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あたらしい自分になる手帖ブログ

浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


ぐっと冷え込む日が続きますね。
最近の私の必需品は、湯たんぽ!
足元に入れておくと、すーっと眠りにつくことができます。
足があたたまると、こころもゆるみやすくなるようです。

さて、本日の手帖モニターは、山本華さん。
高知県で『アサンブレ&カンタ』という飲食店を
去年オープンした女性です。

お店の業務的な予定や予約は、
専用のスケジュール帳をつかっているので
『あたらしい自分になる手帖』は
自分の内面を書き出していきたいと意気込みを語っていた山本さん。
はたしてどのように手帖を使っていらっしゃるのでしょうか?

***

◎アファメーション

まずは、山本さんが手帖の使いはじめに書き出した
アファメーションを公開!



山本さんがどんな方なのかはもちろん、
お店の雰囲気まで伝わってくるアファメーションですよね。



◎ウィークリーカレンダー

山本さんは、仕事自体はルーティンワークなので、
毎日の予定を書く部分は、『いいこと・気付き日記』にしたそう。




TO DOリストには、その日にあった人の名前を書くことに。
「わたしノート」には、思いついたことをメモ。
お店のメニューのアイデアなども書き出したりしています。
「なにかいいこと」欄も、もちろん愛用しています。



さて、上の画像を見て、ページの端が
カラフルに縁取られているのに気づきましたでしょうか?
これ、山本さん独自の工夫なんです。
もともと手帖についていたしおりひもは切り取って、
このマスキングテープをしおりがわりに。
新しい週が始まるごとにマスキングテープを貼り、
そのページがすぐ開けるようにしているのだそうです。

手帖の側面から見ると、さらにわかりやすいでしょうか。




たしかに、こうなっていると、
自分がいま書いているページをすぐに見つけられますね!

いろいろな色のペンを使って、カラフルにしているのも、
山本さんのこだわりのひとつ。
PILOT製の「フリクションボール」という、
こすると文字を消せるペンを愛用しているそうです。
「フリクションボール」、私も使っているのですが、
消しゴムを使うのと同じ感覚で文字の書き直しができるので、
とっても便利で、おすすめです~。



◎マンスリーカレンダー

こちらは、イレギュラーな予定を書いたり、
お店の売上などを記録するのに使用しているそう。
家族や友達の誕生日や、
時々行っているプチ断食の日程も書き込んでいます。



ウィークリーカレンダーと同様、
ページの端はマスキングテープを貼っています。
11月のウィークリーとマンスリーは、黄色&赤&緑のテープ、というように
同じ月でテープの柄も連動させているのだそうです。


◎月末のメモ

ウィークリー最終週のページにあるメモ欄には、
その月内のふりかえりを。




アファメーションと同様、このふりかえりも、
山本さんとお店の姿勢を映し出しています。

お店は、経営する方の考え方や姿勢が、
ダイレクトにあらわれるな、とよく思うのですが、
これからお店が、ますますすてきに変わっていきそうな、
そんな予感がするふりかえりですね。

アファメーションで理想のイメージを描いて、
それをかなえるために具体的に何をするか、
定期的に点検(ふりかえり)する、という流れは、
どんな人にも参考になりそうです。



◎カスタマイズ

オリジナリティあふれるマスキングテープ使いをされる山本さん。
補強の意味も込めて、表紙まわりもぐるっと
かわいいマスキングテープを貼っています。




裏表紙は、さらにお気に入りのメモ帳をはさんで
かわいらしくアレンジ。
色合いが手帖のイエローとよく合っています。



山本さん、さらにおもしろい工夫をされています。
表紙の裏側、緑色の紙が貼ってあるところ(見返し)にポケットが!




緑色の紙を表紙の紙からはがして、
横に切り込みを入れ、その部分をマスキングテープで補強&貼り付けして
ポケットをつくっているのです。
画期的なアイデア!

山本さんは、ここに付箋を入れて、
服部みれいさんのメルマガなどで気になった言葉や情報を
メモするのに使っているそうです。



◎『あたらしい自分になる手帖』を使ってみて

手帖にどんどん書き出して、
頭の中をアウトプットすることで、
自分を客観的に見られるようになったという山本さん。
『毎日がめまぐるしく過ぎていくので、
出会った人々の名前や出来事、
感じたことを重点的に書き出しました。
自分がどれだけ恵まれているかふりかえることができ、
さらに感謝の気持ちが持てるようになりました』

また、服部みれいさんのエッセイや、
ささたくやさんの「季節のヒント」、
石田紀佳さんの「ちいさなファームのつくりかた」などの
読み物ページを読むことで、
気分転換やリフレッシュができたと言います。

そしてなんと、現在、高知県で自給自足の生活をされている
ささたくやさんと出会うことができ、交流もうまれているそうです!




***

オリジナルな工夫がいっぱいの山本さんの手帖、いかがでしたか?
山本さんご自身やお店が、これからどんなふうに変わっていくのか、
とってもたのしみですね!

山本さんのお店、『アサンブレ&カンタ』は、
高知城近くの升形商店街にあります。
お店の写真を見せていただいたのですが、
女の子のあこがれがつまったような、
とってもかわいいお店です☆



こんなお部屋に住んでみたい…。





お店では、『マーマーマガジン』も売っています!



お近くにお住まいの方や、遊びにいらした方は、
ぜひ行ってみてくださいね。

『アサンブレ&カンタ』
住所:高知市上町1丁目1-14
電話番号:050-1503-6439
http://assembleecanta.blogspot.jp



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あけましておめでとうございます!
1月1日は、物事をはじめるのにいいと言われている
新月の日でしたが、
みなさん、2014年のアファメーションをしましたか?
フレッシュな気分の年初に、
どんな一年にしたいか、ぜひ思いをめぐらせてくださいね。

今週からは、お待ちかね、
読者モニターさんの手帖レポートです!

