「海運業界の大物」が、小倉2歳Sで勝負を懸ける理由とは… | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

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全国の競馬ファンの皆さん、おはようございます。
小西聖一と申します。



田村康仁厩舎のグロンディオーズ(牡3歳・父ルーラーシップ)は、次走の予定が10月21日(日)の菊花賞です。

この馬は、2013年の目黒記念を勝ったムスカテール(牡・父マヤノトップガン)が半兄で、2000年の札幌記念など、重賞を3勝しているダイワカーリアン(牡・父カーリアン)が叔父にいる血統なんですよ。

今年の2月にデビューしたグロンディオーズは、

新馬戦(東京・芝1600m)→1着
3歳500万下(中山・芝1800m)→3着
3歳500万下(東京・芝2400m)→1着
信濃川特別→(新潟・芝2000m)1着

と、4戦全部で馬券に絡んでいます。

前走の信濃川特別では、スタートを決めて3番手に付けると、道中はキッチリ折り合ってレースを運んで、直線で豪快に伸びて、2着のメルヴィンカズマに3馬身差を付けて勝っていました。

このレースの後、乗っていたルメール君が、

「跳びが大きくてスタミナがあって、いいペースを維持できます。長い距離も問題ないでしょうし、これからまだまだ良くなると思います」

と話していましたし、管理している田村先生も、

「少し出負けしましたが、すぐにいい位置を取って直線で突き抜けてくれましたので、自信になりました。距離は長ければ長いほどいいと思います。パワーは凄いものを持っている馬です」

と話していました。

グロンディオーズを管理している田村康仁先生は、1986年のセントライト記念や、1988年のアルゼンチン共和国杯を勝ったレジェンドテイオーなどを育てた田村駿仁(しゅんじ)さんの息子さんで、お爺さんは1939年の中山牝馬特別を勝ったソールレデイを育てた田村仁三郎(にさぶろう)さんという、「筋金入りの競馬一家」で育っていますね。

1986年の11月から、康仁先生は、田中和夫さんの厩舎で調教助手をやって経験を積んでいました。

田中和夫厩舎と言えば、1965年のオークスを勝ったベロナなどを育てたことで有名ですね。

1997年に調教師の試験に受かった康仁先生は、1998年に自分の厩舎を開業して、2015年には、メジャーエンブレムを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っていましたし、一昨年は、同じメジャーエンブレムでNHKマイルCを勝つなど、29勝を上げて、「5億1175万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。

でも、去年は、「24勝・獲得賞金3億3096万円」という成績で、一昨年の数字を大きく下回ってしまいましたから、今年は、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってからは、先週までに25勝を上げて「3億3906万円」を稼いで、もう去年の成績を上回っていますけど、今までで一番だった一昨年の賞金を超えるためには、年末までに、あと「1億7269万円」を稼がないといけませんから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。

ですから、他の馬はもちろんのこと、菊花賞に向けて、康仁先生がグロンディオーズをどう仕上げてくるのか、しっかり見極めて、馬券に活かしたいと思っています。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。


馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、栗東の本田優厩舎が小倉2歳Sに使う、吉岡實(みのる)オーナーの持ち馬ルチアーナミノルについて、よく私に美味しい情報を教えてくれる、「馬主のJさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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吉岡實オーナーは、広島県福山市に拠点を構え、主に海運関連の業務を手掛けている、「マルヨシ物産株式会社」の代表取締役を務めております。

同社は、1972年に設立され、主な実績としては、「中国電力株式会社」が、火力発電所に於いて発生する石炭灰の海上輸送を効率的に行うため、2002年に就航させた専用船、「ツーナス」の運行管理を担当していたことが挙げられ、私が聞いた話によれば、同船の就航により、年間で約1億円の輸送コスト削減が実現したとのことです。

また、吉岡オーナーは、「全国内航船輸送海運組合」の副会長を務めていたことや、2010年に「黄綬褒章」(おうじゅほうしょう)を受章した経歴などから、多くの方が「海運業界の重要人物」と認めているのでしょう。

なお、馬主としての吉岡オーナーは、確か2007年から馬を走らせ始め、現在までに60頭近くを所有しており、一昨年までの5年間は、

2012年→2勝・獲得賞金2085万円
2013年→3勝・獲得賞金3046万円
2014年→6勝・獲得賞金8326万円
2015年→4勝・獲得賞金1億1893万円
2016年→16勝・獲得賞金2億9110万円

という形で順調に獲得賞金を伸ばしておりました。

そして、昨年は更に勢いが増し、レーヌミノルを出走させた桜花賞で初めてのGI勝ちを飾るなど、12勝を上げ、過去最高となる「4億0019万円」の賞金を獲得しております。

ただ、今年に入ってからは、エテルナミノルが愛知杯を制しているものの、他の馬があまり活躍できていないため、先週までが「4勝・獲得賞金1億70089万円」という成績で、獲得賞金が昨年の3割にも達していないことから、現在の吉岡オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、少しでも昨年のペースに近付けたい」と考えているのでしょう。

また、吉岡オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
■7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→1頭を1944万円で落札

と、計2頭を総額5724万円で落札していた上、今年も、

■7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億0260万円で落札
■8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を648万円で落札

と、計5頭を総額1億0908万円で落札しておりますので、現在は、「セールに使った資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。(落札金額は全て税込)

このような中、本日は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の小倉2歳Sにルチアーナミノルを出走させますので、私が吉岡オーナーでしたら、この馬を預けている本田先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示する筈です。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「29日(水)、坂路に入れられて、4Fが56秒2、終いの1Fが12秒3っちゅう時計を馬なりで出しとりました。時計は地味なもんやったけど、脚捌きに硬さはなくて、追い切った後も歩様がスムーズやったんで、力を出せるデキに仕上がったんやろう」

という報告でしたから、好レースが期待できるでしょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

栗東の本田優厩舎が小倉2歳Sに使う、吉岡實オーナーの持ち馬ルチアーナミノルについて、「馬主のJさん」から届いた報告は以上です。

また、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也(みつや)のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。