札幌2歳Sでは、「赤坂のゴルフ社長」の持ち馬に注目です | 小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

小西聖一(元調教助手・元厩務員)のブログ

調教助手として、厩務員として、競馬と長く関わってきた私が、ファンの皆様に「役立つ情報」をお伝えしたいと思って始めました。

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全国の競馬ファンの皆さん、おはようございます。
小西聖一と申します。



武井亮厩舎のアマーティ(牝2歳・父ルーラーシップ)は、次走の予定が、10月6日(土)のサウジアラビアRC(東京・芝1600m)です。

この馬は、母系をたどると、1989年のハリウッドターフカップSとサンルイレイS(共にアメリカのG1)などを勝ったフランクリーパーフェクトがいる血統なんですよ。

8月12日(日)の新馬戦(新潟・芝1600m)では、スタートを決めて中団でレースを運んで、直線は外から豪快に伸びて、メンバー最速の上がり「33秒3」で、2着のノーブルスコアにコンマ2秒差を付けて勝ち上がりました。

乗っていた三浦君は、レースの後、

「うまくゲートを出てリラックスして走ってくれて、一杯に追わなくてもいい反応でした。テンションを上げずに勝てたのは何よりですし、全ての面で我慢して走ってくれました。次も楽しみです」

と話していましたね。

アマーティは、新馬戦の後、「ノーザンファーム天栄」(福島県岩瀬郡天栄村)で放牧されています。

この馬を管理している武井先生は、駿台甲府高校(山梨県甲府市)を卒業した後、1年間浪人してから、北海道大学(札幌市北区)の獣医学部に入学していて、馬術部に入っていました。

大学を卒業した後は、「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)で騎乗従業員をやって、2007年に競馬学校の厩務員課程に入ったんですよ。

その後、武井先生は、2008年の1月から、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎(1998年のジャパンCを勝ったエルコンドルパサーなどを管理)で厩務員をやった後、高木登厩舎(一昨年のチャンピオンズCを勝ったサウンドトゥルーなどを管理)や、和田正道厩舎(2006年の新潟記念を勝ったトップガンジョーなどを管理)で調教助手をやって経験を積んでいましたね。

そして、2013年に調教師の試験に受かって、2014年の3月に自分の厩舎を開業してから、

2014年→13勝・獲得賞金1億6827万円
2015年→20勝・獲得賞金2億2875万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8173万円
2017年→21勝・獲得賞金3億2646万円

と、順調に勝ち星と賞金を積み重ねていますし、今年に入ってからも、先週までに「15勝・獲得賞金2億7292万円」という数字を残しています。

でも、先生の厩舎は、一昨年、リエノテソーロで交流重賞のエーデルワイス賞と全日本2歳優駿を勝っていますけど、JRAの重賞はまだ勝てていませんから、きっと今は、「早くJRAでも重賞を勝ちたい」と考えている筈ですよ。

ですから、サウジアラビアRCに向けて、武井先生がアマーティをどう仕上げてくるのか、しっかり見極めて、馬券に活かしたいと思っています。

ここからは、昨日までも書いていますけど、もっと皆さんに私のことを知ってもらえるよう、自分自身について、改めて詳しく書いておきますね。

私は、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業してから、中央競馬で調教助手と厩務員をやっていました。

昔の写真を載せておきますね。


馬の前に立っているのが私です。

競馬の世界で働くようになったきっかけは、父が騎手と調教師をやっていたからです。

私の父は小西喜蔵という名前で、長く競馬をやっている方でしたら、きっと知っていると思います。

何しろ父は、まず騎手として、セントライトで1941年の牡馬クラシック三冠を勝っていますし、調教師としても、1957年の菊花賞を勝ったラプソデーや、1961年の天皇賞・秋を勝ったタカマガハラや、1965年の有馬記念でシンザンの2着だったミハルカスなど、走る馬を何頭も育て上げていますからね。