今週の読者モニターは、イラストレーターや、
雑貨・ステーショナリーのデザイナーとして
活躍されているMIKIさん。

MIKIさんはもともと『あたらしい自分になる本』と
『自由な自分になる本』をご愛読くださっており、
今回のモニターキャンペーンにも応募してくれました。

***


◎アファメーション

MIKIさんは、冷えとり健康法やルネサンスごはんなど、
さまざまな知恵を暮らしに取り入れていらっしゃいますが、
「アファメーション」は、いままで
あまりしっくりきていなかったといいます。
いろいろ概念が邪魔をしてストレートに書けなかったり、
書き方がOKなのか迷ったりすることも。

それでも、『あたらしい自分になる手帖』を使い始めてから、
とにかく実践してみることで、内面に大きな変化があったといいます。

そんなMIKIさんの「2014年のアファメーション」はこちら。



MIKIさんがどんなお仕事をしたいか、
イメージ豊かに伝わってきますよね。

アファメーションは、やり方が難しいという方も多いのですが、
細かいことにとらわれず、どんどん書き出すこと、
自分の願望が叶ったときの様子を
なるべくリアルに思い描くことがコツなのではないかな、と思います。


◎ウィークリーカレンダー

そんなMIKIさんは、ウィークリーカレンダーにも、
アファメーションをたくさん書いています。




ちょうど手帖を使用しはじめた11月、MIKIさんは、
仕事が重なったり、大きな仕事が入っていたりで、
プレッシャーを感じていた頃だったといいます。

『かなり小心者なので、いつもの自分だと、ドギマギして不安でいっぱいになっていたと思いますが、「わたしノート」のところに毎週アファメーションを書くのが、とても支えになりました。クライアントの方やお客さまに気に入っていただける、大満足のビジュアルにたどり着けることを信じ、最後まで仕上げることができました』

アファメーション以外には、
空いているスペースには、仕事で気をつけないといけないことや
仕事の打ち合わせの要点などメモを取ったりもしたそう。
あと、手帖とは別に書いていたTO DOリストや
仕事のイラストのラフなども貼付けています。




そのほか、コンシャスプランを読んで、
あたらしくていねいに生きるヒントを受け取ったり、
「なにかいいこと」欄を通して
一週間の中に、小さな幸せも大きな幸せも、
ごろごろ転がっていることを発見したりと、
ウィークリーカレンダーをたのしみながら使ってくださったそうです。



◎マンスリーカレンダー

こちらには、大まかなスケジュールを。
「しめきり」や「提出」の文字が頻出していますね。
「今月のことば」や欄外に書いたTO DOからも、
11月が仕事の大きな山場だったことが伺えます。



リボンやクローバーのシールを貼ったり、
とこどどころ色鉛筆で塗ったり、
MIKIさんの気持ちに沿って、変化をつけています。



◎月末のメモ

『月の終わりに、その月のまとめやメインの出来事みたいなものを、写真とともにひとことメッセージで残していけたらいいなと思いました』
とMIKIさん。
この11月は、大切な彼の誕生日があったので、
彼との写真と、バースデイメッセージを書いています。




この写真が、とっても素敵で!
あとで読み返すと、それを書いたときの気持ちまで
蘇ってきそうなページですよね。



◎『あたらしい自分になる手帖』を使ってみて

最大の変化は、アファメーションと、ホ・オポノポノを実践して、
その恩恵を受けることができたことだというMIKIさん。
自分と向き合う時間、余裕が持てたため、
ただ〆切に追われて「忙しい~忙しい~」という精神状態から
抜け出すことができたそうです。

『アファメーションの効果は、先にお話したとおりですが、ホ・オポノポノも、とにかく実践してみました。いままでは、頭で理解しようと必死だったのですが、そういう概念は手放して、ただただ受け入れて実践してみたのです。そうすることで、こころがものすごくどっしりと、安定して、自分を信じて仕事をやり終えることができました。この恩恵はすごい! 大発見&大感謝です。この先、どんなお仕事が来ても、自信を持って挑むことができそうです』

MIKIさんのお仕事は、自分の感覚を形にしていくこと。
正解があるものではないから、ときに不安になったりすることも
あるかもしれません。
最終的に信じられるのは、自分のみ。
そんなときに、肯定的にイメージを描くアファメーションや
不安をクリーニングしてくれるホ・オポノポノは
大きな支えとなってくれたようです。

***

MIKIさんの手帖、いかがでしたか?
イメージや意識の底知れぬパワーを感じさせるお話でしたね。
自分のこころを味方につけることが、
成功の一番の近道なのかもしれません。

あたらしいことにチャレンジしていたり、
自分の将来を模索中だったりと、
先が見えない状況の人にも、
アファメーションやホ・オポノポノはぴったりだと思います。
自分はどんなふうになりたいのか、
こころをふるわせるようなイメージを描いて、
手帖に書き出してみてくださいね。


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今年もいよいよ大詰め。
いろいろなランキングが発表される時期ですが、
書店のブックファーストで、こんなニュースを見つけました。
「2014年・手帳ランキング」
なんと1位は……この『あたらしい自分になる手帖』だったのです!!!




たくさん売れたということは、
たくさんの方に支持していただいたということ。
ほんとうにうれしいです! ありがとうございます!

さて、今回は読者の方のモニターレポートをお送りする前に、
スペシャルゲストの手帖をご紹介します。

そのゲストとは……
服部福太郎さん!!!

この『あたらしい自分になる手帖』の著者・服部みれいさんとご結婚され、
現在はマーマーマガジン編集部で、
営業&編集&その他、大車輪となってご活躍されている方です。
福太郎さんの手帖、みなさん見てみたいですよね?

***

◎思いつきをたいせつに

よく使い込まれた福太郎さんの手帖。
右隅に、画家の猪熊弦一郎さんのシールが貼られているのが、
チャームポイントです。




そして表紙を開くと見返しにはーーなんというアツアツなメッセージ!



これ以上、心の支えになる言葉は、ありませんよね。
そうなると、ビニールカバーにはさんである
お相撲さん写真が謎ですが……こ、これは福太郎さんのご趣味ですか?

「いえいえ、いま、書いているブログのネタです(笑)。写真のポーズの参考に。そういうアイデアのもとになるものを思いつきでここに挟んでいます」

そう、福太郎さんは現在、毎日更新(!!!)で
「なにか福なこと日記」というブログを書いていらっしゃるのです。

http://fukunakoto-blog.murmurmagazine.com/

どこでこのお相撲さんの写真が活かされているか、
ぜひ、探してみてください。


そして裏表紙側の見返しは、こんなふうになっています。




右上は文具メーカー・ミドリの「トラベラーズノート」の
カスタマイズグッズである、
カードポケット付きのペンホルダー。
シールで貼付けるようになっているそうですが、
これは便利ですよね!
名刺入れを忘れたときなども、こういう控えがあると安心です。

『あたらしい自分になる手帖』は、なにぶんシンプルな手帖なので
こうやって便利なものを見つけて工夫していただくのは
とってもうれしかったりします。

そして、左に貼ってあるのは、
図書館の本などにも貼られている、紙製のポケット。
ここも思いつきで、ちょっとしたメモや、
何かヒントになるようなものを入れたりしているそうです。
なお、手前に入っているのは『あたらしい自分になる本』や
『自由な自分になる本』でキュートなイラストを書いてくださった
平松モモコさんのレターセットです。



◎自由が、継続の最大のコツ

そして、手帖を開いて、マンスリーカレンダーを拝見。



ここでは、スケジュール全体を把握するために、
大まかな予定を書いているそう。
右上の「今月のことば」、とっても素敵だと思いませんか?


