処理されました
(35974) 個のファイルが処理されました
(36906) 個のファイルが処理されました
(37989) 個のファイルが処理されました
(39030) 個のファイルが処理されました
(40208) 個のファイルが処理されました
(41239) 個のファイルが処理されました
(42308) 個のファイルが処理されました
(42919) 個のファイルが処理されました
(43712) 個のファイルが処理されました
(44768) 個のファイルが処理されました
(45763) 個のファイルが処理されました
(46748) 個のファイルが処理されました
(47034) 個のファイルが処理されました
(47870) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
(48035) 個のファイルが処理されました
ファイルの処理が完了しました
バックアップからのファイルの復元を開始します
復元の準備をしています...
復元の準備をしています...
復元の準備をしています...
復元の準備をしています...
'IIS Config Writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
'DFS Replication service writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
'COM+ REGDB Writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
進行状況 - 0% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 0% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 0% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 1% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 1% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 1% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 2% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 2% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 2% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 3% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 3% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 3% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 4% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 5% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 5% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 5% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・・・
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 98% ('System Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
'System Writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
進行状況 - 99% ('NTDS' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 99% ('NTDS' によって報告されたファイルを現在復元中です)
'NTDS' によって報告されたファイルの復元が完了しました
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
進行状況 - 99% ('WMI Writer' によって報告されたファイルを現在復元中です)
'WMI Writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
'IIS Metabase Writer' によって報告されたファイルの復元が完了しました
進行状況 - 99% (追加のシステム状態ファイルを現在復元中です)
レジストリを復元しています (数分かかることがあります)...
復元の最終処理を行っています...
復元の最終処理を行っています...

回復の概要:
--------------------

システム状態の復元が正常に完了しました [2008/03/07 12:43]

正常に復元されたファイルのログ
'C:\Windows\Logs\WindowsServerBackup\SystemStateRestore 07-03-2008 10-44-16.log'
 
この操作を完了するには、コンピュータを再起動してください。
注意: サーバーを再起動した場合、システム状態の回復は、多数のシステム ファイル
の回復を試みます。置き換えられるファイルの数に応じて、処理にかかる時間は異なり
ます。処理中にコンピュータの再起動が複数回発生する可能性があります。
再起動の処理を中断せず、完了するまでお待ちください。

 システム状態の復元が完了するにはWindows Server 2008の再起動が必要となります。
 再起動後、自動的にコマンドプロンプトが起動して以下のメッセージが表示され復元が完了します。


 WSBSystemstateRecovery



あと、システム状態のバックアップに関連してマイクロソフトのサポート技術情報に以下の情報がありました。


KB944530:Windows Server 2008 でシステム状態のバックアップを実行するとエラー メッセージ "エラー - バックアップの場所は重要なボリュームです" が表示される


まあ普通はWindowsがインストールされているボリュームにバックアップを作成することはないとは思いますが。


[関連記事]

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:1.スケジュールバックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:2.手動バックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:3.バックアップの確認

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:4.復元

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:5.システム回復

今回はWindows Server バックアップからシステム回復を実行してみます。

システム回復はハードウェア障害発生時にシステム環境全体を復元する為の機能です。


[手順]
■GUIの場合
1. Windows Server 2008のインストールDVDを挿入してOSを再起動します。
2. インストーラーが立ち上がったところで「コンピュータを修復する」を選択します。


 WSBSysRecovery1


3. [システム回復オプション]が表示されます。


 WSBSysRecovery2  

一覧が表示されていませんがそのまま[次へ]を選択します。


4. [システム回復オプション]のオプションが表示されます。


 WSBSysRecovery3

GUIでシステム回復を実行する場合は[Windows Complete PC 復元]を選択します。


5. [Windows Complete PC 復元]のダイアログが表示されます。
まずシステム回復に使用するバックアップを選択します。

 
 WSBSysRecovery4


6. [バックアップの復元方法]を選択します。


 WSBSysRecovery5


以下のオプションが選択できます。

・ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する
このオプションを選択した場合は対象から除外するディスクを選択することができます。

・システムディスクのみを復元する

 さらに[詳細設定]では以下のオプションを選択できます。

 

 ・復元が完了したらコンピュータを再起動する
 ・ディスクエラー情報を自動的に確認し、更新する

 どちらもデフォルトで選択されています。

 
 WSBSysRecovery7


7. 以上で設定は終了です。

 
 WSBSysRecovery8

[完了]をクリックするとシステム回復が開始されます。

 
 WSBSysRecovery9


■コマンドの場合
 コマンドでシステム回復を実行する場合はWbadmin start sysrecovery コマンドを使用します。

1. GUIの1~3までの手順を実行します。
2. [システム回復オプション]のオプションで[コマンドプロンプト]を選択します。
3. Wbadmin get versions コマンドでバックアップを確認します。

  
 WSBSysRecovery10

  Wbadmin start sysrecoveryではシステム回復に使用するバックアップを
バージョン識別子で指定しますので、必要なバージョン識別子をメモしておきます。


