人生を円滑にするワーク

【目次】

1.概要

2.現実と欲求を調査せるスキル

3.注意すべき欲求

4.豊かな人生への指針

5.ケースごとの手順

6.応用

 

 

前の記事で、人生の問題と欲求の関係を整理いしました。

 

それでは、欲求が現実と調和するとどんな状態なるか考えてみましょう。

 

この理想的な状態になることは、そうそうありませんが、現実に合わない欲求を知るヒントになります。

 

 

 

 

気持ち


満たされない欲がないので、不満がありません。

不満がないので、怒ることもイライラもヒリヒリもありません。

いつも穏やかな気持ちでリラックスしています。

 

目の前の現実だけに最善を尽くすので、葛藤がありません。

必要なことに直ぐに取りかかることができます。

 

悩みはありません。

精いっぱい今の人生を楽しむことだけに集中できます。

 

やるべきことやったり、努力をすることに、楽しみや心地よさを見つけることができます。

 

人間関係

 

他人の言動に驚くことはあっても、腹は立ちません。

自分を攻撃してくる人の言葉にも過剰に反応することなく、冷静に聞くことができます。

自分に有効だと思えば取り入れるし、そでなければ他人は他人と割り切れます。

 

承認欲求がないので、人の助けが有効だと思えば素直に依頼ができますし、相談や質問を恥ずかしくてできないということはありません。

 

人が喜ぶことをしますが、おせっかいは焼きません。

 

迷惑をかけられても、腹が立たないので、直ぐに許すことができます。

自分にとって、次に必要なことに直ぐに意識を集中することができます。

 

 

自分の意見に固執することもありませんし、誰かの意見に流されることもありません。自分の意見も他人の意見も、ただそういう考え方があるというだけで、深く気に留めることはありません。

 

 

目標実現

 

結果の良し悪しや勝ち負けへのこだわりがないので、緊張しません。

自分の能力を出し切ることだけに集中できます。

フローとかゾーンという状態に入りやすくなります。

 

承認欲求がないので、人の目を気にすることなく、ミスをしても後悔はなく、直ぐに次に必要なことに集中することができます。

 

目標はありますが、結果にはこだわりがありません。

その目標に向かって努力をしている自分に満足感があります。

意欲的に高い集中力で、目標への努力ができるので、目標の実現がしやすくなります。

 

 

競争・ライバル

 

勝つことを意識しますが、拘りません。

ライバルの成績で、気をもんで焦ることもなければ、嫉妬することもありません。

ライバルの活躍も失敗も、相手を応援したくなる材料になります。

自分の能力を高めるための参考の材料にもします。

 

自分の良い結果に満足することがあっても、自慢しようとは思いません。おごることもありません。

 

意識しているのは、自分の能力が発揮できているかどうかだけです。

でも、邪魔や障害に腹を立てることはありません。

自分の与えられた環境で、精いっぱい努力することだけに意識が向いています。

 

自分の能力を発揮するために、必要な改善にはいつも気持ちが向いています。

環境も変えられるものは、どんどん変えていきます。

助言をもらえる人からは、素直に助言をもらえます。

 

改善には意識が向きますが、他人の足をひっぱるような考えは浮かびません。