細かい予定は、ウィークリーカレンダーのほうに書いています。




ただ、使い方はあまり決めすぎないようにしています、と福太郎さん。
「一日の記録や、やるべきこととか、とにかく思いついたことを書いていますね。仕事とプライベートも特に分けていません。枠にもこだわらず、to doをスケジュールのほうに書くこともあるし、逆にto do欄には、朝に見た夢の話を書いたりと、とにかく自由に使っています」

たしかに、自由!
「わたしノート」の欄も、やりたいことリストや、
心に残った言葉など、いろいろなことが書かれ、
欄外にも言葉があふれています。

「学生時代、教科書の余白に言葉を書き込むクセがあったんです。そうやって書き込むことで、自分のものに育っていくような感覚があって。この手帖では、スケジュールを管理しようとか、効率をよくしようとか、そういう意識はないんです。とにかく自分のすべてを書き込む。そうすることで、この手帖が、もうひとりの自分になっていくような気がするんです」

もともと手帖が大好きだったという福太郎さん、
これまでも、モレスキン、高橋書店の手帳、クオバディス、
ほぼ日手帳などなど、さまざまなものを使ってきたそう。
でも、1年通して続いたのは、
『あたらしい自分になる手帖』だけだったと言います。

「この手帖は、読み物としてもたのしめる、というのが大きいですね。たまたま開いて読んだことが、そのときの自分に当てはまることだったり……ヒントがいろいろ見つかります。あとは、書く内容を『決めない』ことがよかったんだと思います。一言しか書いていないような日もありますが、それぐらい自由だから、続いているんですね、きっと」

ちなみに月末のメモ欄は、こんな様子でした。




またしてもお相撲さんの四股が……(笑)
ブログのネタをメモしたり、思いついたことを書き留めたり、
ここも自由なページとなっています。

さて、福太郎さんといえば、みれいさんと電撃結婚したことが
話題となりましたが、それを機に、人生も大きく変わりました。

「この手帖の巻末に『あたらしい自分になっていくときに起こりうるリスト』が載っていますが、僕はまさにそのすべてを体現しているんです。人間関係も、食べ物も、服装も、仕事も、住むところも、顔つきも、声や文字も、髪型も、入るお店も……そして名前も」

たしかに!!
うれしい変化が訪れたという声が、たくさん寄せられるこの手帖ですが、
10の変化がすべて起こるとは!
「あたらしい自分になる王子」に任命したいですね。

***

「今年もこの手帖を使って、あたらしくなっていきたいですね。今年はさすがに、名前は変わらないと思いますが」と笑う福太郎さん。

ここですかさず、近くにいたみれいさんより、
「変わったら大変だから!!!」というツッコミが。
ほんとうにお幸せそうなお二人です☆

服部福太郎さんとみれいさんの結婚までのいきさつは、
『恋愛呼吸』(加藤俊朗、服部みれい=著 中央公論新社=刊)や、
『あたらしい結婚日記』(服部みれい=著 大和書房=刊)にも
くわしく書かれていますので、ぜひ、ご覧ください。

今年の更新は、これで最後になります。
来週は冬休みをいただいて、次回更新は1月6日~の週のどこかで、
と思っております。
2013年もあとすこし。みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいね。


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東京は、雪が降りそうな空模様。
いよいよ冬の到来を感じますね。

今週は予告どおり、みなさんから寄せられた
カスタマイズのアイデアを、ご紹介させていただきます!

***

まずはミチヨさんの手帖。



「表紙の星と、心にパッと刺激を感じるような
レモンイエローに惹かれました」というミチヨさん。
星がさらにきらめくように、と
スパンコールを貼り付けてくれました。
シンプルな工夫ですが、
☆のパワーがぐっと増すようなアイデアですよね。


ビニールカバーの内側にポストカードを入れるという方も
たくさんいらっしゃいます。
RUNAさんが入れているのは、カラフルなカードともみじの葉!


ポストカードはそのときの気分にあわせているとか。
心の窓のような手帖ですね。
そして、中面にも気になった言葉や雑誌の切り抜きなどを貼って、
カスタマイズを楽しんでいるそう。


大吉ママさんが表紙に入れているのは、
11月、12月…etc. その月をイメージしたポストカード。
毎月どのカードにしようか考えるのは、たのしそうですよね。



また、大吉ママさんはしおりがわりに、こんなかわいい花びら型の付箋を、
(リアルなので、本物の押し花かと思ってしまいました!)
その月のマンスリー、その週のウィークリーのページに貼って
すぐ開けるようにしているそうです。



私のように、手帖カバーをつくる方もいらっしゃいました。
ポジョさんのカバーは、なんとパンが入っていた紙袋のリメイク!



初めてのフランス旅行中に立ち寄った、
パン屋さんの紙袋があまりにかわいくて、
パンをすぐに取り出して、きれいにとっておいたものだとか。
少し透け感のある紙なので、手帖の表紙の黄色がうっすら見えて、
さらにアンティークっぽい雰囲気になっています。

私もカフェのコースターや包装紙、チケットなど、
旅先で出会った紙類が好きで集めてしまうのですが、
こんなふうに使うと、たのしい思い出もよみがえりますね。


さらにこんな工夫をしてくださる方も。
イラストやデザインの仕事をしているナオミさんは、
なんとカバーの用紙を自作!
横にすると旅行カバンに見えるようなデザインに。


100均で購入した紙製のフォトフレームに
カバー用紙を貼ったものを中央部分に設置。
ポケットのように、カードなどが入れられる構造になっています。



いまは、手帖の付録のメッセージカードが入っていますが、
お子さんの写真を入れてもいいな、と思っているそう。
なお、ところどころキラキラしているのは、ネイル用のシールだとか!
身近なものを上手に利用されていますね~。


一方、MISO♪さんはリネンの布でカバーを自作。
ワンピースをつくったときの端切れを利用したそうです。



ビニールカバーの内側に入れると、布張りの手帖みたいになりますね!
さらに、いつもほっこりした気分になるように、
ペットのモモチン(フクロモモンガ!)の写真を挟んでいるそうです。
モモチンの胸のクリーム色の毛としおりひものイエローがマッチして
ポイントになっています。

さらに、ペンフッククリップをつかって、機能性もアップ!
このペンフッククリップ、整理収納関係のセミナーで
講師の方が使っていたものだったそう。
壊れにくそうな、シンプルなデザインでいいですよね。