・注意点(RC1の時点での現象です。RTMでは解消している可能性があります。)
システム回復では必ず-backupTargetオプションを指定しないと
バックアップの確認ができなかったのですが、
システム回復ではどうもドライブ文字が一つずれて表示されるようです。
このマシンではシステムボリュームがCドライで、
バックアップの作成先をDドライブにしていたのですが
システム回復のコマンドプロンプトで見ると
システムボリュームがDドライブ、
バックアップの作成先がEドライブと表示されています。


   WSBSysRecovery13


4. Wbadmin start sysrecovery を実行してシステム回復を実行します。

 <オプション>

   -version:システム回復に使用するバックアップをバージョン識別子で指定します。
  バージョン識別子はWbadmin get versionsで確認できます。

  -backupTarget:バックアップの保存先を指定します。

  -machine:バックアップの保存先のコンピュータ名を指定します。
  このオプションはリモートコンピュータにバックアップがある場合に指定します。

  -restoreAllVolumes:このオプションを指定すると全てのボリュームを復元します。
            このオプションを指定しない場合オペレーティングシステムコンポーネントがあるボリューム(通常Cドライブ)のみが復元されます。

  -recreatesDisks:ディスク構成をバックアップ作成時の状態に復元します。

  -excludeDisks:-recreatesDisksが選択された場合に対象外とするディスクを指定します。

  -skipBadClusterCheck:回復先ディスクの不良クラスタのチェックを省略します。

  -quiet:コマンド実行中にプロンプトが表示されません。

 
  WSBSysRecovery11
 
  WSBSysRecovery12
 

[関連記事]

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:1.スケジュールバックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:2.手動バックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:3.バックアップの確認

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:4.復元

[Win2008]Windows Server バックアップ:6.システム状態のバックアップ


今回はWindows Server バックアップで取得したバックアップからの復元を試してみます。


■GUIの場合
1. Server Managerで[記憶域]-[Windows Server バックアップ]を表示します。
 Windows Server Backupのメニューから[回復]を選択します。


 WindowsServerBackupMenu

2. 回復ウィザードが起動します。
 まずバックアップが保存されているサーバーを選択します。


 WsbRecovery1

3. 回復に使用するバックアップをそのバックアップが取得された日付、時刻で指定します。


 WsbRecovery2

4. [回復する項目]を以下から選択します。


 ・ファイルおよびフォルダ
  指定したファイル、フォルダのみを復元します。

 ・ボリューム
  指定したボリューム全体を復元します。

 ・アプリケーション
  SQL ServerやShare Point Servicesのバックアップがある場合、
  アプリケーション単位で復元することが可能なようです。
  この機能は後日試してみたいと思います。

 
 WsbRecovery3

5. [回復する項目]で「ファイルおよびフォルダ」を指定した場合は
 まず復元するファイル、フォルダを指定し、

 
 WsbRecovery4

 次にそれをどこに復元するかを指定します。

 
 WSBRecovery6

 なお、以下のシステムフォルダは元の場所には復元できません。

 %systemdrive%\Boot
 %systemdrive%\Program Files
 %systemdrive%\System Volume Information
 %systemdrive%\Uses
 %systemdrive%\Windows


 これらのフォルダを元の場所に復元したい場合は
 システム回復を実行する必要があります。
 システム回復は次回試してみます。


 それ以外のオプションとしては
 ・復元先に既に同名のファイル、フォルダがあった場合の動作
  (「コピーを作成して両方保持する」、「上書きする」、「復元しない(既存のファイルを残す)」から選択)

 ・セキュリティ設定(ACL)を復元する・しないの選択
 があります


6. [回復する項目]で「ボリューム」を指定した場合は、
 復元するボリュームと復元先のボリュームを指定します。

 
 WsbRecovery5


なお、システムボリューム(通常はC)は元のボリュームに復元することはできません。
これも元のボリュームに復元したい場合はシステム回復を使用する必要があります。
システムボリューム以外のボリュームは元の場所に復元することが可能です。


7. 以上の指定が終わると復元を開始します。


 WSBRecovery7


 なお、上記のダイアログを終了させても復元は続行されます。
 その場合はServer Managerの[Windows Server バックアップ]の[メッセージ]に
 進行状況が表示されます。