その息子として生まれた私が競馬の世界に入ったのは、ごくごく当たり前のことでした。

私は、大学を卒業してから、すぐ父の厩舎に調教助手として入り、1989年の3月に父が定年で引退するまで、ずっと小西喜蔵厩舎にいました。

先ほど書いた通りで、父は、騎手と調教師として、私が大学を卒業するまでに、もう素晴らしい実績を残していましたから、その厩舎に私が入ってから、馬について父から教わったことは、とても役に立ちましたね。

私は、父が定年で引退した後も、
5年ほど、佐藤林次郎厩舎に厩務員として所属
3ヶ月ほど、高市圭二厩舎に厩務員として所属
4年ほど、嶋田功厩舎に厩務員として所属
といった形で厩舎の仕事を続けましたが、こうやって、ずっと馬に関わる仕事ができたのは、父から色々なことを教わっていたからなのでしょう。

そして今回は、高木登厩舎が札幌2歳Sに使う、西山茂行オーナーの持ち馬ニシノデイジーについて、よく私に美味しい情報を教えてくれる、「馬主のOさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。

同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡棚倉町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。

また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評を得ているようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。

そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。

ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。

ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(昨年の菊花賞馬キセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。

西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬で言えば、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンなどが挙げられ、現役の馬で言えば、一昨年と昨年の京阪杯を連覇したネロや、昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイなどが挙げられるでしょう。

2005年には、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残していた上、昨年も、セイウンコウセイで高松宮記念を制するなど、「26勝・獲得賞金5億2448万円」というまずまずの成績を残しておりました。

ただ、今年に入ってから先週までは、「21勝・獲得賞金3億1679万円」という成績で、昨年の同時期(8月4週目まで)の「21勝・獲得賞金3億7821万円」と比べて、勝ち星は同じであるものの、賞金は「6142万円」も下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、少しでも昨年のペースに近付けたい」と考えている筈です。

また、西山オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■「千葉サラブレッドセール」→計1頭を1296万円で落札
■「HBAトレーニングセール」→計2頭を2721万6000円で落札
■「セレクトセール」→計1頭を3456万円で落札
■「HBAオータムセール」→計1頭を432万円で落札

と、計5頭を総額7905万6000円で落札していた上、今年も、

■「HBAトレーニングセール」→2頭を3240万円で落札
■「セレクトセール」→3頭を4968万円で落札

と、計5頭を総額8208万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)

もちろん、昨年までの状況を踏まえると、10月1日(月)~3日(水)に行われる「HBAオータムセール」に於いても何頭かを落札する可能性が高く、現在は、「これまでのセールで使った資金の回収ペースを早めたい」、「潤沢な資金で今後のセールに臨みたい」とも考えているのでしょう。

そういった中、本日は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の札幌2歳Sにニシノデイジーを出走させますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている高木先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示する筈です。

実際、札幌にいる調教師情報部の方に最終追い切りの内容を確認したところ、

「29日(水)、レースでも乗る勝浦君がダートに入れて、5Fが68秒3、終いの1Fが12秒3という時計を馬なりで出していました。22日(水)に、函館のウッドでしっかりと負荷を掛けていましたので、時計はこれで十分なんでしょうし、追い切った後の息の入りも早かったので、力を出せるデキに仕上がっているんでしょうね」

との報告でした。

という訳で、この馬が上位に食い込んでくれることを期待しております。

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高木登厩舎が札幌2歳Sに使う、西山茂行オーナーの持ち馬ニシノデイジーについて、「馬主のOさん」から届いた報告は以上です。

また、今の私は、「パーフェクトホースマンズ」に所属していて、ここでは、ホームページとブログなどで、馬券に役立つ色々な情報を公開しています。

ですから、このブログを読んでいる皆様は、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(のりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(よういち)さんや、元JRA調教助手の鎌田光也君のブログも読むと、もっといいことがある筈ですよ。

★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★

★ 元JRA馬主・小栗範恭(のりやす)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教師・山田要一(よういち)のブログはこちら ★

★ 元JRA調教助手・鎌田光也(みつや)のブログはこちら ★

では、また次回。

小西聖一でした。