なお、この布カバーの作り方をMISO♪さんにお伺いしたところ、
なんと、まつり縫いをしているわけではないのだとか。
少し手帖よりも大きめ(1~3センチほど)に裁断して、
はみ出した部分をマチとして折り込み、アイロンをかけるのだそうです。
たしかに、最終的には上からビニールカバーをかけるので
きちんと縫わなくても大丈夫ですよね。
この方法だと、アイロンとアイロン台があればできてしまうので、
すごく手軽です。

マチを折り込むときに便利なのが、アイロン定規。
http://itoyasan-bobin.com/SHOP/4553.html
ハガキ大の厚紙に、自分で1センチ刻みの目盛りを
書いたもので代用もできるそうです。

***
そして、かなり前のお話になるのですが、
10月3日に『あたらしい自分になる手帖』のサイン会が行われたときに
お見かけした、素敵なカスタマイズも、ここでご紹介させていただきます。

手帖と色合いがぴったりなレトロポストカードと、
自作のポップなカラーのテプラテープがポイント!




素材は麻でしょうか? 手帖の見返しのグリーンと相性ぴったりな
風合いのある布のカバーは、「バーンロムサイ」のもの。



「バーンロムサイ」はタイのチェンマイにある、
両親をエイズで亡くし、自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの生活施設。
タイの少数民族の古布や手織りの布などを使って
作られた雑貨の売上げは、この施設の運営に役立てられているそうです。
http://www.banromsai.jp/


この、よく使い込んだ革の手帖カバーは、
千駄木にあるセミオーダーの革小物店「Leprotto(レプロット)」のもの。
2013年版の手帖から使っているそうです。
こんなふうに長年使って馴染ませていくというのも、いいですよね。



***

取り入れやすい気軽なアイデアから、
手作りのもの、こだわりの商品まで、
さまざまなカスタマイズをお見せしてきましたが
参考になりましたでしょうか?

手帖の中身と同様、外側も「自分らしく」が一番!
みなさんが気持ちよく使えるような工夫をしてみてくださいね。
もちろん、そのままのカバーデザインをたのしんでくださるというのも
うれしいです~。

今回のカスタマイズ募集、初めての試みでしたが、
ご応募くださったみなさま、ありがとうございました!
『自由な自分になる本』プレゼントの当選発表は、
賞品の発送をもってかえさせていただきます。


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2週間ほど、更新があいてしまい、
申し訳ございません!!
仕事で立て込んでいたのと、
風邪を引いたのとで、すっかりご無沙汰してしまいました。
みなさまもどうぞお体には気をつけてくださいね…。
ここから通常どおりの週1更新に戻りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

***

『あたらしい自分になる手帖』は、
ひとりひとりによって、使い方がちがってくる手帖。
中身はもちろん、外側も自分の好みや
使い勝手にあわせてカスタマイズすることで
手帖を使うのがぐっとたのしくなります。

わたしも、さらに使いやすい手帖になるように、
2014年版は、こんなふうに工夫してみました。

***


◎夢の手帖カバー

去年、このブログで、手帖カバーを自作した話を書きました。
http://ameblo.jp/selfcleaningdiary/entry-11410653986.html

自分の使いやすさを考えて、
好きな布を選んでつくったオリジナル手帖、
もちろん気に入っていたのですが、
いくつか問題点が…。

☆作りが甘い
これは、完全にわたしの技術の問題なのですが、
手縫いでつくったため、途中で縫い糸が出てくるようになりました。

☆ポケットの設計が甘い
付箋などを収納するためにつくったポケットが浅いのかゆるいのか、
中に入れたものが落ちてしまうように。

やっぱり1年間使うものだから、もっと完成度を上げたい。
ということで、今年は強力助っ人に、
理想の手帖カバーづくりをお願いすることにしました。

今回、手帖カバーの制作を依頼した宮坂さんは、
バッグやポーチなど、かわいい布小物を
ネットショップで販売している雑貨作家さん。
そして、収納が得意なベテラン主婦でもあります。

こちら、宮坂さん自作の「保険証カバー」。


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健康保険証、病院の診察券、治療費、病院でもらう領収書など
通院の際に出し入れするものを一括して収納できるカバーで、
病院に行くときは、これだけ持っていけば
事が済むように設計されています。

わたしも、手帖を使うときを想定して、
収納したいものを宮坂さんにお伝えしました。

☆ペンなど筆記用具
☆予備の名刺
☆付箋(大きめのもの)
☆路線図やポストカードなど紙類


そのほか、布も相談しながら選んでいただきました。
複数の布を組み合わせて雑貨をつくるのが得意な宮坂さん、
色調が近い布同士のほうが合わせやすいけれど、
あまり似ているボケるといいます。
柄がはっきりと違うもの同士にするとか、
あえて濃い色の布を組み合わせて引き締めるとか、
ちょっと冒険するほうが、存在感のある小物になるそう。


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布選びによって、かわいらしくなったり、女性らしくなったり
雰囲気ががらっと変わるので、おもしろい!


◎完成!!

ものすごく悩みつつも、布を決定し、待つこと数週間。
オリジナルカバーができました!


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水玉と花柄の組み合わせが、雑貨みたいでかわいらしい!
表紙側は、ペン2本のホルダーと、大きめの付箋が入るポケットが。
この付箋、ちょっとした面積があるので
伝言など書くこともできて、よく使うサイズなのです。
また、このポケットにはスマートフォンも入れられます。


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そして、裏表紙側は、チャック付き!
ぱっと見、ポーチのようですよね。


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ちょっと厚みが出ても大丈夫なようにタックを入れていただいたので
こんなふうにペンケースがわりに使えます。
小さな付箋など、落ちやすいものもここに入れます。


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表紙側のソデは二重構造となっていて、
路線図やツボ表(笑)などいつも持ち歩くプリント類をこちらに収納。


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裏表紙側のソデには、レターセットやポストカード、
切手など、お手紙セットを。


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また、去年購入したファスナー付きケースもこちらに。
名刺やチケットなど小さい紙類が入れられるほか
固めのプラスチック板がついていて下敷きにもなるので、
安定の悪い場所ではこれを使います。


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この手帖ケースのおかげで、打ち合わせなどは
これだけ持っていれば事足りるようになりましたし、
時間があいたときにあれこれ書いたり読んだりするのにも便利。
カバンの中も整理しやすくなりました。

それと、これは人に見せる部分ではないですが、
裏地はこんなにかわいい布が。


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動物柄が大好きなので、気分があがります^^
いつも持ち歩くものだから、「かわいい」って大事ですよね。