 
 WSBRecovery8

 復元を中止したい場合はWbadmin stop jobコマンドを実行する必要があります。


■コマンドの場合
 Wbadmin start recovery コマンドを使用します。

 <オプション>
 -version:復元に使用するバックアップのバージョンを指定します。

 -itemtype:Volume ボリューム単位で復元します
        File ファイル、フォルダ単位で復元します
        App アプリケーション単位で復元します

 -item:-itemtypeでVolumeを選択した場合は復元するボリュームのドライブ文字を指定します。
     -itemtypeでFileを選択した場合は復元するファイル、フォルダのパスを指定します。
     -itemtypeでAppを選択した場合は復元するアプリケーションを指定します。
     (SQL Serverの場合はSQLと指定するようです)

 -backupTarget:バックアップが格納されているボリュームもしくは共有フォルダを指定します。

 -machine:バックアップが格納されているコンピュータの名称を指定します。
       このオプションはリモートマシンにバックアップがある場合に指定します。

 -recoveryTarget:復元先がバックアップ元と異なる場合に復元先を指定します。
            復元先がバックアップ元と同じである場合は指定しません。
            ボリューム単位で復元する場合は復元先のボリュームのドライブ文字を
            ファイル、フォルダ単位で復元する場合は復元先のファイル、フォルダのパスを指定します。

 -recursive:-itemtypeでFileを指定した場合に-itemで指定したフォルダの下の
        ファイル、フォルダを全て復元する場合に指定します。

 -overwrite:-itemtypeでFileを指定した場合に復元先に既に同名のファイル、フォルダがあった場合の
        動作を指定します。


       Skip:復元しない(既存のファイルを残す)
       CreateCopy:コピーを作成して両方保持する
       Overwrite:上書きする


 

 -notrestoreacl:-itemtypeでFileを指定した場合にこのオプションを指定すると
          セキュリティ設定(ACL)が復元されません。
          このオプションを指定しない場合はセキュリティ設定(ACL)が復元されます。


 

 -skipBadClusterCheck:-itemtypeでVolumeを指定した場合にこのオプションを指定すると
                ボリュームに不良クラスタがあるかのチェックをスキップします。



 -quiet:このオプションを指定するとコマンド実行時にプロンプトが出力されません。

 

コマンドの場合でも「ファイルおよびフォルダ」、「ボリューム」、「アプリケーション」の
3つの項目から復元する単位を選択できます。



1. まずWbadmin get versions でバックアップを確認します。

C:\Users\Administrator>wbadmin get versions
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール
(C) Copyright 2004 Microsoft Corp.

バックアップ時間: 2008/02/14 11:23 
バックアップ対象: 固定ディスク ラベル付き ボリューム(D:)
バージョン識別子: 02/14/2008-02:23
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

バックアップ時間: 2008/02/14 13:05 
バックアップ対象: ネットワーク共有 ラベル付き \\WIN-ITB1GBOIFVL\Backup
バージョン識別子: 02/14/2008-04:05
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

バックアップ時間: 2008/02/20 18:16 
バックアップ対象: 固定ディスク ラベル付き ボリューム(D:)
バージョン識別子: 02/20/2008-09:16
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

バックアップ時間: 2008/02/25 20:12 
バックアップ対象: 固定ディスク ラベル付き ボリューム(D:)
バージョン識別子: 02/25/2008-11:12
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

 Wbadmin start recoveryコマンドの場合は復元に使用するバックアップを

 バージョン識別子で指定しますのでバージョン識別子を覚えておきます。


2. Wbadmin start recoveryで復元を実行します。


 ・ファイルおよびフォルダ単位で復元する場合の例

C:\Users\Administrator>wbadmin start recovery -version:02/25/2008-11:12 -itemtype:file -items:c:\Users -recoveryTarget:e:\ -recursive
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール
(C) Copyright 2004 Microsoft Corp.

ボリューム情報を取得しています...

2008/02/25 20:12 に作成されたバックアップから e:\ にファイル c:\Users を回復することを選択しました。


続行しますか?
[Y] はい [N] いいえ Y

c:\Users の復元中に、(99%) をコピーしました。
現在 c:\Users\Default\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Maintenance\ を復元しています。
e:\ への c:\Users の復元が正常に完了しました。
回復された合計バイト数  - 7.52 MB
回復されたファイルの総数  - 335
失敗したファイルの総数    - 0

正常に復元されたファイルのログ
'C:\Windows\Logs\WindowsServerBackup\FileRestore 26-02-2008 12-02-41.log''


回復処理が完了しました。


回復の概要:
--------------------

e:\ への c:\Users の復元が正常に完了しました。
回復された合計バイト数  - 7.52 MB
回復されたファイルの総数  - 335
失敗したファイルの総数    - 0

正常に復元されたファイルのログ
'C:\Windows\Logs\WindowsServerBackup\FileRestore 26-02-2008 12-02-41.log''


 ・ボリューム単位で復元する場合の例

C:\Users\Administrator>wbadmin start recovery -version:02/25/2008-11:12 -itemtype:volume -items:c: -recoveryTarget:e:
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンド ライン ツール
(C) Copyright 2004 Microsoft Corp.

