このブログは、もともと感情の解放を応用して、ネガティブな気分を改善したり、生きづらさや人生の課題を解決することを書くつもりで始めたものです。

 

その時に興味が向いたものを記事にしているので、話がそれっぱなしですが・・・

 

感情の解放の手順は、

 

  手順①:考えと感情の関係に着目(1/2)

  手順②:考えからの影響全般に着目(1/2)

 

などで書いた方法ですが、対象になる感情について知識があると、隠れている感情にきづく手がかりになります。

 

過去の未処理の感情に気づくヒントにもなります。

 

ネガティブな感情の中で関係の深い、怒り・不安・悲しみの関係について、書いてみます。

 

 

感情の階層

 

代表的なネガティブな感情は、だいたい以下のような構造になっています。

③は②がベースにあり、②は①がベースになっています。

 

③に書かれている感情は、何か悪い予感があるから生まれる感情です。
 
予感と言っても思考の力を使った想定だけでなく、心の中で自動的に感じるものもあります。
 
 
つまり、③の背後には②の不安や恐れがあると言うことです。
よく怒ったり不満を言う人は、自信のなさからくる不安や恐れがあります。
 
 
回避というのは、
  • 嫌悪
  • 執着
  • 抵抗感
    (なんかイヤ、気持ち悪い)
  • 強迫行動
    (せずにはいられない)
などが含まれます。
 
執着というのは嫌悪の裏返しです。
「xxを失う」を嫌悪したのが、「xxへの執着」という関係がいあります。
また、行動に執着するのが強迫行動です。
 
 
不安障害の一つである強迫性障害は、「手をあらわずにはいられない」「戸締りを何度確認しても気が済まない」といったものですが、これらの強迫行動には感覚的な理屈じゃ説明できな不安が背後にあります。
 

 

不安や恐れの背後

 

不安や恐れというのは、「イヤなことが起こるかも!そなえなきゃ」と心が警戒している状態です。

 

本来は外敵に気づいたときなどに感じるもので、外傷などの痛みや死に対する警戒です。

 

ですが、外敵の少ない現代で感じる不安や恐れの多くは、悲しみ、・じめさ・寂しさなどの心の痛みに対する警戒です。

 

そして、心の痛みが強過ぎると、不安や恐れが強くなり、怒りなどが必要以上に強くなります。

過剰な反応は、"不適応行動"という状態になって、状況とは合わない行動になって、問題につながっていきます。

 

 

この強すぎる心の痛みというのは、過去にしっかり受け入れられず、抑圧してきた感情です。
そして、抑圧されている心の痛みは怒りや不満に変わりやすくなります。
 

 

隠れた感情を探す手がかり

 

これらの考察は、気づきづらい感情に気づく手がかりになります。

 

まず、③怒り・不満・回避に気づき、それらの感情が処理できると、それらの下に隠れている不安や心の痛みに気づきやすくなります。

 

下に隠れている不安や心の痛みがなければ、怒りの置き換えかもしれません。

 

 

過去のなかったことにした感情を気づくのにも役立ちます。

 
過去になかったことにしてきた感情は、怒りや不満を探すと見つけやすくなったり、感情を再体験しやすくなります。
 
また、思い出したくない過去には強い心の痛みがあるのかもしれません。その "回避" の感覚をしっかり味わって解消すると、抑圧してきた心の痛みに気づけるかもしれません。