肝心の中身の使い方は…去年からそれほど変わらないのですが、
to do欄が出来たことで、より優先順位を意識するようになりました。
日によっては、ただの買い物メモになっていますが(笑)


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文具店をのぞくと、手帖グッズはどんどん増えていますよね。
今年買ってみたのは、この付箋。


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よく、打ち合わせや会食など、候補日時が複数あって、
相手の方の返事待ち…ということがありますよね。

そういうときに、仮の予定をこの付箋で貼っておいて、
確定したら、フリーになった日は付箋をはがすとか、
予定が変わったら付箋を異動させるとか、いろいろ重宝しています。

便利なものを取り入れつつ、今年も1年かけて
カスタマイズを完成できるといいな、と思っています。

***

今回、手帖カバーをつくってくださった宮坂さんのショップはこちら。
http://www.iichi.com/people/H2178987

ちなみに今回つくっていただいた手帖カバー、
他の方からのご注文も可能だそうです♪
http://www.iichi.com/listing/item/182515?ref=mmbr_itms-img

デザインのかわいさもさることながら、
それを使う状況を想定して、必要な機能を設計に盛り込んでいく
宮坂さんの考え方が、とっても勉強になりました。

手帖をどんなときによく使う?
手帖を使うときにあると便利なものは?
自分の気分があがる絵柄って?

など、自問自答しながら、
みなさんもカスタマイズしてみてくださいね。

来週は、読者の方々から寄せられた
カスタマイズアイデアをご紹介しますので
どうぞおたのしみに!


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日がどんどん短くなってきましたね。
温かい飲み物が、恋しい季節になってきました。

気軽に白湯やお茶を飲めるようにと思い、
最近、購入したのが、
魔法瓶のように保温性の高い、サーモスのステンレスのポット。

$あたらしい自分になる手帖ブログ

そして思い出しました。
『あたらしい自分になる手帖』、
マンスリーカレンダーのとなりにあるミニエッセイ
「季節のヒント」に甘酒の作り方が載っていたことを。
長時間温度を安定させなくてはいけない甘酒づくりに、
このポットが使えるのでは…。

栄養満点で健康効果の高い甘酒を
気軽につくって飲めるようになれたら、素敵ですよね。
そこで今回は、甘酒づくりにチャレンジしてみました。

***


◎いきなり実践!

あらかじめ、お断りしておきますと…
今週は失敗談です(トホホ…)。
それを披露するのもアレなのですが、
これからチャレンジする方の参考に、公開します。

まず、揃えた道具は、上記のステンレスポットと、温度計。
材料は、炊いたごはん、米麹、50~60度のお湯。

なぜ50~60度かというと、
その温度帯が発酵に適しているから。
60度を超えると、酵素が壊れてしまうし、
逆に温度が低すぎると発酵に時間がかかったり、
酸味が強くなってしまうそう。

ネットで甘酒づくり体験談を見ると
60度は「指を入れて3秒ほどで熱くなるくらい」など、
いろいろ目安があるようなのですが
温度管理はちゃんとした方が成功率が高そうなので、
百均で温度計を購入しました。

まず、ステンレスポットにお湯を注いで、温めておきます。
(ポットが冷たいと、温度が下がりやすいので)

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それとは別に、お湯を60度にあたためておきます。

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そしてごはんと米麹をポットに入れて混ぜ、
そこにお湯を注ぎました。
が! ごはんが冷めていたのか、
この時点で温度が下がってしまいました!


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で、焦った私は、熱いお湯(おそらく80度以上)を足して
温度を上げるという作戦に出たのです。
そしてポットをバスタオルで巻いて、
保温バッグに入れて放置しました。
あとは待つのみ……。

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◎しかし…

6時間後、味を見てみたのですが…微妙に甘さが足りない。
少し甘みのあるおかゆというか…。
ごはんの粒感がおかゆっぽいのかな、と思い、
ブレンダーでなめらかにしてみたのですが、
やっぱり甘さ不足から、物足りない感じがしてしまうのです。


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温度を上げ過ぎると甘みが出ないことが多いようなので、
途中で熱いお湯を足したのがよくなかったのかなあと、分析しております。

温度を安定させるために、次回はいきなり材料をポットに入れるのではなく、
鍋で混ぜ合わせ、火の調節で温度を60度にしてから、
それをポットに入れるという手順にしようと思いました。
やっぱり慣れないうちから手抜きはよくないですね~。

で、微妙に失敗した甘酒ですが、
捨てるのは悔しいので、工夫して飲むことに。

こちらは、甘酒を豆乳といっしょにあたためて、
メープルシロップを少し入れて甘みを足したホットドリンク。
家にあった、炒りハトムギをトッピングしています。
メープルシロップの助けは借りましたが、
ほっとするおいしさで、腹持ちもいいので朝ごはんにぴったり。


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すっきりしたものを飲みたいときは、
冷やした甘酒+レモン汁。
超簡単アレンジですが、飲むヨーグルトのような風味で
とってもさわやかな風味でおすすめです。

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***

なんだかすっきりしないレポートで恐縮なのですが、
つくり方自体は簡単なので、
いまの甘酒を飲みきったら、
甘酒リベンジしようと思っています!
うまくいったら、またご報告しますね。

なお、下記の募集ですが、ご応募くださったみなさま、ありがとうございます!!
22日まで募集しておりますので、
引き続きみなさんのご参加、お待ちしております☆

***

♪募集中♪ みなさんの手帖カスタマイズ、見せてください!

「手帖のカバーに絵はがきを挟んでいます」
「気に入ったステッカーやシールでアレンジしています」
「市販のペンホルダーシールを貼ってみました」……etc.

手帖をもっと自分らしく使うために、
みなさんがしているちいさなアイデアや工夫を、
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11月22日(金)までに、「手帖カスタマイズ」というタイトルで
下記↓のアドレス宛に、
selfcleaningdiary@gmail.com
◎お名前(ペンネームで可)
◎カスタマイズしている箇所の画像
◎どんな工夫をしているのかを説明するするコメント
をお送りください。

ご応募された方の中で、抽選で2名様に、
服部みれいさんのエッセイ『自由な自分になる本』を
プレゼントいたします。

また、お送りいただいたカスタマイズアイデアは、
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『あたらしい自分になる手帖』の好評コンテンツのひとつが、
マンスリーカレンダーの左にあるコラム、「季節のヒント」。
2014年版では、ささたくやさんが
いろいろなアイデアを紹介してくださっています。

パラパラとページをめくっていたときに
目に止まったのが、2013年12月の「季節のヒント」。
そこには消しゴムハンコのつくり方が。
そういえば、そろそろ年賀状の季節……。

ということで、今週は、消しゴムハンコにチャレンジします!