ボリューム情報を取得しています...

2008/02/25 20:12 で作成されたバックアップからボリューム c: を別の場所 e: に回復することを
選択しました。

警告:

フル ボリュームの回復を選択しました。操作が取り消されたり失敗した場合でも、
回復先のボリュームにある既存データは削除されます。続行する前に、今後必要となる
データがこのボリュームに含まれていないことを確認してください。

注意: 回復するボリュームにアプリケーションが含まれる場合は、ボリューム
回復後にそれらのアプリケーションを回復する必要があります。

続行しますか?
[Y] はい [N] いいえ Y

ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(0%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(0%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(0%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(1%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(1%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(2%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(2%) をコピーしました。
・・・・・・・・・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(98%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(98%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(99%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復中に、(99%) をコピーしました。
ボリューム ローカル ディスク(C:) を終了しています。
ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復が正常に完了しました。

回復処理が完了しました。


回復の概要:
--------------------

ボリューム ローカル ディスク(C:) の回復が正常に完了しました。

Wbadmin start recoveryコマンドは復元が完了するまで制御を返しません。
なお、復元の途中でCtrl + CでWbadmin start recoveryコマンドを終了させても
バックグランドで復元は続行されます。
その場合は、Wbadmin get status コマンドで進行状況が確認されます。
復元を中止したい場合はWbadmin stop job コマンドを実行する必要があります。

C:\Users\Administrator>wbadmin stop job
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現在のジョブを停止しますか?
[Y] はい [N] いいえ Y


完了する前に復元が終了しました。

またWbadmin start recoveryコマンドの場合もGUIの時と同様に

システムボリュームやシステムフォルダを元の場所に復元することはできませんので、

これらを元の場所に復元するにはシステム回復を実行する必要があります。


[関連記事]

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:1.スケジュールバックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:2.手動バックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:3.バックアップの確認

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:5.システム回復

[Win2008]Windows Server バックアップ:6.システム状態のバックアップ



とりあえず今まで取得したバックアップの内容を確認しておきます。


GUIの場合はServer Managerの[記憶域]-[Windows Serverバックアップ]で確認できます。


WSBbackup確認


コマンドの場合はWbadmin get versionsWbadmin get items を使用します。


・Wbadmin get versions

 バックアップの一覧を表示します。

 <オプション>

 -backupTarget バックアップを含む記憶域。
           HDD、DVDのドライブ文字もしくは共有フォルダ(UNC)を指定。
           未指定の場合は全てのバックアップを表示。

 -machine  バックアップのコンピュータ名。
         同じ場所に複数のコンピュータのバックアップがある場合に指定。

C:\Users\Administrator>wbadmin get versions -backuptarget:d:
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バックアップ時間: 2008/02/14 11:23 
バックアップ対象: 固定ディスク ラベル付き ボリューム(D:)
バージョン識別子: 02/14/2008-02:23
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

バックアップ時間: 2008/02/14 14:41 
バックアップ対象: 固定ディスク ラベル付き ボリューム(D:)
バージョン識別子: 02/14/2008-05:41
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復, システム状態

・Wbadmin get items

 バックアップの内容を表示します。

 <オプション>

  -version      wbadmin get versionsで表示されたバックアップのバージョン
  -backupTarget  バックアップを含む記憶域。
             HDD、DVDのドライブ文字もしくは共有フォルダ(UNC)を指定。
  -machine  バックアップのコンピュータ名
          同じ場所に複数のコンピュータのバックアップがある場合に指定

C:\Users\Administrator>wbadmin get items -version:02/14/2008-05:41 -backupTarget:d:
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ボリューム ID = {c2c69001-da04-11dc-b62a-806e6f6e6963}
ボリューム '<ラベルのないボリューム>'、C: にマウント

アプリケーション = Registry 

コンポーネント = Registry (\Registry)

GUIでもコマンドでもバックアップの中にあるファイル、ディレクトリの状態までは見れないので

ちょっと不便な気はします。


[関連記事]

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:1.スケジュールバックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:2.手動バックアップ

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:4.復元

[Win2008RC1]Windows Server バックアップ:5.システム回復

[Win2008]Windows Server バックアップ:6.システム状態のバックアップ