進化論では生き残る種というのは、力の強い種ではなく、環境に適応できる種だといいます。

つまり、環境に合わせて変われる種が生き残り繁栄します。

 

これは私たちの行動パターンにも同様のことが言えます。

絶対に幸せになれる方法(行動)があるわけではなく、その時々の環境に適した行動ができると快適に生きられます。

 

 
 
行動パターンは変えられる

 

動物には、環境に合わせて行動パターンを変えていく仕組みがあります。

執着や依存症のできる仕組み」でのマウスに行動パータンを覚えさせる実験を振り返ってみます。

 

 

このような感じでした。

 

レバーを叩くことを覚えさせた後、レバーを叩いてもたまにしかエサがでないようになると、一生懸命レバーを叩くようになります。

 

そして、レバーを叩いてもエサがでなくなると、レバーを叩く行動パターンを忘れます。

 

つまり、環境に合わせて行動パターンを変えていきます。

 

 
いろいろな行動を試し、うれしいことがあることその行動を繰り返すようになり、何も変化がないと他の行動を試す・・・
 
これで環境に適した行動パターンを残していくことができます。
行動パターンが環境にあわなければ捨てることで、変わることができます。
 
 
人は変わりづらい?

 

人も同じ仕組みがあります。

本来は、環境に合わせて行動パターンを変える力があります。

 

ですが、他の動物と違う事情があります。

 

行動パターンを覚えるのに、思考も関係することがあるということです。

 

 

マウスは、環境の要素だけで行動パータンを覚えます。

 

A:条件もC:褒美も、外の世界の出来事です。

これに適する行動パータンを覚えます。

 

 

ところが、人は思考だけで行動パターンを覚えてします。

 

A:条件: 太郎さんは乱暴っぽいぞ

c:褒美: これで、褒められるはずだ

 

これらは、直接外の世界を示しているわけではありません。

思考の力がつくった解釈・・・つまりはバーチャルな世界です。

 

これで覚えた行動パターンは、環境の変化だけでは変わりません。

解釈が変わる必要があります。

 

 

何かにとらわれて解釈を変えられないと、外の環境に行動パターンが合わなくなるということです。

 

「執着は苦しみの元」ということです。

 

 
パターン化に注意する

 

人生を邪魔する行動パターンに自分で気づくのは難しいことです。

信じ切っていますから。

 

それに気づくための手がかりがいくつかありますが、その一つがパターン化した自分の行動です。

 

いつもやること、つい避けたくなること

 

そういうことに気づいたら、注意が必要です。

そして、その行動パターンが環境に適しているか否かを考える前に、注意すべきことがあります。

 

新しい行動を試す機会を奪っていないか?

ということです。

 

 

進化論では、強い種が生き残るのではなく、環境の変化に適応できた(変わることができた)種が生き残ります。


環境の変化で、行動パターンが不適切になったり、もっと良い行動パターンができたりします。


 

 そこで、生物は本来、覚えた行動パターン以外も時々試すようにできています。

 

 
パターンを崩す

 

いつもと違う行動パターンをとってみましょう。

 

きっと気持ち悪いと思います。

 

その気持ち悪さの中には、とらわれていることや、執着が見つかるかもしれません。

 

みつかったら、以下の方法で解放されると、心が自由になると思いますよ。

 

手順①:考えと感情の関係に着目(1/2)

手順②:考えからの影響全般に着目(1/2)