***


◎ささたくやさんの消しゴムハンコ

季節のヒント」では、ささたくやさんが実践していることが、
ふんだんに織り込まれているのですが、
消しゴムハンコも、さささんが以前からつくっていて、
あちこちに押していたもの。
そのコレクションを見せていただきました。


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すごく味があって、かわいいですよね!
さささんは、これらのハンコを、
フードイベントのときに使うメニュー表やはし袋、
自作(製本もお手製!)のレシピ本の表紙に押したりしています。


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版画のような趣のあるタッチはもちろん、
くじらや山脈といったモチーフにも、
さささんの個性が表れていて、素敵です。

◎いざ、チャレンジ!

さささんのハンココレクションを見せていただいてから数日後、
東急ハンズの文具コーナーで「消しゴムはんこ、ことはじめSET」
というキットを見つけました。

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消しゴムハンコづくりで必要な、
◎はんけしくん(消しゴム)
◎彫刻刀
◎トレーシングペーパー
◎スタンプインキ
などがセットになっていて、初心者にはぴったり。

これなら、私でもできるかも…と思って、
年賀状にも使えるように、馬のモチーフで
つくってみることにしました。

まず、トレーシングペーパーにえんぴつで図案を描きます。
いちおう、ユニコーンのつもり…です!


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そして、描いた絵を下にして、消しゴムにのせて、
上からこすりつけます。


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そうすると、絵を消しゴムに転写できるのです。
なお、「ことはじめSET」についていたアドバイスBOOKによると、
あらかじめ消しゴムにスタンプインキなどで色をつけて洗うと、
うっすら色が残り、削った箇所がわかりやすいそう。
実際やってみましたが、見分けがつきやすくてよかったです。


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次はさささんからのアドバイス。
鉛筆の線だと細いので、油性ペンなどで図案をなぞって線を太くすると
削りやすくなるそう。
私は家に油性ペンがなかったので、太芯の鉛筆で線を太くしました。


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そして、彫りやすいようにカッターで余白をカット。


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ここまで準備が終わったら、彫刻刀で削り始めます!


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素人のくせに、細かい線が多い図案にしてしまったので
思い通りにできなかったり、うっかり線を削ってしまったりしましたが、
「いやいや、ラフな感じでいいね」と自分に言い聞かせ(笑)
なんとか、完成!!


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大きい画像だとアラが目立つので、控えめなサイズで公開しました…。
ユニコーンかどうかはともかく、馬というのは伝わりますかね…。
でも、出来はともあれ、
自分でつくったと思うと、愛着がわきます☆


***

消しゴムはとってもやわらかいから、
力を入れなくても彫れて、
女子でもらくらくつくれます。
今回は、絵を描いたりするのに手間取りましたが、
彫る工程は30分足らずでできてしまいました。

年賀状はもちろん、手紙や、ちょっとしたメモに押すとか
使い道はたくさんありそうです。
みなさんもお気軽に試してみてくださいね。

そして、下記の募集にご応募くださったみなさま、
たのしい投稿、ありがとうございました~。
好評につき、もう1週、延長します!
どうぞふるってご参加ください。

***

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いよいよ11月!
早いもので、2013年も、あと2か月。
今年はどんな年だったか、振り返りながら
手帖をつけてみるのも、おすすめです。

今週は、先週に引き続き、
2014年版の手帖のコンテンツの「やってみた」レポート。
ちいさなファームにチャレンジします!

***

◎準備編

『あたらしい自分になる手帖』2014年版の特集記事では、
「農」をテーマに、キュレーターの石田紀佳さんに、
ベランダでもできる自家菜園のつくりかたを教えてもらいました。

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いままで、多くの植物を枯らしてきた私ですが、
自分で自分の食べるものをつくる、ということをやってみたくて、
種まきをすることにしました。

紀佳さんのアドバイスにそって、
小さめのプランター、受け皿、水やり道具を揃えます。

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水やり道具は、じょうろがない場合、
霧吹きやコーヒーポットで代用できるそうなので、
家にあるもので間に合わせます。


ついでに、鉢穴用の網がない場合、
タマネギなどが入っているネットを重ねて敷いても
OKとのことだったので、それを利用しています。

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初心者にとって、揃えるものが少ないというのは
ありがたいものですよね。

土はスーパーで買った培養土を利用することに。
紀佳さんがおすすめの土やさん、「畑懐」の土も入手できたので、
土が目減りしたら、追加しようかな、と思っています。
種も、紀佳さんおすすめの「たねの森」のものを購入しました。

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◎いよいよ種まき!

私の買った種が、あまり気温が高いと、発芽しにくいものだったので、
暑さがおさまった秋の日に、種まきをおこないました。


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ベランダに置いて、表面が湿らないように、
毎日霧吹きで水やりをしていたのですが……
なかなか芽がでない!

急に気温が下がったから、外は寒いのかな~と思い、
室内の、陽当たりのいい場所に移動させました。
そして、種まき後5日目。
土の表面を眺めていたら、小さな芽がでているのを発見!!


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この時のうれしさといったら!
服部みれいさんが、プランター栽培をやった感想として
「ペットみたいですごくかわいい」と言っていましたが、
その気持ち、よーくわかりました。

この日以降、順調に発芽が続きました。
日に日にスプラウトが増えていくのがわかるでしょうか?

<6日目>
あたらしい自分になる手帖ブログ

<7日目>
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<8日目>
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<9日目>
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<10日目>
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スプラウトが増えすぎたので、そろそろ間引きが必要に。
煮物に添えてみました。
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朝などは、ただ摘んで、そのまま食べてしまうことも。
贔屓目かもしれませんが、それでも十分においしく感じます。

これからは、間引きを続けながら、
ベビーリーフになるまで育てようと思っています!

***

種巻きの後から、
朝起きると、まず水やりをするのが習慣となりました。
外界の自然とともに、プランターの中も
毎日移り変わっていくのが、おもしろい。

本格的にやっている方からしたら、
ちいさなチャレンジですが、
とにかく理屈を超えた、たのしさがあるので、
実践される方が増えるといいな、と思います。

お住まいの場所にもよりますが、
外はだいぶ寒くなってきたので
これからは、発芽適温の低い種を選んで、
室内の日当たりのいい場所で育てみるといいかもしれません。

***

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あと、もう少しで11月。
『あたらしい自分になる手帖』2014年版の
使いはじめの時期です!

