本記事は以下の詳細説明になります。
関連時期は以下のリンクをご参照ください。
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手順①より少し手の込んだ手順ですが、手順①でてこずった考えなどには有効になります。
私がボロボロな心から急速に回復したのは、この方法の原型です。
※相手の言動:相手がいないものでは、結果や環境の変化
この手順には以下のような効果や意味があります。
感情への取組み:
これは手順①と同じです。
自分の言動への取組み:
これについて、手順①をすると「ダメな自分を許す」ことになります。
相手の言動:
これも手順①とほぼ同じです。
全般的に取組む意味:
手順①では気づけなかった考えや恐れに気づくことがあります。
また、自分の言動を振り返ることで新たな感情に気付いたり、
相手の言動を振り返ることで自分の言動に気付くこともあります。
考えや感情がリセットされた後をイメージする:
一旦、考えや感情をリセットしたところで、自分が望む状態をイメージします。
より良い感情だけではなく、より良い言動や、自分が望んでいる相手の反応をイメージすることで、セルフイメージが向上します。
取組む考えを選ぶまでは手順①と同じです。
以下の質問について、思いついたことを書きながら取り組んでください。
書いたものは後で使います。
その考えに意識が向いたとき
感情はどうなりますか?
体の感じる感覚は?
気持は?
自分の言動・態度はどうなりますか?
関係者がきたら何と言ってやりたいですか?
関係者でない人にはどんな態度になりますか?
相手の反応は?結果は?
相手はなんといってきますか?
その後どんな状況になりますか?
これをやりながら、前の質問に対する考えに気付いたら書き足しましょう
手順(ⅰ)で書き出した考えについて、手順①に取組みますが、その前に以下を思い出してください。
- マインドフルに取組むこと
(思考を追わず、ただ観察する) - 考えの柔軟性を得るためにやっていることを思い出す
これを時々思い出してから、上で書き出したものに対して手順①に取組んでください。
時々、観察している感覚が自分の望んでいることか否かを感じてみてください。
手順①に取組むときは「思考追わない」ようにしますので、「自分が望んでいるか」を判断するのではなく、心や体が喜んでいるかのか否かを感じてみてください。
「自分が望んいるかを感じる」のが難しければ、「思考を追わない」を優先してください。
練習しているうちに、なんとなく感じられるようになると思います。
この記事では、最初に全体の影響を書き出してから、感情のリセットをする順番で説明しましたが、イメージが出てきたところで都度感情をリセットする方法でも良いと思います。
私は、この方法を始めたときは都度処理をしていましたが、今は最初に全体を一度書き出してからリセットに取組み、新たに気付いたことを書き足してリセットする方法にしています。
こちらの方が、今の自分や周囲がどのように関係しているか俯瞰できるように感じるからです。
この方法は、初めてやる時戸惑う人は多いと思いますが、少しコツつかめば多くの人ができるようになると思います。
でも、なかなかコツをつかめない人がいるかもしれません。
おそらく、強く執着している信念や思い込みがあるのだと思います。
まずは手順①に取組みながら、そういった考えをほぐす必要があると思います。
特に「ふざけんな」「間違っている」「もうだめだ」のいった考えがあったら、それらに取組むのがよいと思います。
それらに取組みながら、考え、感情、自分の言動、相手の言動を観察していると、きかっけをつかめると思います。
また、パワハラ、モラハラなどで、相手の感情を強く意識させられてきた人も、上手く取り組めないかもしれません。
このような人も、まずは手順①に取組むのが良いと思います。