学習ジム・コーチの堀です。
今回は
「3つの学年・3つの年齢」
についてお話します。子どもを指導す
るときに気をつけないといけないのが
子どもには3つの学年・3つの年齢が
あることです。
これが実は
「受験にも大きく関係」
します。大抵の人は
「2つの学年」
については知っています。2つの学年
とは
「社会的な学年」
「学力レベルの学年」
です。
1つ目の「社会的な学年・年齢」では
、一般的に
「今何年生?」
と聞くと、
「小学5年生」
「高校2年生」
と答えるものです。これに基づいて学
校に通っています。
次はあまり表には出ませんが、指導
しているとよくわかる
「学力の学年」
です。例えば、中2でも方程式ができ
なかったら
「中1の方程式」
に戻ってやらないといけないので、学
力的には
「中1」
です。これが「学力の学年」です。
実際に点数が極端に低い子は学年を下
げて指導しないとわからないことがあ
ります。
「小学校のこともわからない」
のは、
「学力学年が低い」
のです。そして、もう1つ。指導する
側も気づきにくいのが
「精神年齢の学年」
です。学力については、
「できない学年について戻らないと」
とわかりますが、もう一つ重要なこと
は
「精神学年=精神年齢」
です。例えば、パソコン1つにしても、
トラブルが起きたら対応はご家庭に
よって違います。
1つは
「子どもにさせる家」
これは小学生でも親は子どもにさせる
ときがあります。親に聞くと
「私はわからないので子どもに」
と小学生相手に私が話をします。小5
でも説明すると
「はい。わかりました」
と自分でやります。逆に高校生でも
「親がやってしまう」
家もあります。トラブルになったら
「お父さん、お母さん」
と親を呼んでやってもらう場合です。
「それはパソコンの得手、不得手
があるのではないの?」
というのがあるか知れません。
「もちろん、それもあります」
ですが、基本的には
「ほとんど子どものことで親が関与
する」
家と
「親が子どもに任せる家」
があるのです。それが
「子どもの精神学年」
にお影響します。これは勉強でも同じ。
精神学年が高い子は
「自分で調べる」
「自分でやってみる」
とまずは自分でやるという癖がついて
います。
今はネットも発達していますのでドン
ドン調べています。
また、勉強法も自分で調べて工夫して
やっています。そして、私には
「アドバイス」
を求めます。勉強も自分でやるの
「費用も安く済む」
のです。それが
「精神学年が高い子」
です。これは学年と多少は関係ありま
すが、子どもの育て方と環境によりま
す。
小学生でも、親が子に任せたり、子ども
がやらないといけない環境だったりだと
「自立した子ども」
に育ちます。逆に
「高校生」
と言われる子でも
「精神学年は小学生」
と言うの子もいるのです。
「一緒にやらないとできない」
「自分で調べることもしない」
とにかく
「やってもらわないとできない」
のです。ここでは
「社会的学年と一致していない」
ことに気をつけないいけません。
高校生でも
「ここをやっておいて」
と言っても1人ではできないのです。
一緒にやらないと。
通常の先生だと
「高校生なのに」
と思うかも知れません。ですが、
「学力学年」「精神学年」
と尺度を使うと
「仕方がない」
となるのです。
社会的学年・・・高2
学力的学年・・・中2
精神的学年・・・小学生
何てなるのです。小学生であれば
「一緒にしようか?」
となるのです。もちろん、ある程度学
力が上がるとその逆もあります。
社会的学年・・・小5
学力的学年・・・中2
精神的学年・・・大人
です。小学生でもうまくいけかなく
ても粘り強く取り組みます。
これは逆に大人でもうまくいけかなかっ
たら、周りに当たり散らすは
社会的学年・・・大人
精神的学年・・・小学生
だからです。指導で難しいのはこの
「3つの学年があること」
です。よく中学受験でうまくいけき、
そのあともうまくいくのは
「学力学年」「精神学年」
が高いときです。
「学力学年」
については親は気にしますが(中学受
験では内容は中3の内容をやっている)
「精神学年」
についてはあまり気にしないのです。
例えば、中学受験でうまくいくのは
「自立心がなく親の言うとおりする」
場合もうまくいけきます。ですが、その
あと「精神学年」が上がらないとその
後失速します。
精神学年が上がっていくと
「自分で目標を探し」
「自分で計画を立て」
「感情をコントロール」
できるようになってきます。もちろん、
失敗もありますが、それでもそこから
学んでいきます。
あなたのお子さんは3つの学年は何で
すか?
以下友達を追加してくださいね。
追加してもらった方には 「子どものやる気を引き出した事例集」が手に入ります。