2013年版をお使いの方は、12月までカレンダーが続くので、
そのまま続行してお使いになっても、
2014年版の手帖に移行されるのでも、
いまの状況やお気持ちで選んでくださいね。

先週まで、服部みれいさんのインタビューをお送りしていましたが、
いかがでしたでしょうか?
今週からは一足先に、2014年版の手帖のコンテンツを
「やってみた」レポートをお送りします。

***

◎まずは基本のごはんから


先日のブログでお知らせしたように、
2014年版の手帖では、「弓田ごはん」をご紹介しています。

もうご存知の方も多いかと思いますが、
「弓田ごはん」は、パティシエの弓田亨さんが開発した、
日本に古くから伝わる材料や調理法をベースにした料理で、
『マーマーマガジン vol.18』の特集を読んで以来、
ずっと気になっていたのでした。

今回、手帖を変えるのを機に、食生活も見直してみようと思い、
「弓田ごはん」にチャレンジしてみました。
まずは、『あたらしい自分になる手帖』で紹介している、
「タイ米入りごはん」。

あらたに購入したのは、こちら。

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タイ米とアーモンドは食材店で。
いりこは瀬戸内に旅行に行った時に買いました。

その後、アーモンドは皮を剥いて刻んだものを入れる、というのに気づき、
あわてて刻みアーモンドを購入。
食材店の製菓コーナーで見つかりました。


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タイ米、アーモンド、いりこ、オリーブオイル、塩…etc.
これまでのごはんの概念が変わるような材料を、炊飯器に投入。
お米も研がないので、水が白濁しています。
どきどき。

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炊いている最中に、タイ米と出汁のとってもいい香りが。
それだけで幸せな気分になります。
そして、無事に完成!
基本は炊飯器で炊くだけなので、とっても簡単でした。


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実際に食べてみると……おいしい!
うまみがしっかりあって、満足感があるので
おかずなしでもごはんが進みます。
何より、いままで健康食に興味のなかった家族も、
「おいしい!」と言っておかわりしたのが、印象的でした。



◎すっかりハマった、弓田ごはん


一度うまくいくと、どんどん作りたくなるもの。
この日は『マーマーマガジン vol.18』でも紹介されていた、
ひじきごはん。


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すごく豊かな味わい!
ボリューム満点なので、このごはんと、汁物と漬け物だけでも
十分なんじゃないかな、と思います。

こちらは、菜飯。


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弓田ごはんのテキスト『新版 ごはんとおかずのルネサンス 基本編』
(弓田亨・椎名眞知子=著 イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ企画=刊)に、
出ていたレシピです。
(弓田ごはんに興味のある方は、この本、ぜひ、おすすめです!)
大きめに切った里芋がおいしい!
あく抜きや下ゆではしない、というのが、弓田ごはんのルールなのですが、
菜飯に入れた里芋も、下茹でしなくてすむので、楽ちんでした。


この日は、基本のタイ米入りごはん。
粒アーモンド、せっかく買ってしまったので、そのまま入れてしまいました(笑)
これが、案外おいしくて!


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このごはんに、以前、『マーマーマガジン』編集部でごちそうになって
気に入ってしまった「ごもく納豆」をかけていただきました。
「ごもく納豆」はひじきや梅干し、ゴマなど
たくさんの材料を入れたもので、食べごたえがあります。


弓田ごはんでは、砂糖やみりんを使わないかわりに
いりこや昆布、干し椎茸、切り干し大根など、さまざまな乾物を使って
風味豊かな出汁をとるのですが
(出汁のとりかたも手帖で紹介しています)、
お味噌汁や煮物に使うと、とってもおいしい。
この日つくったのは、なすの煮物。

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弓田先生が主宰されているイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの
ホームページで紹介されているレシピです。
http://www.ilpleut.co.jp/gohan/recipe/

味付けは塩としょうゆだけなのですが、
出汁の豊かな風味で、深いあじわいが。
ほっとするような、なつかしいようなおいしさでした。

***
弓田ごはんは、出汁をとるのに時間はかかりますが、
調理自体は簡単。
米をとぐ、あくをとる、下茹でするなどの作業が省けるので
慣れてくると、とっても楽です。

私は朝、会社に行く前に
水と出汁の材料をポットにいれ、冷蔵庫に入れています。
お米も、朝、いりこ入りの水に浸水させて冷蔵庫に入れています。
帰宅後、すぐ料理にとりかかれるので、おすすめです。
(お昼ごはんに作りたい方は、前日、寝る前に仕込むのでも)

手帖を変えると、気持ちが一新されるもの。
この機会に、料理だったり、習慣だったり、
あたらしいことを取り入れてみてはいかがでしょう?
ぜひ、弓田ごはんもお試しくださいね。

***

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11月が近づいてきましたね。
もうすでに『あたらしい自分になる手帖』をお持ちの方は、
どんなふうに使おうか、考えていらっしゃるころでしょうか。
計画を立てる時間もまた、たのしいものですよね。

今週は、服部みれいさんインタビューの最終回。
手帖の使い方について、お話を伺ってきました。

***


◎想像を超えるような、あたらしい自分と出会う


編集N 毎年お聞きしていますが、2014年はどんなふうにこの手帖を使おうと思っていらっしゃいますか?

服部 「自分の中にきらめくような星を感じて」というサブタイトルのとおり、わたしもひらめきだったり、気づきだったりを記録する手帖にしたいな、と思っています。「あっ」と思っても、忘れちゃうようなことってありますよね。


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編集N 頭から消えちゃうんですよね。でも、それがけっこう大事なことだったりして。

服部 そう! それを消える前にパッと書く。そういう使い方をしたいですね。わたし自身も、もっと気づきを深めていきたいし。たとえばなにか問題が起こったときに、「あ~、もうなんかやだ」とか「なんでこんなこと人からいわれるんだろう」といったふうに、単純に反応してしまうことってありますよね。

編集N しょっちゅう(笑)

服部 それを、ホ・オポノポノの考え方にならって「これは何の記憶が表れているんだろう」と考えてみるとか、「冷えとりでいうとこれは毒出しだな」と立ち止まって考えてみたりする。

編集N そうすると、「あ、これはこういうことだったのかも」という気づきがありますよね。

服部 そうそう。あと、本を読んだりして「これはいいフレーズだな」と思うこともありますよね。そういった気づきを深めて、記していきたいですね、2014年は。わたし自身いま、自分が大きな変わり目にいるのを感じていて。次のステップに成長するような気づきを、自分で自分に教えてあげたいかな。それには、ちょっと手を動かさないといけない気がするんです。

編集N 手帖に書きとめたり。

服部 そう。やっぱり自分と向き合うことが必要ですし。常に常に自分がどうしたいか、どうありたいか、どんな自分でいたいかっていうのをふりかえる手帖にしたいです。わたしもまだ、それがちゃんとできていないから。

編集N いえいえ、そんな。

服部 いや、ほんとうに。この手帖をつくっているからって、自分がそこに書かれた内容をできているというわけじゃないですから(笑)。 わたしもみなさんと同じで、この手帖を活用しながら成長していきたいんです。

編集N 自分で問題集をつくって、その問題を自分も解く、みたいな。

服部 よく、あたらしくなる過程を旅に例えるんだけど、それはもう、死ぬまで延々と続く旅みたいなものなんですよね。わたしももっとあたらしくなるために、この手帖を使いたいな、と思って。

編集N 絶えずあたらしい出来事は起きますものね。

服部 そう。自分が成長させてもらったら、成長した自分に見合うなにかがまた起こるものなんです。そういうふうにあたらしく自分の目の前に現れてくるいろいろな課題や、おもしろいことによって、気づきを深めて、進化したいですし、そうやって、自分では想像もできないような自分に出会ってみたいですよね。1年後は思いもよらない状態になっているかもしれないし、全然違うところに住んでいるかもしれない。だって、わたし、1年前は自分が結婚するなんて、思っていませんでしたから。

編集N ほんとうに。電撃結婚でした。

服部 まだ、夫に出会ってもいないですからね。1年前の今日は。それがいまは、一緒にものをつくったり、結婚生活を送ったりしている。ほんとうに人生って、なにが起こるかわからないと思います。

編集N 結婚に転職に引っ越し……いろいろな変わり目がありますよね。

服部 読者の方も、転職なさるかもしれないし、ビックリするようないいことが起こるのかもしれない。ただ、ひとついえるのは、それは日々の延長線上だということなんですよね。自分で、勇気を持って自分のことを決める。その積み重ねが、あたらしい自分をつくっていくんです。そのための練習をこの手帖でできるといいですよね。練習だから、なにを書いたっていいんだし。

編集N 別に人に読ませるものじゃないから。

服部 そう。だから「今年は朗らかに過ごすぞ」と思っても、そうできない日があっていいんです。

編集N そうですよね。

服部 でも、決めないよりは決めたほうがいいと思う。できる/できないかはともかく。一回決めると、やるかやらないかにつながると思います。



◎大切なのは、やってみること

編集N やるかやらないかといえば、「できないんだったらやる意味がない」ということをいう人もいますよね。

服部 それは、ずいぶんネガティブですね。

編集N はい……。

服部 そういうことじゃないですよね。達成感につながるから、結果もときには大事なんだけど、やっぱり経験そのものに意味があるわけで。せっかくやったのに台無しになったら喪失感のほうが大きいですけど、でも、そういってやらないのは、もっともったいないですよね。

編集N なにもしない時間がもったいないですよね。なにもしないよりはしたほうが絶対……。

服部 いいと思います。ちょっと考えてみていただきたいんですが、100年後は、ほとんど誰も肉体がないんですよ。Nさんもこの世にいないし、わたしもいない。じゃあ、こうやって一生懸命手帖をつくったり、インタビューをしたりしているのが無駄かっていったら、そんなことはないですよね?

編集N そうですよね。

服部 みんなこの世を、いろんな感情を味わうために生まれてきているそうなんです。泣いたり笑ったり、ありとあらゆる感情を体験しに、こうやって生まれてきている。できるかできないかじゃなくて、それも含めていろいろな感情を味わうことに意味があるんだから、気楽に楽しめばいいと思います。肉体がなくなったら、今のような感情は持てなくなるみたいですし。みんなプレイみたいなものだとつくづく思うんですよね。

編集N プレイ(笑)

服部 そう。プレイ。体験を味わうんです。せっかく映画館に入って映画を見ているんだったら、その映画にのめりこんでたのしめばいいのに、って思いませんか?

編集N 「意味がある/ない」というのは、すごくナンセンスな話だっていうことですね。

服部 そうですね。「正しい/正しくない」もそう。とにかく目の前のことを一生懸命やることが大事なんだと思います。誰かのことを好きなら、一生懸命愛したらいいし、仕事も一生懸命やればいい。そこで「わあ、わたしはこれができなかった」とか、「これはうまくいった!」とか、いろいろな体験を重ねたらいいんじゃないかな。悔し泣きするようなこともあるかもしれないけれど、それそのものが生きているってことでしょう?

編集N そうですね。

服部 といっても、苦しむのがいいとも思ってないんですよ。ただ、すべてが必要な体験だというだけだから、物事の表面を見て深刻になったり、自暴自棄になったりするのではなく、どこかで引いた目線を持って、気楽にやれたらいいですよね。

編集N いいことも、つらいことも、ただあるがままの状態をたのしんで生きていくということですね。

服部 なにか問題が起きると「もうやだ!」と感情的になったり、周囲のせいにしたくなったりしますけど、結局は、自分が世界をどう見るかがすべてなんだと思うんです。その問題から自分自身の思考パターンや傾向に気づけたら、あたらしい自分への一歩につながりますよね。

編集N 反省したり、工夫したり。

服部 あとは、そういう思考パターンを手放して、自分を解放するとか。そのために自分をちゃんと点検するとか、自分を知ることが大事になってくるわけです。

編集N 先日のインタビューで、少しの時間でもいいから、定期的に自分を見つめて、ふりかえる機会が必要とおっしゃっていましたが、それがここにつながるんですね。

服部 そう、「あたらしい自分」というものは人それぞれで、絶対的な答えがこの手帖に書かれているわけではないですよね。それは自分で見つけていくものだと思います。この手帖では、そこに至るまでの道中で起こるいろいろなことを味わい、たのしみながら、自分らしく旅を続けるためのヒントを感じ取ってもらえたら、と思っています。その伴走役をさせていただくというか。

編集N 最終的には、自分自身でつくりあげていく手帖ということですね。

服部 はい。そのヒントを受けて、なにをするか決めるのも、やるのも自分ですから。まずはやってみることから、スタートするんです。100人いれば100通りの手帖になる、それがこの手帖なんだと思います。


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***

毎年、この手帖インタビューは
思いがけず深い内容になったりするのですが、
今回「体験を味わう」というお話が、とても印象に残りました。

毎日、いろいろなことが起こりますが、
表面的に見て一喜一憂するのではなく、
すべてを、自分を知るためのヒントととらえて、
いまを生きることに集中していきたいな、と心から思いました。

手帖をどんなふうに使うかを考えることは、
2014年をどんなふうに過ごすかにも、つながってくるはず。
ぜひ、みなさんも、思いを巡らせてみてくださいね。

次週からは、今年の手帖の特集にクローズアップして
わたしの体験記をお送りしようと思います。

***

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